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おうち時間 最近見た漫画・アニメを紹介

私は人の創作物が大好きである。
特に漫画・アニメは素晴らしい。

特に、作者の思想・問題意識が垣間見える瞬間に立ち会えた時というのは、とても感慨深いものです。
一方、そういった思想が露骨に入っているのを見ると、げんなりする時もあります。キャラクターはその世界に定着しているのに、セリフがどこか浮世離れし過ぎているというか、無理矢理ヘンなベクトルに動員させられているのではないかと疑念を抱くことが多々あるのです。

まあ今思うのは、漫画・アニメの世界と作者の思想、これら2つの要素の交錯がいっそう、作品の面白さを駆り立てているということでしょうか。

テキトーに紹介していきます。

1 スカイ・クロラ

申し訳ないですが、この作品、内容がよくわかりません。途中で、眠くなるほどわかりませんでした。
よく言われる「日常系」のジャンルかもしれませんが、そんなに穏やかな作品でもありません。
そもそも、「日常系アニメ」という言葉は個人的に矛盾の塊だと思います。なぜなら、そういったアニメのストーリー展開の原動力は非日常性にあるからです。
淡々と日々を過ごしていたら、誰もそんなアニメ見ませんし、眠くなります。ただ、この作品は眠くなります。そういう作品だと思います。
静けさがかえって、この作品の深奥に迫るといいますか。1回見ただけじゃ、わかりません。

2 舟を編む

非常に面白かったですね。
斜陽産業の1つと言われる出版業界に光を当て、さらにその中でも辞書編集にスポットを当てるとは、いや本当に面白かったです。
Amazonプライムで見れます。ここに紹介している作品、ほとんど見れると思います。
辞書という紙媒体が持つ深さや辛さがよく伝わります。辞書で使う紙を指でなぞるシーンは、紙媒体好きにとってはたまらないです。また主人公が言葉の1つ1つの美しさを味わったり、時には挫折しそうになったりする姿は、見ていてハラハラさせられました。言葉は本来、清流のように尊いものですが、昨今は濁流も見られるように思います。

3 銀の匙

鋼の錬金術師が面白いと思ったので、これも面白いと思っていました。
農業高校で学んだ動物の生き方・価値観が主人公の内奥に響き渡っていましたね。コメディを挟みながら、毎度毎度考えさせられます。ハガレンもそんな作品でしたね。キンブリーの発言しかり。

4 キングダム

現在第3シリーズがNHKでやっています。NHKやるなぁ。
純粋に面白いです。これを見たら歴史に興味を持ちますよ。この作品を見たからには、上司に命令されたら、拳をがっしり握るようにしましょう。後、昌平君がかっこいいですねえ。

5 どろろ

手塚治虫作品の1つです。
とにかく貧困・差別・飢饉など、報われない人物が多くいて、見ていて悲しいです。
飢饉に喘ぐ民を救うために鬼神と契約を交わし、安寧をもたらそうとする殿。その代償として、生まれたばかりの殿の息子は体のあらゆる部位を失う。とにかく心が痛くなるストーリーです。その分、もちろん、面白いです。

6 ドメスティックな彼女

タイトル通り、ドメスティックでしたね。私はこういう恋愛モノはあまり見ませんが、最後まで見てしまいました。恋や人間関係に葛藤する主人公の若さが溢れるつつ、内向的な側面も書かれていましたね。純愛とても呼べる代物ではございません。SchoolDaysほどグロテスクではありませんが。

年上の女性に恋した人はぜひご覧ください。

7 四畳半神話大系・夜は短し歩けよ乙女

素晴らしい。本当に素晴らしすぎて、素晴らしい。この自粛生活で四畳半にこもっている皆さん。四畳半は王国です。四畳半にある物は、猥褻物含め、全てあなたにひれ伏す下僕です。そして、あなたは四畳半の王です。
非リア充を救ってくれるのはこれら作品のみです。この作品があまり面白くないと思ったら、それはリア充だと思います。これは偏見でございます。
大学生活上手く行ってなかったら、ぜひご覧ください。

8 かぐや様は告らせたい

これは面白いですね。
ドメスティックな彼女とは正反対ではないでしょうか。いい感じに微笑ましい作品です。本当にいい作品です。
終わってほしくない作品の1つです。

以上です。

つぎは本を紹介したいと思います。

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