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本を紹介

皆様おはようございます。私は現在、大学の図書館にいます。大学側が屋内待機を要請しているのですが、なぜか図書館は開いています。図書館は全く言っていいほど、人がいません。

不要不急の外出は控えろとお達しを受けましたが、私には何にも代えがたい用事があるので、今に至っています。

ただ用事とは言いつつも、

やる気が出ないので、今回は本の紹介をします。

大学3年生の春休みですが、なんやかんやで本は読んだと思います。ざっと紹介します。

森見登美彦『四畳半王国見聞録』(新潮文庫、2013年)

読者嫌いな私に文章の楽しさを教えてくれた森見登美彦氏のエッセイ集。特に「大日本凡人會」は最高に面白いです。阿呆な学生が踊りまくるカオスな世界観がたまりません。私も「阿呆」になったかもしれません。

森見登美彦『美女と竹林』(公文社文庫、2010年)

読者嫌いな私に文章の楽しさを教えてくれた森見登美彦氏のエッセイみたいな感じの小説? 最後まで読みましたが、よくわかりませんでした。森見氏が幼少期から親しんできた「竹林」に関する話。この本が書かれた2010年の10年後には、森見氏は「MBC(モリミバンブーカンパニー)というベンチャー企業をつくる」とか言っていましたが、今現在そのような話は全く聞きません。どうしたのでしょうか。

森見登美彦『聖なる怠け者の冒険』(朝日文庫、2016年)

読者嫌いな私に文章の楽しさを教えてくれた森見登美彦氏の小説。「小和田くん」は森見氏の理想像なんだろうなと思いながら、読んでいました。そのような小和田くんは「ぽんぽこ仮面」と出会い、、、実は後4分の1が残っています。ごめんなさい。

丸山俊一『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』((NHK出版新書 569) (日本語) 新書 – 2018年

理解もしていないのに、資本主義というシステムの歯車に巻き込まれていると実感している私。この本は読んでて面白かったですね。

山口周『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 

なんで読んだのかわかりませんが、面白かったです。本の中にカントが無かったのは、私的には意外でしたね。かなり有名な人だろうのに。ただこの本のタイトルに「武器」と書かれていますが、一読しただけでは武器としてはまだまだ未熟な気がします。もう1周読めたらと。

かなりよかったですね。本に書かれているデータが本当にわかりやすいです。「ビックマック指数」というビックマックの価格で、物価状況の片鱗が伺えるのは興味深かったです。また資源が少なくなるこれからの世界ではシェア経済が重要になると言っていましたね。シェアというやり方はアマゾンプライムビデオ・ミュージック・kindleにようなサブスクリプションに顕著な気がします。本を買うのではなく、使用料を払って、本を見させてもらう感じ。kindleはシェア寄りで、「図書館使用料」を払っている感じですよね。

今日はこんな感じです。次回に続く。



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