- 運営しているクリエイター
#コミュニケーション
人の意見を聞ける人格
ひとりで企画をずっとずっと考えているうちにだんだんと、これは果たして面白いのだろうか?通用するのだろうか?と不安になって、人に意見を聞いてみたくなることはよくある。でももっとよくあるのは、自分からその人に意見を求めておいてその聞いた相手が、経緯を知らないことをいいことに好き勝手意見をしてくることに腹が立つことじゃないだろうか。
「その可能性はもう考慮に入れたよ」
「それができないからこうしてるっ
振ってもらえる旗をありがたいと思え。
唐突に「一生のお願いだ」というLINEが来て、何かと思ったら「ホノルルマラソンに出よう」というお誘いでした。こういう波には乗っといたほうがいいと、いらないこじれが取れた30代になってからは思えるようになったので、たぶん12月前半、ちょっと休みますが許してください関係各位。
大いにその人のタイプにもよるのだけど、「旗を振る」ことと「振られた旗に集う」こと、どうしたって前者のほうが大変なことがほとん
本当の好奇心は、自分を希薄にする
今週は久々の講演の機会でした。ご依頼いただいたゼミのウェブにまとめがのっていたので詳細はこちらを見ていただきつつ。
「こうすると若い人に対してうまくマーケティングが機能するよ」という話以前に、「そもそも、若い人のことを理解するとどんないいことがあるの?」という話からあえてしました。まあ、おおかたのオーディエンスのみなさんは『いや、だからそれは彼らにうちの商品を買ってもらえるようになる、ってことじ
「やる」を逃がすな!
下ネタじゃないですよ笑
仕事で様々な会社をよりよい組織にしていくお手伝いをさせてもらっていますが、最近ふと気づいた「気を付けたほうがいい言葉」がある。『やる』という言葉。
・それは誰が「やる」んですか?
・最後まで「やらせて」ください。
・次回、いつ「やり」ますかね
・A部署とB部署とで合同で「やる」のがよさそうですね
・いいねーそれ、ぜひ「やろう」
いくらでも例文書けますけど、日々これでも
「わからない」ことを受け入れる感覚
昨日の話のつづき。「わかっている」と思うから、わからなくなるというか、わかっていないかもしれないと自分を過信しすぎないことが結局、「よりわかろうとする」態度につながるという話だったんだけど。
若者研究をしていてもいつもここの壁には直面する。大人は全員、一度「若者」をやったことがあるので、なんとなく自分が若者をやっていたことの記憶を、さも昨日のことみたく勘違いして「ああ、はいはいあれね」みたいにあ
青椒肉絲からピーマンを抜いてはいけない ~分かりやすさの限界点について~
以前、飲み会でなにかの話をして「頭がよすぎ!」というリアクションをされたことがありまして汗(自慢話でもなんでもなく、これはアカンやつです)、このセリフが意味するところはつまり「何言ってんだかわかんねー」を遠回しに伝えてくれてるやつなわけです笑 本当に頭の良い人は、伝える相手が分かる形で伝えることであるし、そのうえで思考力だけで言えば「頭に良すぎるなんてことはない」わけです。よければよいほどいい。問
もっとみる内向型の人にこそ、「異国ひとり」のすすめ。
こないだある飲み会で、「海外に一人旅をする人の気持ちが分かる人・わからない人」という話になった。僕は圧倒的に前者かつ、自分でボリビアにもモロッコにも一人で行けちゃう人だし、異国の地を身一つで歩いているときの何とも言えない高揚感というか、RPGしてる感じが大好きで、その時に同行者の気分とか意向とかに気を遣いたくない、という気持ちが大きい。でも、「分からない派」にそのことを言うと、『大丈夫か?』と心配
もっとみる