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エッセイ 書き殴り帳

エッセイ 書き殴り帳

午前中、卑猥な友人2人とコーヒーを嗜む。
午後から図書館に行こうとするも、天井に向かって「おっぱい、おっぱい」と連呼することがやめられず、途中から「おっぱいってなんだろう?おっぱいではなく、"をっぱい“なのではないか?」などと言って疑心暗鬼に陥る。時計を見たら、申の刻が終わろうとしていた。
それから、ホームセンターに行き、本棚を購入。さらにBOOKOFFに行って、漫画「インベスターZ」を立ち読みし

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エッセイ 「コンビニ人間」という小説を読む

エッセイ 「コンビニ人間」という小説を読む

今日は午前中、友人らとプールに遊びに行き、午後からは天然の滝を眺めて「壮観ですなあ」とボヤき、夜からはマクドナルドに行って、論文をちまちま読みながら、「コンビニ人間」という小説を読了した。家にほとんど居ない充実した日であったと言えよう。

特筆すべきことは多々あったが、「コンビニ人間」の複雑な読後感によって、今日(昨日)は安眠できそうにない。

「コンビニ人間」は、大学時代から始めたコンビニでのア

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エッセイ 芥川龍之介風の不安に駆られる

エッセイ 芥川龍之介風の不安に駆られる

ここのところ、私は芥川龍之介風の不安に駆られて、しわ少なき脳みそで己の人生の生末を思案していた。しかし、そんなことをしても、意味がないことにすぐ気づいたので、とりあえず本を読むことにした。

「資本主義の終わりか、人間の終焉か?」—厳かなタイトルに見えるが、なかなか勉強になったと感じている。

しかし、不安は拭えない。なぜなら、私の不安に比べて、スケールが大きすぎるからである。悪化した精神衛生状態

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エッセイ 小説を読んで戦慄が走る

エッセイ 小説を読んで戦慄が走る

今日は、人生に影響を与えるのか与えないのかよく分からないイベントが夕方まであり、クタクタであった。

帰りに書店に寄り、もともと読みたかった小説を購入した。

しかし、私はこの小説の恐ろしさを狭いの自室の中で、「ウヒャウヒャヒャ」と気持ち悪い笑い声を挙げながら、感じることとなった。

それは、前野ひろみち氏による短編集「満月と近鉄」である。

特に、私が卒倒してしまったのが、「ランボー怒りの改新」

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エッセイ 中学校のトイレから見た景色

エッセイ 中学校のトイレから見た景色

好きな作家である森見登美彦氏が「四畳半タイムマシーンブルース」というオモチロイ小説を発表している。

https://kadobun.jp/
より引用

もし、タイムマシーンでどこか未来か過去に行けるなら、私は中学生のある場面に戻りたい。

私は中学生の時、二階にあるトイレの掃除当番をしたことがあったので、そこの窓から見れる景色をよく堪能していた。

景色を見ていて、
特にハッとさせられるのが自転

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おうち時間 最近見た漫画・アニメを紹介

おうち時間 最近見た漫画・アニメを紹介

私は人の創作物が大好きである。
特に漫画・アニメは素晴らしい。

特に、作者の思想・問題意識が垣間見える瞬間に立ち会えた時というのは、とても感慨深いものです。
一方、そういった思想が露骨に入っているのを見ると、げんなりする時もあります。キャラクターはその世界に定着しているのに、セリフがどこか浮世離れし過ぎているというか、無理矢理ヘンなベクトルに動員させられているのではないかと疑念を抱くことが多々あ

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美しさを求めるが故の「虚無」−映画「風立ちぬ」より

美しさを求めるが故の「虚無」−映画「風立ちぬ」より

 ああ、台風によって風が吹き荒れている。

そうだ、前書いた映画「風立ちぬ」の記事を改めて掲載しよう。

「ブログタノシイ」「ベンキョウタノシイ」

「デモショウライノコトカンガエテナイ」

「アナタハメツスル」

 さっそくですが、本日は「風立ちぬ」について書きたいと思います!正直な感想としてしましては「ヒロインの声が非常に良い」ですね。なんと言いますか、透明感のある声と言いますか、とても癒さ

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あえて「ヨイショ」する―「夏の騎士」

あえて「ヨイショ」する―「夏の騎士」

先日、新潮社が出版した百田尚樹氏作の「夏の騎士」の感想文キャンペーン。作品を褒めちぎるという「ヨイショ」企画だったが、批判が相次ぎ1週間を待たずに中止になった。

https://t.co/38Dgtt4N4f

なぜ中止になったのか、理由は定かではないが、褒めちぎる行為に関しては私自身、疑問を募せる。しかし、批判された際に新潮社がこの企画の意図を明確に発信すれば、中止にまでしなくて良かったとも思

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「生活の場」 歌舞伎町

「生活の場」 歌舞伎町

更新がなかなかできませんでした。

というのも、野暮用で先週水曜から土曜まで東京にいました。キラキラしたオフィス街の港区や中央区にいましたが、新自由主義感がムンムンのザ・ビジネスみたいな雰囲気で正直しんどかったです。スーツを着こなした大人たちはまあカッコよかったのですが、私にとって理想の服装は「ジャージにクロックス」なので、最後まで噛み合うことはありませんでした。

土曜日は夕方の飛行機まで暇でし

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海外旅行記

海外旅行記

私は今年の春休みに海外に行っていました。中国と台湾です。それぞれ1週間ずつ行きました。

日本の良さがわかるとか、知らない世界があるとか、色々言われますが、本当にその通りでしたね。

まず中国。

今回は北京と銀川に行きました。後寧夏回族自治区は特に乾燥していましたね。

まず、ご飯。基本円卓テーブルなんですねぇ。最初は本当にご飯が慣れず、これが本当にキツかったのです。味濃い、量多いで。極め付けは

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聴評:ginger「愛を探して」

youtubeで愛を探していたら、たまたまこの曲と出会った。聴いて見ると、自分に合う曲だと思った。したがって、私は、ライブハウスに行き、生の「愛を探して」を聞きに行ったのだ。。。

ginger「愛を探して」

から引用

 楽器や歌声で生まれるリズムはその空間内だけで共有されるものではない。ライブハウスで曲を聞き終えた瞬間のどうしようもない「空っぽのからだ」には、新たなリズムが芽生える。ライブハ

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本を紹介

本を紹介

皆様おはようございます。私は現在、大学の図書館にいます。大学側が屋内待機を要請しているのですが、なぜか図書館は開いています。図書館は全く言っていいほど、人がいません。

不要不急の外出は控えろとお達しを受けましたが、私には何にも代えがたい用事があるので、今に至っています。

ただ用事とは言いつつも、

やる気が出ないので、今回は本の紹介をします。

大学3年生の春休みですが、なんやかんやで本は読ん

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本を紹介

本を紹介

皆様、こんばんは。

私は現在、ガストというファミレスにいます。いわゆる夜行性なもので、夜8時からが私にとって「おはようございます」みたいなものなのです。270円のポテトを注文する呼び出しベルの音が、まさに始業のチャイムなのです。今日もポテトが旨い~。

大学側から自宅待機の要請を受けているのですが、店内は客が案外おり、私としては少し驚いております。最近、家のWi-Fiがすこぶる調子が悪く、ネット

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