ましょこさ

なんかかく。

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記事一覧

伝わったのかな【短文】

ある作家さんが ご自身の父親の事を書かれた作品を朗読させて頂き、 その作品への感想と、自分の父親への想いを音声配信アプリで収録した事があった。 ある日 父親が、「…

ましょこさ
7か月前
18

またね

またねって キミは 言ったんだ キミとの想いでを 辿ってる キミの声を 探してる 2人歩いた 桜の道を 2人で話した 窓際の席を 2人で過ごした 小さな部屋を キミが手を…

ましょこさ
8か月前
13

自由になって【朗読】【1人声劇】

自由な雲になって ぽっかり 空に浮かんでいたい 毎日笑顔で頑張るキミを ずっとずっと 見つめていたい 自由な風になって 気ままに 森を駆け抜けたい キミの涙を乾かして …

ましょこさ
9か月前
12

寝る前に【朗読】【1人声劇】

寝る前にはいつも 冷蔵庫をあけて コップいっぱいの 飲み物をのむ 今日は 紙パックの レモンティー 明日の仕事の為に 寝ようとするボクを ほんの一瞬だけ 現実の世界から …

ましょこさ
9か月前
7

言えない【朗読】【1人声劇】

言葉を紡ぐのが 苦しい どんな言葉も どんな文字も この感情を うまく かたちに してくれない 支えてきてくれた 言葉たち すがってきた 言葉たち 今は 聞くのも 読むの…

ましょこさ
9か月前
12

帰り道 【朗読】【1人声劇】

大きな看板の レストラン 店仕舞いを始める 眼鏡屋さん ボクを追い越して行く 自転車 信号待ちをする 車 マンションの窓から漏れる オレンジ色の灯り ボクと交わる事…

ましょこさ
9か月前
13

こころ 【朗読】【1人声劇】

心の時間 キミとの時間 心の時間 優しい時間 心はキミで みたされる 1人の時間 寂しい時間 1人の時間 孤独な時間 心はキミを 考える 心はキミを 求めてる お散歩し…

ましょこさ
10か月前
12

もひとり【朗読】【1人声劇】

もしも自分が も1人いたら 代わりにお仕事 行ってもらおう もしも自分が も1人いたら めんどくさい手続き してもらおう もしも自分が も1人いたら 人付き合いは 任せよう…

ましょこさ
10か月前
7

日々、【朗読】【1人声劇】

そんな自由すら ないボクは 雲を見上げて 鳥に憧れる そんな自由すら ないボクは 海を見つめて 貝に憧れる そんな自由すら ないボクは すれ違う人を 羨んでしまう 想い…

ましょこさ
10か月前
4

無理なくね【朗読】【1人声劇】

無理なく ほんとに 無理なく キミが 穏やかに 過ごせるように 無理せず ほんとに 無理せず 君が 穏やかに 笑っていられるように おはようを おやすみを 届けさせてくだ…

ましょこさ
10か月前
8

眠っている間に【朗読】【1人声劇】

漠然とした不安 漠然とした恐怖 漠然とした孤独 どうしようもない 逃げる事も 打ち消す事も 解決の糸口さえも 見つからない ある訳もない その身を固くして じっと耐え…

ましょこさ
10か月前
4

歩いていたら【朗読】【1人声劇】

むかしよく行っていた ケーキ屋さんの前を通った むかしよく買っていた チョコレートケーキが売っていた お店の外からチラリと見て お店に入らず通りすぎる あの頃の日常…

ましょこさ
11か月前
3

きかせて【朗読】【1人声劇】

少しだけ 本音が聞きたくて チョットだけ 呼吸を止めてみる 少しだけ 本音を知りたくて チョットだけ 本気で拗ねてみる キミを 困らせたくはないけれど たまには 聞いて…

ましょこさ
11か月前
3

星を数える夜 【朗読】【1人声劇】

この世の中で ボクの存在は とても 小さなモノだって 知っている だけど ボクの世界では ボクが大きすぎて くだらない事に クヨクヨしたり どうでもいい事に 腹をててい…

ましょこさ
11か月前
8

荒野のガマン 【声劇】【1人声劇】

注意! ミクロマコ作:「荒野のガンマン」→ハチママ作:「高野のガンマン」→ましょこさ作:「荒野のガマン」という勝手なリレーです! 普段の作風とは完全に異なる、パラレ…

ましょこさ
11か月前
2

見上げる空に 【朗読】【1人声劇】

君に出逢えて ほんとうによかった キミに出逢えて ボクは変われたんだよ 別々の道を 歩き始めた キミの向いてる方向に 何があるのか キミがちゃんと 歩けているか キミ…

ましょこさ
11か月前
7
伝わったのかな【短文】

伝わったのかな【短文】

ある作家さんが ご自身の父親の事を書かれた作品を朗読させて頂き、
その作品への感想と、自分の父親への想いを音声配信アプリで収録した事があった。

ある日 父親が、「あれお前だよな?」と私に尋ねてきた。
カーラジオから流れる私の朗読を聴いたというのだ。

カーラジオで聴いた?そんな事あるのか?
配信で使っている名前を知らないはずだし、声でわかったのか?
色々疑問に思ったが、
父親が言う配信者名、作者

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またね

またね

またねって
キミは
言ったんだ

キミとの想いでを
辿ってる

キミの声を
探してる

2人歩いた
桜の道を

2人で話した
窓際の席を

2人で過ごした
小さな部屋を

キミが手を振った
駅のホームを

何度も
なんども
夢にみるよ

きっと
またって

いつか
またって

ボクは
信じてる

あの日の約束を
ボクは
ずっと
信じてる

またねって
キミは

そう
言ったんだ

ーーーーーーーー

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自由になって【朗読】【1人声劇】

自由になって【朗読】【1人声劇】

自由な雲になって
ぽっかり
空に浮かんでいたい
毎日笑顔で頑張るキミを
ずっとずっと
見つめていたい

自由な風になって
気ままに
森を駆け抜けたい
キミの涙を乾かして
季節を感じて微笑むキミと
ずっと一緒に
お話ししたい

自由な猫になって
のんびりうとうと
お昼ねしたい
大きな あくびで目覚めたら
キミと一緒に
歩くんだ

昨日行けなかった
あの道を
キミとゆっくり
お散歩しよう

ぽっかり

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寝る前に【朗読】【1人声劇】

寝る前に【朗読】【1人声劇】

寝る前にはいつも
冷蔵庫をあけて
コップいっぱいの
飲み物をのむ
今日は
紙パックの
レモンティー

明日の仕事の為に
寝ようとするボクを
ほんの一瞬だけ
現実の世界から
切り離してくれる

レモンティーを
コップに注ぎながら
キミの事を考える

ほんの僅かな時間だが
コップの中の液体を飲み干すまで
ほんの少しだけ
幸せな気持ちになる

キミはもう
眠っているだろうか
眠れぬ夜を
誰かの声をきいて

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言えない【朗読】【1人声劇】

言えない【朗読】【1人声劇】

言葉を紡ぐのが
苦しい

どんな言葉も
どんな文字も
この感情を
うまく
かたちに
してくれない

支えてきてくれた
言葉たち
すがってきた
言葉たち

今は
聞くのも
読むのも
紡ぐのも
苦しくて

言葉が感情を
超えないことを
思い知らされる

言えなかった
感情
伝えられなかった
想い
吐き出せなかった
言葉

もう一度
キミに

たったひとつだけ
ボクの気持ちを
あらわしてくれる
言葉

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帰り道 【朗読】【1人声劇】

帰り道 【朗読】【1人声劇】

大きな看板の
レストラン

店仕舞いを始める
眼鏡屋さん

ボクを追い越して行く
自転車

信号待ちをする


マンションの窓から漏れる
オレンジ色の灯り

ボクと交わる事のない生活が
ボクと交わることのない日常が
そこには確かに存在する

同じ世界の中で
知る事のない物語が
それぞれの夜を迎えている

みんな頑張ったね
おつかれ様
明日もまた
それぞれの物語を始めよう

今は
ひとときの

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こころ 【朗読】【1人声劇】

こころ 【朗読】【1人声劇】

心の時間
キミとの時間
心の時間
優しい時間

心はキミで
みたされる

1人の時間
寂しい時間
1人の時間
孤独な時間

心はキミを
考える
心はキミを
求めてる

お散歩したいね
会いたいね

キミとの時間
夢みて
眠る

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会いたいね

もひとり【朗読】【1人声劇】

もひとり【朗読】【1人声劇】

もしも自分が
も1人いたら
代わりにお仕事
行ってもらおう

もしも自分が
も1人いたら
めんどくさい手続き
してもらおう

もしも自分が
も1人いたら
人付き合いは
任せよう

もしも自分が
も1人いたら
読みかけの本を
読んでもらおう

もしも自分が
も1人いたら
静かな場所を旅させて
美味しいものを
お腹いっぱい
食べてきな

もしも自分が
も1人いたら
時間を気にせず
寝かせてあげよう

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日々、【朗読】【1人声劇】

日々、【朗読】【1人声劇】

そんな自由すら
ないボクは
雲を見上げて
鳥に憧れる

そんな自由すら
ないボクは
海を見つめて
貝に憧れる

そんな自由すら
ないボクは
すれ違う人を
羨んでしまう

想いは彷徨い
いつしか消えて
過ぎゆく毎日の中で

歩き疲れて
眠りにつく

夢の中で
愛を求めて

溢れる涙に
目が覚めて

橙色の
灯の下で

夜中に
一人
キミの名を
呟く

ーーーーーーーーーーーーーーーー
【後記】
幸せ

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無理なくね【朗読】【1人声劇】

無理なくね【朗読】【1人声劇】

無理なく
ほんとに
無理なく
キミが
穏やかに
過ごせるように

無理せず
ほんとに
無理せず
君が
穏やかに
笑っていられるように

おはようを

おやすみを

届けさせてください

お疲れ様
今日も
頑張ったね

その文字をみて
その声を聞いて

キミが
少しでも、、

おせっかいかも
しれないけれど
受けとってください

ほんとに癒されているのは
ぼくの方なんだけどね

ーーーーーーーーーー

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眠っている間に【朗読】【1人声劇】

眠っている間に【朗読】【1人声劇】

漠然とした不安
漠然とした恐怖
漠然とした孤独

どうしようもない

逃げる事も
打ち消す事も
解決の糸口さえも
見つからない
ある訳もない

その身を固くして
じっと耐えるだけ

時間だけが過ぎる
明日がまたくる
気ばかりが焦る

眠りにつくまでに
眠っている間に

全てが
終わってしまえば
いい

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【後記】
たまにやって来る、
メンタル落ちてる

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歩いていたら【朗読】【1人声劇】

歩いていたら【朗読】【1人声劇】

むかしよく行っていた
ケーキ屋さんの前を通った
むかしよく買っていた
チョコレートケーキが売っていた

お店の外からチラリと見て
お店に入らず通りすぎる

あの頃の日常が
今日の非日常になっている
ふと 懐かしさに
想いを馳せる

今日の日常も
いつか非日常になるんだろうな
ふと 切なさに
締めつけられる

腕がかゆい

感傷的な心とは裏腹に
わたしの身体は
あっちがかゆくなったり
こっちが痛くな

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きかせて【朗読】【1人声劇】

きかせて【朗読】【1人声劇】

少しだけ
本音が聞きたくて
チョットだけ
呼吸を止めてみる

少しだけ
本音を知りたくて
チョットだけ
本気で拗ねてみる

キミを
困らせたくはないけれど
たまには
聞いてみたいんだ
キミの気持ちは
知っているつもりだけど
たまには
聞いてみたいんだ

キミの困っている声に
ボクは
すぐに謝っちゃう
ほんとの本音は
また今度

キミともっと
話していたくて
くだらない言葉を重ねてる
キミともっと

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星を数える夜 【朗読】【1人声劇】

星を数える夜 【朗読】【1人声劇】

この世の中で
ボクの存在は
とても
小さなモノだって
知っている

だけど
ボクの世界では
ボクが大きすぎて

くだらない事に
クヨクヨしたり
どうでもいい事に
腹をてている

星を数えて歩く夜
ボクの存在の小ささを
やっと
感じる事ができた

かわりに浮かぶ
君の笑顔
かわりに聞こえる
君の声

この世の中でも
ボクの世界でも
1番大切なもの

星を数えて
歩く夜
君は
どうしているのかな

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荒野のガマン 【声劇】【1人声劇】

荒野のガマン 【声劇】【1人声劇】

注意!
ミクロマコ作:「荒野のガンマン」→ハチママ作:「高野のガンマン」→ましょこさ作:「荒野のガマン」という勝手なリレーです!
普段の作風とは完全に異なる、パラレル世界のましょこさが書いた作品です、、

ーーーーーーー以下本文ーーーーーーーーーーーーーー

ずいぶん遠くまで来ちまったな、
ここは荒野のど真ん中
こんなオレを街の連中は笑うだろうか、
方向音痴のこのオレを、、
、、って言うか、街どこ

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見上げる空に 【朗読】【1人声劇】

見上げる空に 【朗読】【1人声劇】

君に出逢えて
ほんとうによかった

キミに出逢えて
ボクは変われたんだよ

別々の道を
歩き始めた

キミの向いてる方向に
何があるのか
キミがちゃんと
歩けているか
キミが
泣いていないか

それが気になって
少しだけ気になって
チョットだけ
振り向いた

キミも
こっちを
振り向いていた

振り向いたキミと
目があって

ボクは
ここから
動けずにいた

キミも
そこから
動かずにいた

遠く

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