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ハロー・フロム・ベルリン

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ベルリンでの生活、カルチャー、日常生活について
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湖と森で過ごすドイツの休日から考える、都市と自然と公共空間の関係性

湖と森で過ごすドイツの休日から考える、都市と自然と公共空間の関係性

ドイツの秋は美しい。

もちろん日本の秋の紅葉も美しいのだけれど、街路樹が多いベルリンの秋は紅葉した葉が絶えずひらひらしている。日本の春に桜がひらひら舞っているような感じだ。
圧倒的な量の緑が一瞬で紅葉し、大量の落ち葉が落ちる。森の中を歩き、落ち葉を踏みしめながら歩く。

「秋」というには短く、寒すぎる秋である。
この紅葉のシーズンは、10月の上旬から11月の頭までの約1ヶ月だけ、体感温度はすでに

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Hamburger Bahnhof Museum für Gegenwart_ ハンブルガーバンホフ美術館

Hamburger Bahnhof Museum für Gegenwart_ ハンブルガーバンホフ美術館



私の好きな美術館の1つ、Hamburger Bahnhof Museum für Gegenwart。
現代美術の美術館で常に4-5の企画展示がやっている大きな美術館ですが、建築自体も面白いです。
ハンブルク方面に出る長距離列車の出発駅だった場所をリノベーションして美術館にしているので、中に入ると、真っ白な大きな鉄骨の空間に包まれる。
駅舎だったので天井高も高くて、大きな規模の作品もばっちり納

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Markthalle Neunのストリートフードマーケット

Markthalle Neunのストリートフードマーケット

ベルリンはマーケット、立ち食い文化がさかん。
それらを掛け合わせたような場所がkreuzbergにあります。
その名もMarkthalle Neun.

大きな屋根がかかって、その中にフードトラック、テントなどでストリートフードが軒をつらねます。
普段は朝から夕方の6時までオープンしているのですが、木曜だけ夜遅くまで開いていて、多くの人で賑わっていました。

日本にもキッチンカー文化はありますが、

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ベルリンのギャラリーその2:Ehemalige Jüdische Mädchenschule

ベルリンのギャラリーその2:Ehemalige Jüdische Mädchenschule

ベルリンに留学中の建築学生の私が紹介する、ベルリンのおすすめのギャラリー第2弾、Ehemalige Jüdische Mädchenschuleです。

旧ユダヤ人女学校だった建物をリノベーションし、現在3つギャラリー、1つの博物館とレストラン、カフェになっている建物です。
こちらは観光ガイドにも載っているのでご存知の方も多いかもしれません。

ギャラリーの目抜通り、MitteのAugst str

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ベルリンのギャラリーその1.König Galarie

ベルリンのギャラリーその1.König Galarie

ベルリンは、「アートの街」「現代美術の最先端」とよく言われ、アーティストがたくさん住んでいる街です。実際に数多くの美術館やギャラリーがあります。
街を歩いているだけで、あれ?ここはギャラリーがいっぱいあるという感じで、ベルリンの街の数カ所に集中してあります。

個人的には、パリやニューヨークに比べると常設で大量の名作を所蔵している美術館がたくさんあるというよりも、マニアックな個人のコレクションや、

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