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Markover 50の人生後半戦を愉しむ

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人生後半戦を愉しむ! 人生後半戦を「二毛作目」と捉えて、日々挑戦する中で学んだこと、気付いたこと、時に弱音なども綴っていきます。
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2020年2月の記事一覧

失敗への向き合い方に問題があった

失敗への向き合い方に問題があった

本日のテーマは自分への戒めです。

致命的な失敗はしたくない大抵の人がそうだと思うのですが、私も「失敗したくない」という気持ちが非常に強い人間です。生きていれば無数に失敗を犯しますが、「失敗」を判断するのは自分自身です。致命的な失敗を回避したい気持ちが強くて、挑戦経験が少なかったという自覚があります。

失敗を過度に怖れない、からは一歩進めたものの…この年齢になってようやく、失敗を怖れず、失敗を繰

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『40歳定年制』は悪くない

『40歳定年制』は悪くない

『40歳定年制』という話を以前聞いたことがあったなあと思い、ざっとググってみました。

『40歳定年制』とは?「日本の人事部」というwebsiteの記事からの抜粋です。

「40歳定年制」とは、内閣官房国家戦略室のプロジェクトチーム「国家戦略会議フロンティア分科会」が雇用流動化を推進する施策の一例として提唱している雇用政策案です。同会がまとめた2012年7月付けの報告書では、企業内人材の新陳代謝を

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「結果が全て」はしんどい現実

「結果が全て」はしんどい現実

結果至上主義「結果が全て」という考え方は、自分自身を甘やかさない為に必要な価値観だと思います。狙った成果を実現する為に、逆算して努力の方向性を決めて、努力量を積み上げていく姿勢は必要なものです。成し遂げたい目的に対して、結果に拘る努力は怠ってはいけないし、その緊張感と辛さから逃げてはいけないと思っています。

出した結果、辿って来た経験で自分が評価されることが殆どです。「結果が全て」という価値観に

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日本の将来は東京の価値を高め続ける以外にないのかも

日本の将来は東京の価値を高め続ける以外にないのかも

本日のタイトルは、所用で渋谷から原宿に向かう山手線の電車から宮下公園の高架工事風景が見えた時に、そういえばニューヨークでも似たようなプランがあったたあ、と思い出した時にふと思いついた考えです。

今、アメリカの世界的な影響力は着実に低下していっています。そして、アメリカファーストを掲げるトランプ大統領が登場して以降、その傾向が益々強くなっていると感じています。今のアメリカに世界のリーダーとして全幅

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目的地は何度でも再設定できる

目的地は何度でも再設定できる

今日は、当たり前だけれど、つい忘れてしまう心持ちの再確認です。

人生は現在進行形生きている限り、瞬間、瞬間に起こる出来事と全く同じ体験は、これから先に二度と再現することはできません。全てが一期一会です。全ての自分の行動に対して、全身全霊でその責任を負わねばなりません。

たとえ意に沿わない不運な出来事に見舞われても、まずは現実に目を背けずに受け入れるしかありません。一度起こってしまったことは、ど

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承認欲求と自意識過剰に付き合う

承認欲求と自意識過剰に付き合う

本日は、「承認欲求と現実とのギャップにどう折り合いをつけていくか」という私にとって重要なテーマに真摯に向き合ってみようと思います。自由になる時間が増やしてから、よく頭をもたげてくる問題です。

厄介な承認欲求他人や社会からの承認欲求が強い性格というのは、かなり厄介です。これまで心に嘘をつきながらも現実と上手に折り合うべく対処してきた自負はあるのですが、「周囲の評価なんて関係ない。自分は自分なんだ。

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先を見据えて周到に準備する生き方を修正する

先を見据えて周到に準備する生き方を修正する

『もう2020年なんだなあ…』

今さら何を言っているのか… と呆れて自分で自分にツッコミを入れてしまいますが、20世紀少年である私からすると、「何度も危機はあったけど、気がつけば随分長く生き抜いてきたなあ…」という感慨に襲われます。

当時は、21世紀なんて仰ぎ見るような遠い遠い先の世界に思えました。自分が2020年の世界で生きているというのはかなり不思議な感覚です。

将来への準備を意識して決

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【追悼】野村克也氏

【追悼】野村克也氏

野球評論家、野村克也氏が急逝されました。突然体調が急変し、病院に搬送されたもののそのまま亡くなったとのこと。訃報報道に大変驚いています。

野村克也氏は京都の峰山高校から1954年にテスト生扱いで南海ホークスに入団。現役時代は捕手として、戦後初の三冠王を獲得した名選手です。南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務め、野球理論を重視したID野球で、戦力の劣るチームを強豪チームに仕立てあげてきた名将です。

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名言が与えてくれるもの11:Stay Hungry. Stay Foolish.

名言が与えてくれるもの11:Stay Hungry. Stay Foolish.

本日のnoteは、『Stay Hungry. Stay Foolish.』スピーチについてです。noteを書き始めてから、絶対に取り上げたかったテーマでした。累計で1億回以上再生されているその動画は、スタンフォード大学が運営するYouTubeチャンネルで観ることができます。

「Stay Hungry. Stay Foolish.」スピーチの概要『Stay Hungry. Stay Foolish

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自己啓発ビジネスを考える

自己啓発ビジネスを考える

あなたの周囲にも自己啓発が好きそうな人はいないでしょうか? 現状改善の意識は高い‥ 自己啓発系の本を熱心に読んでいる‥ 日常の会話は『私(I)』が主語でビッグワード(人生、成功、経験…)の話題が多い‥ その割に実績はイマイチ… 私はまさにそういうタイプです。本日は、そんな私のような人を相手にする『自己啓発ビジネス』を考えてみたいと思います。

キャリアポルノ?「確かに自分は自己啓発を考えている時間

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無視されている時にどう振舞うか

無視されている時にどう振舞うか

野村克也監督の選手操縦法先日亡くなった野村克也氏の選手との接し方に『非難・称賛・無視』というものがあります。

という選手操縦法です。

この序列で扱われるプロの選手たちはとてもシビアな環境に身を置かれているのだなあと感じます。少年野球やアマチュアの場合は、そもそも目的が異なるので、また違うアプローチがあるのかもしれません。

無視されるのが辛いと感じる自分が組織内で管理される立場にある場合、その

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絶対的な師匠を持たない生き方

絶対的な師匠を持たない生き方

本日は、自分の人生に強い影響を与えてくれる師匠の存在について掘り下げたいと思います。
「あなたには師匠と呼べる人がいるでしょうか?」

特定の師匠はいらない って思っている私は「ひとりの師匠を決めて、師匠に言われたことには問答無用で従う」というスタイルの人間関係を築くのは苦手です。

何かを究めたい…… 何かを習いたい…… 何かを身に付けたい…… と思った時には、誰か一人の師匠を定め、その人から徹

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一度終わった青春を老いてから取り戻そうとしているように見える生き方について

一度終わった青春を老いてから取り戻そうとしているように見える生き方について

落合陽一氏が書かれたnoteの題名が気になり、本日のテーマにしてみました。落合さんのマガジンは購読しておらず、全文を読んでいる訳ではなく、タイトル部分だけを切り取っての個人的感想です。

40代くらいの少しの貯蓄のあるつまんない大人… を目指した私タイトルは、落合さんが以前にツイートした一連の内容の一説です。この内容が呟かれた2014年10月頃の私は、間違いなく「40代くらいの少しの貯蓄のあるつま

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「人生の全て」を失う前にやれること

「人生の全て」を失う前にやれること

2017年夏の全国高等学校野球選手権大会で優勝した花咲徳栄高校で主将を務めた千丸剛さんが、千葉県内で起こった強盗致傷容疑で逮捕されたという報道がありました。この関連で、Numberの以下の記事を読みました。本日はその感想です。

あるエリート高校球児
花咲徳栄高校で、二番、二塁手を務めていた千丸選手は、優れた野球センスの持ち主だったようです。この記事を書いている安倍昌彦さんは「本物」とその能力と野

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