想像していなかった未来 – スピリチュアルの道へ導かれた私の軌跡
こんにちは、まふゆです。
私たちは日々、どれほど意識せずに過去の延長線上を生きているのでしょうか。あの時、もし違う選択をしていたら、今の私はここにいなかったかもしれません。けれど、振り返れば私の人生は予測不可能な展開に満ちていました。まるで見えない糸に引かれるようにして、今、私はこの道を歩んでいます。
終わりなき日常 – 心が壊れかけた会社員時代
数年前、私は地方の大学を卒業し、安定した会社員として働き始めました。社会人生活2年半、毎日は同じように過ぎていき、やがて日常が灰色の世界に見えるようになっていました。オフィスでの長時間の仕事、次々と降りかかるプレッシャーに押し潰されそうになりながら、ふと自分の存在がどんどん希薄になっていくのを感じました。
心理学で言われる「燃え尽き症候群」だったのかもしれません。日々の業務をこなすたびに、心は次第に摩耗していきました。「これは本当に私の生きるべき道なのか?」という問いが胸の中で繰り返され、ついには答えを出さずにはいられなくなったのです。そうして、私は会社を辞め、未知への扉を開くことを選びました。
自分探しの旅 – タイでの修行がもたらした変化
何かを変えなければ、そう思い立って訪れたのはタイでした。そこで私は、一つの寺院に入りスピリチュアルの修行を始めました。心理学的には、人は環境を変えることで新しい視点を得ると言われています。私にとってタイの寺院は、その環境の大転換でした。
初めての瞑想では、心の中に溜まった雑音が一斉に溢れ出しました。まるで何年もの間、閉じ込められていた感情たちが一斉に叫び声をあげるかのようでした。しかし、時間が経つにつれ、私は静けさの中に自分自身を見つけていきました。それはまるで、心の中に新しい空間が生まれるような感覚で、その場所には純粋な感情と向き合う自分がいました。
特に忘れられないのは、満月の夜に行われた特別な瞑想です。月明かりに照らされた静寂の大地に座り、私は自分が月の光の一部となるような感覚を味わいました。心理学で言う「自己超越体験」に近いかもしれません。自分の小さな存在が、宇宙と繋がる壮大な感覚に包まれた瞬間でした。
インドでの沈黙 – 自分との対話がもたらした内的変化
タイの修行を経て、私はさらに深い心の解放を求め、インドの山岳地帯へと旅立ちました。そこでの修行は厳しく、10日間の沈黙が私を待っていました。言葉を発することなく、自分とだけ向き合うその日々は、まるで無音の海に一人で浮かんでいるようでした。心理学的には「内的対話の深化」が進む状態です。心の中で長年抑圧されていた感情が浮き彫りになり、そのたびに涙がこぼれました。
しかし、ある瞬間、私は自分の中心にある静寂に気づきました。心の声は何も囁かず、ただ「ここにいる」という感覚だけが残っていました。その静けさは、まるで時間が止まってしまったかのようでした。心理学者カール・ロジャーズが言う「無条件の自己受容」がもたらす心の解放に、私は深く触れたのです。
未来を選び取る – スピリチュアルカウンセラーとしての今
修行を終えた私は、新しい自分の生き方を見つけました。スピリチュアルカウンセリングやヒーリングを通じて、他者の心に寄り添う仕事を選びました。かつての私は、単に生活のために働いていた。しかし今は、誰かの心を救うためにこの仕事をしています。それは、まるで心の奥深くで自分が選び取った未来であるかのようです。
Noteで伝えたいこと – 心の声に従う勇気
私がNoteを続けるのは、単なる自己表現のためではありません。心理的な癒しや心の平和を求める人々に寄り添いたいという思いからです。過去の私もまた、誰にも言えない悩みを抱えていました。スピリチュアルな方法で心を癒すことは、心理学的なアプローチと深く重なり合うと信じています。
もし、この記事を読んでいるあなたが何かしらの迷いを感じているのだとしたら、どうか自分の心の声に耳を傾けてください。そして、その声が示す方向に一歩を踏み出してください。未来は常に無限の可能性を秘めています。
どうぞ、これからも私と一緒に、心とエネルギーの環を広げていきましょう。私たちはいつだって、未来を自らの手で選び取ることができるのです🌿✨