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職歴ゼロ女の、アルバイト経歴③

早朝6時~9時の週5日
郵便物の仕分けのアルバイトを始めました
仕分け業務を、甘く見てました
もう二度と、郵便局では働きません

アルバイト先の郵便局は、配達地域が狭いため
郵便物の区分分けは、全て手作業で行っていました
ゆうパック(小包)レターパック、速達などの追跡郵便ハガキや封書まで、全てを教わりました
郵便ポストの中の集荷も、雨の日は大変です

ハンディタイプの端末で、追跡郵便・ゆうパックの
バーコード読み取りは、早朝だけで100件以上
読み取った記憶があります。
端末操作も複雑でした

✽  ✽  ✽


一番つらかったことは
「男性の大きな声」でした
男性が怒っていてもいなくても
男性の大きな声は、怖かったです
理由は、私の父がきっかけです

父は、私や弟、母に、些細なことで怒鳴りつける人です
すぐに癇癪を起こし
私や弟、母は、何十年も、現在もビクビク怯えて
暮らしています
いつ、何で癇癪を起こすのか、分からないからです
母は、父に言い返すことが、できません
父が癇癪を起こすのが怖いから
私や弟を、庇うことができません

男性の大きな声、本当に怖いです。

居酒屋で楽しそうに会話する男性の声
テレビドラマの、男性が暴言を放つシーン
お酒を飲み、大声で騒ぐシーンも怖いです

「克服しなさい」「我慢しなさい」と言われても
現在の私、今後の私には、できません

✽  ✽  ✽


郵便局を退職後、ふと
『健常者をやめたい』と、思いました
家から出ると、生きづらさを感じます
働きづらさを感じます
外出先で出る、精神症状に耐えられません

「障害者雇用での就労支援を受けたい」
当時通院してた、精神科の医師に言いました
私と主治医には、共通していることがありました
それは
仕事を探す時は精神に障害があることを
「打ち明ける」こと

手帳取得に、迷いや、後ろめたさはありませんでした手帳や障害があることを打ち明けないと
私自身の社会生活に、支障をきたすことが
目に見えて、分かっていたからです

申請と取得は、すぐにできました
そして、両親に反対されることは、ありませんでした
就労や経済面で一定の配慮がありますし
精神の障害者手帳は、2年更新のため
自分に必要がないと思えば
更新をしないという選択も、できるからです

障害者手帳を取得し、現在も更新していることに
後悔は、全くありません。
ですが数年後『精神の障害』という
見た目では分かりにくい疾患や、障害に
周囲の誤解や無理解があることを
当時の私は、知るよしもありませんでした。

読んでいただき、ありがとうございます🙇

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