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私のピアノ演奏を公開しています🎹ドビュッシー、シューマン、めずらしいスメタナなど、チェコ音楽もお楽しみいただけます☕
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#クラシック音楽

”ピアノが語る”演奏、宇都宮大学の先生よりうれしいコメントが届きました!

”ピアノが語る”演奏、宇都宮大学の先生よりうれしいコメントが届きました!

宇都宮大学で日本文化を教えていらっしゃる松井貴子先生が、私の演奏について、以下の素敵な文章を書いてくださいました。抜粋してご紹介します。

こんな風に、私の演奏が先生に届いたことが、本当にうれしいです。

松井先生は、先月開催した宇都宮大学での私のソロコンサートを企画してくださり、コンサートの後に、大学のワーキングペーパー(イベントの記録報告書)の中でこちらの文章を書いてくださいました。

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チャレンジしてみたから出会えた気持ち、プラハのピアニスト福田美穂コンサート@宇都宮大学を終えて

チャレンジしてみたから出会えた気持ち、プラハのピアニスト福田美穂コンサート@宇都宮大学を終えて

プラハのピアニスト福田美穂です。1月16日に、念願だった日本でのピアノソロコンサートができました。

会場は、宇都宮大学にある多目的ホール。

日本で自主企画でもなく、ソロコンサートができる日が来るなんて。私にとっては、ほとんど奇跡が起きたのと同じぐらいのことでした。

宇都宮出身でも宇都宮大学の卒業生でも何でもない、いわゆる、どこの馬の骨かわからない私にコンサートのお話をくれたのは、この大学で日

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2022年、年初めに聴きたいチェコの鬼才イェジェクのピアノ曲

♪この記事は、投稿後に一部編集済みです♪

こんにちは!新年明けましたね。今年2022年は、チェコを代表する鬼才作曲家、ヤロスラフ・イェジェク(1906ー1942)の没後80年にあたるアニバーサリーイヤーになります。1月1日がイェジェクの命日のため、元旦からチェコのラジオ局でも、特集が組まれていました。

イェジェクについては、note上で、これまでに色々と紹介させてもらいましたが、今回はチェコの
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〈恋する若者たち〉グラナドス

新しい録音が完成しました。この上なく悲しく、それでいて愛にあふれた言葉、誰も知らないこの世の不思議を教えてくれる、そんな作品です。スペイン、カタルーニャ地方生まれの作曲家、グラナドスが作った〈嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす〉という名前の曲です。謎めいたタイトルを難しく考えずに、気軽に聴いてくださいね。

去年、プラハにある小さな楽譜屋さんで、棚に飾られていたこの楽譜とパッと目が合いました。ずっと
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Chopin Impromputu in A flat major, ショパン 即興曲 第1番 fromプラハのピアニスト

プラハからピアノの演奏をお届けしております。ホームレコーディング第3弾の今回は、ショパンの即興曲を録音しました。

YouTubeチャンネルにて演奏の公開を始めて、そろそろ1年になります。

話がちょっととびますが、この間、はじめて手作りのラーメンを作りました。
麺は粉から、スープは鶏肉をじっくり煮込んで、喜多方ラーメンのようなおいしいラーメンができて感激しました。

そして、思いました。最近、ピ
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「音楽は、ぼくにとって光のイメージだ」チェコ人作曲家マルティヌーのピアノ曲

ちょっと間があいてしまったのですが、新しい録音が出来上がりました。マルティヌー(1890-1959)というチェコの代表的な作曲家の作品です。ぜひ、聴いてみてください。

「音楽は、ぼくにとって光のイメージだ」

このマルティヌーの残した言葉に、プラハ音楽院で学んでいた時に出会いました。
こんな平易な言葉で、音楽について話すマルティヌーが、私は大好きです。
マルティヌーの言葉どおり、彼の音楽には、い
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ありえないぐらい好きな曲

昔、高校の合唱の先生が、授業中にこう言った。「コンサートで演奏する時に、私は緊張しない。楽しみだ!なんて言う、ちょっとおかしな人が、たまにいますね」

それを聞いて、みんなはどっと笑った。もちろん私も。

たくさんの人が見ていて、しーんとした所で演奏するんだから、緊張はつきもの、と思うのが普通なら、話に出てくる人の言い分は、確かに宇宙人的に聞こえるだろう。

その後、プラハにやって来て、音楽院の学
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