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何度でも読みたい

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何度でも読みたいすてきなnoteたち。
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2019年3月の記事一覧

大言壮語は要らない時代

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 自己アピールということを勘違いしている人は多い。

 自分はこんなに凄い、こんなことができると宣伝するよりも、ただ、静かに、やるべきことをやり、つくるべきものをつくればいい。

 インターネット上で、何かが流行する過程を見れば、ビットコインにしても、ピコ太郎にしても、こんなに凄いんです、見てください、とやら

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「ボケる写真を撮る人は、ボケた人です」耳の痛いフレーズの裏側に

「ボケる写真を撮る人は、ボケた人です」耳の痛いフレーズの裏側に

タイトルは、note主催のスマホ写真ワークショップにて、講師の鈴木心さんが繰り出した言葉だった。

なにを隠そう、私はボケが大好きだ。

開放万歳、F値1.4ラブ。背景なんてみんな溶けてしまえばどこだって美しい写真が撮れるし、玉ボケはキラキラしててかわいくて正義。そう信じて疑わずに生きてきた。今日のボケボケなアイキャッチ画像も、私が撮った写真だ。

Twitter上で「開放でしか撮れないやつはクズ

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ただ「聴く」ことの妙技

ただ「聴く」ことの妙技

「聴く」という言葉がすきです。耳を澄ませるという姿勢を表している気がする。言葉を選ぶこともすきです。「伝える」ではなく「伝わる」言葉を用いたい。

コミュニケーションをしていく上では、聴くこと、知ることから始めて、ありのままの自分でありのままの言葉を語ることが大切なんだと思います。



一方通行なコミュニケーションの弊害相手を論破することは心地よい側面があることを知っている。競争や比較が重要視

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“なんとなく”を大事にすること

“なんとなく”を大事にすること

最近思いがけないことに挑戦するチャンスが舞い込んでくることが多い。
自分には遠いかもしれないと思っていたことも、ちょっと近づいてきたりして。

これまでも、やってみたいことはあった。
ああなりたいな、こうしたいな、は常に頭の中にあったんだ。
だけど、それが形になってきたのは本当に最近のこと。

どうして急にそれらが動いて形を成してきたのかちょっと考えてみた。
そうしたら、一つ思い当たる節があった。

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ある日受け取った一通の手紙についての話

ある日受け取った一通の手紙についての話

毎年この時期、一本の梅の木を撮ります。この木です。

三重県にある鈴鹿の森庭園というところの巨大なしだれ梅の木。といっても、園内で一番大きな木というわけではなく、むしろ庭園の一番端っこの方にある、巨木ばかりの園内ではむしろ少し小ぶりの一本かもしれません。でも、その堂々と広げた枝ぶりに強い印象を受けました。今ではひっきりなしに人が訪れる場所になった鈴鹿の森庭園ですが、当時はそれほど人が多いわけではな

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書く枚数と時間。

書く枚数と時間。

 2017年7月22日から毎日エッセイを書くようになりました。仕事が忙しい日も、酔っぱらってベロンベロンになった日も、海外に行った日も、父がなくなった日も、来る日も来る日も書きつづけました。書きはじめた正確な理由は覚えていませんが、結果的によい文章修業となり、なによりも多くの読者さんとつながれのは大きい財産です。

 いまでも、書くと決めた日のことを覚えています。そうしてまたいま、あることを心に決

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折れないなんて無理だから

折れないなんて無理だから

"どうすれば、折れない心を育てられますか?"

仕事がら、人材育成関してクライアントからご相談いただくことがあるのだけれど、度々いただくご相談が、これ。

わからなくもない。

雇っている側からすれば、大切に育ててきた人材が、壁やクレームにぶつかってポッキリと心が折れて、"わたしには無理です"とか"この仕事はわたしにはあってないです"と言って辞めていってしまうのはつらいことだ。

働いてる側だって

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