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職歴ゼロ女の、アルバイト経歴①

「自由に使えるお金が欲しいな」と思い
セブンイレブンでアルバイトを始めました
自宅から自転車で通えるし
とりあえずやってみようかなという
軽い気持ちで決めました

高校在学の5年間続きました
よく5年も続いたなぁ…今でも思っています

『接客業なんて、二度としない』

コンビニで働いた私の教訓です
5年間、言葉にできない違和感を感じていました

『接客は、自分の特性に合っていない』

これが違和感の正体でした
アルバイト中、接客が苦痛という気持ちが
常にありました(正直に言うと、客が嫌でした)
一度、アルバイト先に相談したことがあります

『客のことは、気にしないほうがいいよ』

そう軽く流されてしまいました
母に相談すると

『社会に出れば、そんなもの』と一言。

アルバイトの悩みを
家族には聴いてもらえませんでした
今のように、LINEやメール
電話の相談窓口はなかったため
すごく悩みました

不便な田舎在住者
車がないと、移動は困難な地域

他のアルバイト先は
見つからないかもしれない

抑うつ、不安感でいっぱいでした



セブンイレブンを辞めた後
スキルや経験がない私の仕事探しは、無謀でした
ハローワークの職員からは

『年齢の数、面接を受けなさい』

両親からは

『早く自立しなさい』

相談できる人は、誰もいない

当時テレビでは
練炭による集団自殺
入浴剤とトイレ用洗剤を混ぜた硫化水素自殺が
報道され、世間を騒がせていました

自分で作って自殺しようかと、本気で考えました

でも何故か、ギリギリで留まっていた
理由は未だに分からない




不安定な精神状態の中
自宅の近所にあった食品工場で
6ヶ月間アルバイトをしました

周囲は年配女性ばかり

フルタイムで働いてない私に、年配女性は

『若いのに、何でフルタイムで働かないの?』
『若いんだから、しっかりしなさい』

よく言われました

『鬱陶しいんじゃ。クソババア』

と思いながら
周囲とは、アルバイト中の最低限の関わりしか
持ちませんでした

コンビニ惣菜の材料が入った、大きな器を運び
ベルトコンベアーで流れてくる容器に食材を入れ
塩素の匂いがする部屋で
生野菜サラダの材料に、異物混入がないか
目視確認をしてました。

このことがきっかけで

コンビニの生野菜は、一切口にしなくなりました


この後、4年の引きこもりを経て
またアルバイトを始めます

②に続きます




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