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#今日の短歌

短歌:図書館の本

短歌:図書館の本

借りてきた歌集のスピンは柔らかく
たたまれていた 8年間は

図書館で、最近気になっている歌人の歌集を借りてきました。

スピンは丁寧に二つ折りにされていて、
私が最初の読者のようです。

奥付によると出版は10年近く前でした。
その間、ずっと開かれるのを待っていたのかな。

そして、初めての読者が私なんかで
良かったのかな。
読まれないよりはいいかしら。

なんて思いながら、ページをめくりました

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短歌:夫の態度

短歌:夫の態度

おならした非礼を詫びぬ夫への
視線で今の自分を測る

突然ですが、夫はよくおならをします。

おならをすること自体は良いのです。
生理現象だし、我慢すれば具合が悪くなります。

問題はその後。
勢いよくした後でも、全く詫びる気配がないのです。

夫は「大丈夫、大丈夫」と言いますが、
「大丈夫か判断するのは、
おならをした方ではなくて、された方。」
と私は10年以上言い続けています。

悪びれない夫

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短歌:さよなら絵本

短歌:さよなら絵本

10年間読んだ絵本を手放して
今日はいつもと同じ水曜

最近子どもが変な咳をするので、
掃除しやすいように、色々な物を手放しています。

今日は、長女(10歳)が生まれた頃から読んでいた絵本を
手放しました。

次女(4歳)も読んだりかじったりしたので、
かなりボロボロです。
紙屑が咳の原因にもなりそう。

今朝さよならをしてきましたが、
今のところ子どもたちは手放したことに気づいていません。

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#同じ月を見上げて 参加します(短歌)

#同じ月を見上げて 参加します(短歌)

これでも母🐿️みんみんさんのこちらの企画に参加させていただきます。

月にまつわる俳句、短歌などを募集されているこの企画。

「月」が入っていなくてもOKとのことでしたので、
エイヤっと投稿します!

次女(4歳)が、「うさぎうさぎ」の音楽が流れるおもちゃを持って、
長女(10歳)のところにやってきました。

♪うさぎうさぎ何見て跳ねる〜
の童謡にハマっています。

次女は、「ひらがなでうたって

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短歌:ルンバの掃除

短歌:ルンバの掃除

土曜日にルンバのカバーを開けるとき
抜け毛がかつて生きた日を思う

我が家では、平日はルンバで掃除しています。

週末にはルンバのカバー(ダストボックス)を開けて、ルンバ自体の掃除。

ルンバに詰まっているゴミは、
抜け毛がほとんど。女性の握り拳2つ分もあります。

これらの毛がかつて人間の体に生えていた、生きていたことを考えると
不思議な気持ちがしました。

短歌:秋の風

短歌:秋の風

夕闇に洗濯物をとり込めば
足のあいまに秋風ぞ吹く

しょうもない短歌を作ってしまいました。
(普段はしょうもあるのかというツッコミはナシで…)

元ネタは、百人一首のこちらの歌。

夕方 暗くなって洗濯物をとり込んでいたら、
涼しい風が吹いてきました。

足に当たって気持ちいいな〜
これって、
「芦(足)のまろやに秋風ぞ吹く」だな!

と思い立ち、短歌を作ってみました😅

短歌:子どもの秋服

短歌:子どもの秋服

GUで児のスウェットを買い求む
34℃の敬老の日に

娘の保育園では裏起毛のスウェット(トレーナー)が禁止です。
暑すぎるからだそう。

ところが、市販されている子供服のスウェットは、
ほとんどが裏起毛。

裏起毛でないものは、9月中に買うべし、
10月は裏起毛しか売ってないぞ、
と先輩ママからアドバイスを受けました。

そこで、昨日の敬老の日、34℃の日差しの中、
スウェットを買いに。

敬老の

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短歌:娘の心配

短歌:娘の心配

せつぶんにおにがくるってわかるなら
えんをやすみにすればいいのに

怖がりの次女(4歳)は、今から節分の鬼の心配をしています。

今年の節分は、
午前中に保育園に鬼が来た後、
給食が終わってもまだ泣いていたそうです。

来年の節分について、
次女なりに作戦を考えたとのこと。

それは、鬼が来ると分かっているなら、
そもそも保育園を休みにすれば良い。
子どもを鬼の危険に晒すのは、
保育園としてあるま

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短歌:祖母のポチ袋

短歌:祖母のポチ袋

亡き祖母が我が名を記したポチ袋
麻痺の手による20年前

部屋を整理していたら、
20年以上前に祖母からもらったポチ袋が出てきました。

祖母は脳梗塞で倒れてから、
右手が不自由でした。

でも、私の名前を一生懸命書いてくれた。
祖母はどんな気持ちだったのでしょうか。

震えのある字を見ながら、
当時、祖母の優しさに応えられなかった自分を恥ずかしく思います。

短歌:子どもと観察

短歌:子どもと観察

雨の夜の網戸にとまった緑バッタ
腹の白さを子らと眺める

夜、網戸の外側にバッタがとまっていました。

我が家のリビングからは
バッタのお腹がはっきりと見えます。
お腹の白さと
背中側の緑とのコントラストが
とても素敵。
(昆虫はちょっと苦手なはずなのになぁ)

子どもたちも、
「バッタって、こんなにきれいなの?」とびっくり。
しばしゆっくりした時間を過ごせました。

短歌:週末のお掃除

短歌:週末のお掃除

カーテンと網戸を洗う日曜日
喘息の子の咳を聞きつつ

先週から娘が変な咳をしています。
小児科に連れて行きましたが、
喉が少し赤いだけで、胸の音も悪くないとのこと。

ただ、本人はだいぶ不快そうです。

そこで、今日は以前から気になっていた
カーテンと網戸をお洗濯・お掃除しています。

お掃除がとても苦手な私ですが、
娘のおかげで重い腰を上げることができました。

娘の体調も良くなってくれるといい

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短歌:繁忙期と子ども

短歌:繁忙期と子ども

「子と遊ぶ」タスクにチェックができなくて
3日目になる明日こそはと

相変わらずの繁忙期です。
子どもと全く向き合えてなくて、
遂にタスク管理リストに「子と遊ぶ」を作ってしまいました。

ところが、タスクにチェックが入らないまま、3日目。

明日こそはと思い、
この歌を作ったのが昨晩です。

そして「遊ぶ」と言えるか分かりませんが、
今日は子どもたちとディズニーソングを何曲か歌うことができました。

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短歌:アトピーと娘

短歌:アトピーと娘

「かゆいかゆい」アトピーの子に起こされる
保湿を忘れた繁忙期の夜

娘たちは2人ともアトピー体質で、
夏でも保湿が必要です。

自分で保湿しづらい次女(4歳)は、私が手伝います。

長女(10歳)は自分でできるはずですが、
面倒くさがってやりません。
本人に任せたら何もせず、とびひになりかかって跡になりそうなので、
やむを得ず私がフォローしています。

ただ、繁忙期で疲れていると、
娘たちへのフォ

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短歌:スズメバチと列車

短歌:スズメバチと列車

遮断機の中で採餌のスズメバチ
列車が過ぎて地に落ちていた

踏切で列車待ちをしていると、
遮断機の中でスズメバチが餌を獲ろうとしていました。

もうすぐ列車が来てしまうけど、
あのスズメバチはどうするんだろう?
列車にびっくりして、こちらに飛んできたらどうしよう?

などと考えているうちに、列車が通過しました。

遮断機が開いて、スズメバチが飛んでいたあたりを見ると、
地面に死んでいました。
列車

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