マガジンのカバー画像

アレコレ楽書きessay

393
はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

そもそも幸運と不幸の基準って人それぞれなんだよね

そもそも幸運と不幸の基準って人それぞれなんだよね

ホロスコープと行動心理学を軸にした
エネルギーリーディングを
イタリアと日本でやっている。

どうにも違和感を感じることがある。

いい?わるい?

と聞かれる回数が多すぎる。
エネルギー状態の違いは
良し悪しの二択ではない。

昔ながらの占いなどに
記されている幸・不幸の尺度は
当然ながら人間の視点。

身体が丈夫で健康
家族仲が良い
友達に恵まれる
恋愛が上手くいく
受験や就職の希望が叶う

もっとみる
知ることで世界が変わり後戻りできない

知ることで世界が変わり後戻りできない

小学校初登校の日に
6年生が歓迎会をやってくれた。
「なんて読むでしょう?」
というクイズが出題された。

私は手を上げて「タト」と答えた。
黒板には「外」と書いてあった。

絵本が好きだったから
小学生になる前に
ひらがな・カタカナは
ひととおり読み書きができた。

今の子供達にとっては
あたりまえなのかもしれない。
だけど当時の田舎町では
小学校に通う前に
文字を読める子供は少なかった。

もっとみる
土曜出勤の密やかな楽しみ【カゴの中の鳥たちは扉から飛び立つ?カゴに戻る?】

土曜出勤の密やかな楽しみ【カゴの中の鳥たちは扉から飛び立つ?カゴに戻る?】

イタリア人もやるときはやる。
働くときは働く。

洋服の納品期日から逆算して
通常のペースでは間に合わないとき
休日臨時出勤の依頼がある。

命令ではない。
あくまでも「お願い」の形で
責任者が声をかけてくる。

土曜日に臨時稼働するときは
経営者が必ず朝ごはんを
用意して「ありがとう」という。
受け取る私達もありがとうと言う。

空回りの嘘っぽい
「ありがとう感謝しています」
ではなくて本当に心

もっとみる
身体が思い通りに変化している

身体が思い通りに変化している

白髪がちらほらと
顔を出すようになって
これからどうしようか
いろいろ考えていた。

主流にのって普通に染めることに
どうしても違和感があるから。

確かに白髪は老いの象徴。
それに抗う人間がたくさんいるので
髪を染める技術も方法も
数百年の間に格段に進歩した。

でも私は水を汚したくない。
髪を染める薬剤は排水口から
やがて海へ流れ出す。

生きているだけで
生活排水を流すのに
自分を若く見せる

もっとみる
泥沼にはまりました

泥沼にはまりました

ホントにハマった。
私ではなく愛車が。

週末降った雨が
傾斜のある駐車場の土を
泥土にしてしまった。

発車できなくて
きゅるきゅるとタイヤが
空回りするばかり。

摩擦力を上げるために
玄関の足拭きマットと
分厚いダンボール紙を
タイヤに噛ませた。

それでも発車できない。
お隣さんはまだ寝ている。

早起きのご近所さんに
助けてもらおう、と
庭から出たら
犬の散歩をしている男性が
おはよう、

もっとみる
死とセックスが怖い

死とセックスが怖い

あちこちで様々な発信を
拾い読みしていると
人が怖がるものの根底に
このふたつの事象への
畏怖感があるな、と感じる。

言い換えると「消滅」と「交わり」。

肉体的または精神的に
消えてしまうことと
深く他の人間と関わることを
極端に怖がっている。

身体のケアも人間関係も
そこそこの時間がかかる。
だから面倒くさい。
なので称賛や見返りを餌にする。

手を変え品を変え
古今東西で伝えられる
人生

もっとみる
詐欺に巻き込まれた長男と離婚後の団結と奇跡

詐欺に巻き込まれた長男と離婚後の団結と奇跡

先週長男が詐欺にひっかかかってしまった。

その後のあれこれについて長男と直接話をするために、元ダンナと暮らしている彼の家に立ち寄った。

ドアを開けたら元お義母さんと親戚の人がいた。元ダンナは退院したばかりで、思うように身体が動かない。彼のお見舞いに来ていたのだ。さくさくと毒舌で話す親戚の女性の話術も後押しして、いろんな話題で大笑いした。

なんと詐欺の直後に、長男の車も修理しなくちゃいけないら

もっとみる