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心理学で相手を楽しませる雑談のやり方【実践編】

雑談において相手に「この人と話していると面白いな」と思ってもらうのに、ユーモアや面白い話をするスキルは一切いらない。

「必要なのは相手にいかに自分の話をさせられるかだ。」


雑談ってなんやかんや難しそうですよね。いざ相手と対面してみると何を話せば良いのかわからないし、できるなら相手とは仲良くしたいと思ってはいても実際会ったばかりでお互いのことを何も知らない状態で何かを話せと言われても無理があります。それに相手が仲良くなることを望んでいるかはわからない。

雑談が難しいと言われる所以はそこにあります。人間の性格はこの世に存在する人間の数だけある。だからそれら1つ1つに対応してくのはとても難しいことです。


しかし、雑談に面白いギャグセンもハイテンションも一切いりません。僕自身もそれらは苦手なジャンルで普段はどちらかといえば「今日機嫌悪い?」「今日なんか調子悪いの?」と言われることの方が多いです。

でもほとんどの人間に効果がある心理学を10年勉強して雑談の知識が星の数ほどあるまひろからすればそれらは不要なことだと断言できます。相手を楽しませるのに面白い話や必要ない。そんなものはやりたい人だけがやれば良い。

本当に大切なスキルは相手にいかに自分の話をさせられるかにかかっています。


じゃあその雑談はどうすればできる様になるのか、と言う方法を今日の記事では書いていきます。

ちなみに、今回は昨日の記事の続きになっています。


心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。


今日はクリスマスイブですね。少し僕も街に出ていたのですが、もう人が多い。最近はどこもかしこも自粛続きでしたから、久々に人の大群を見ました笑

ちなみに読者様はクリスマスをいかがお過ごしされますか?

仕事の人・恋人と時間を過ごす人・家で一人の時間を過ごす人も様々いらっしゃるかと思われます。snsを開けば友人もパーティーや旅行に行っていてとても充実しています。

僕自身クリスマスと言うと過去にある体験をしたことがありまして、今日は前書きでその話を書きたいと思います。


実はある年のこの時期に、僕には恋人がいたのですが12月23日に別れを告げたことがあるんです。それには色々なことがあったのですが、なぜ僕がその日に別れを告げたのかと言うと12月23日に「なんかこの人とクリスマスを過ごすの面倒くさいな。」と感じたからです。

この話だけ聞くと僕が最低な人間の様に見えてしまうのも必然かもしれませんが、その当時の僕はそんな考えを抱きました。そしてそれからはトントン拍子で話は進んでいきました。(その当時の彼女には2時間ほど嘆かれ怒られましたが笑)

ですがそれからは何かの重りが取れたかの様に僕の体と心は軽くなり、次の人は当然家で一人でいたのですが、何か自由にななれた気がしてそれまでクリスマスという呪縛に囚われていた自分から開放された気分になりました。


世間を見ているとこんな人をよく見ます。


「恋人とクリスマスは何をしようか。」

「恋人へのクリスマスプレゼントは何にしようか。」

「クリスマスまでに恋人が欲しい。」


でもこうやって物事を考えるのは少しもったいないと思いませんか?

決して僕はこれらの意見を否定しているわけではありません。そもそも人の「〇〇したい」という感情に是非を問うのは愚問過ぎますから。そういった願望を抱けることは素晴らしいことだと僕は思います。

問題はそこではないのです。

僕は多くの人間が「クリスマス」というイベントにより行動を制限されていると思うのです。

例えば上でも話しましたが僕が過去に12月23日に彼女に別れを告げたのは「クリスマスは恋人にとって大切な日」という多くの人が持つ常識からすれば外れています。

だから自分がその人と一緒にいるのが嫌でもクリスマスは恋人と過ごすのが常識だから別れない、と言うのは自分の行動が「クリスマス」というイベントによって制限されていると、もったいないと僕は感じてしまうのです。

この体験から僕はこんなことを学びました。


常識に自分の行動を収めようとする必要なんてないんだ。常識なんてただ他人が勝手に決めただけの不合理な習慣なのだから。

ならば自分がわざわざそこに当てはまってやる必要なんて一切ない。

時に常識は自分の行動範囲を狭める牢屋になるのだから。


もちろんマナーや思いやりがどうでも言うことではありませんが。


まあしかし、多くの人は人肌が恋しくなると思っています。今の時代snsを開くだけでどうしても周りの幸せを目にしてしまい、いかにも自分だけが寂しい人間かの様に感じてしまいますよね。

そんな人は、一回嫌という程常識を堪能したら良いと思います。来年のクリスマスは恋人と過ごすために、恋愛の勉強をして自分を磨いていいきましょう。僕の記事にも「恋愛学」なるものがあり、そこには男女の出会ってから付き合うor one nightをするまでに必要な方法を全て書いているので興味がある方は是非どうぞ。


そして今回の記事も、雑談のやり方を書いていくので恋愛にもとても大切な項目になってきます。

どれだけカッコ良くても可愛くても「顔が良い」という印象が使えるのはその人と出会って3ヶ月の期間だけですからね。それ以上関係を築き上げるのならどうしても中身の魅力も必要になってきます。


そして雑談力は中身の魅力の項目の内、もっとも大きなパワーを持つ魅力の1つです。


と言うわけで今日は昨日の記事に引き続き実際に相手とどうやって会話を進めていくのかということを書いていきます。


それでは、もう早速会話のやり方(実践編)を書いていきます。



ミラーリング

ミラーリングというのは、自分が相手の動きを鏡の様に真似をすることを言います。

これは僕があらゆる記事で紹介してきました。例えばDAIGOさんや催眠術師がパフォーマンスをする時は大体みなさんやられています。

ミラーリングにはどういった効果があるのかというと、昨日の記事でも書きましたラポールを簡単に築き上げることができます。


ミラーリングのやり方を詳しく書くと

まず相手の呼吸に自分の呼吸を合わせます。相手の肩が上がった時が息を吸うタイミングです。相手をよく観察して微妙な肩の動きをみてください。

次に相手の姿勢に自分も合わせます。相手が猫背だったら自分も猫背に、相手が頷けば自分も頷く。

そうすることによって相手と波長が同期し、次は自分が頷けば相手も同じ様に頷く仕草をします。

ここで注意したいのが、相手にミラーリングがバレてはいけないという事です。だからコツを言うならばいきなり相手の特殊な動作を真似せずに、小さな動作から真似してくことをお勧めします。

例えば、女の人が前髪を書き上げる動作を男の人が真似しようと思っても無理がありますよね。無理です笑

だから頷きや表情や呼吸の速さや姿勢などの、細かい仕草を一番最初は合わせてみてください。


これをやっていると本当に不思議で、相手と自分の行動が一緒になってきます。上手くいけば二人一緒に同じ言葉がかぶったりすることができます。だから必須レベルで、仲良くなりたい相手と会った時はまずはこのミラーリングを意識してみてください。


それでミラーリングにより、ある程度のラポールが築けてきたら次はいよいよ本格的に相手と話していきます。

その時に必要なスキルは

相手の話を聞く

これは前述したのですが、相手とのラポールを築くことが会話ではとても大切です。話の内容や面白さよりとっても大切なことです。

面白い話なんてする必要は一切ありません。もちろん楽しいノリやユーモアはあってもなくても良いのですが、自分と相手だけの2人の場合そんなものはむしろ必要ありません。

では何が要るのかと言うといかに相手に自分の話をさせられるかと言う質問力です。自分はアナウンサーになったつもりで、いくら興味がなくても相手のことを聞き相槌を打ち込むことに徹します。これだけ。

それについては下の記事で詳しく書いていますので、知りたい方はどうぞ↓



大体考えればわかりますが、人はよく知らない人と話そうなんて思いませんよね。だから、次もあの人と話したいと思ってもらうにはラポールを築き上げることが大切になります。それを話を聞くことによって築くことができます。

これは因みにミラーリングと掛け合わせることによってさらに効果がぐーんと上がりますよ。

そしてそうやって相手に質問をしながら合わせてやると、もっと効果が上がるのが次の項目である

手のひらを見せる

これはかなり小手先のテクニックなのですが、心理学の実験では、実際に手のひらを見せながら話した方が好印象ということがわかっています。

実際にある実験では合コンで、手の平を見せるグループと見せないグループに別れた時どちらの方が印象が印象は良かったかと言うことを調べた研究がありまして、その結果では手の平を見せたグループの方が印象が比較的に高かったと言うことがわかっています。

というか手を隠したり握ったままという行為は、ボディーランゲージ的には相手に隠し事や敵意があることを伝えてしまうので、手のひらを見せる以外は逆効果のことが多いので気をつけましょう。


そしてこれが最後にして、超重要な項目なのですが

笑顔を忘れないこと


会話中に笑顔でいた方がいいことは、誰でもわかりますよね。昨日の記事を読んでくださった方はその必要性がより理解できるかと思います。(ボディーランゲージは8割でしたよね。)

そして実は笑顔は笑顔でも、相手に好印象を与えやすい最強の笑顔があるんです。これを最後に実践するだけで、少なくとももうこれからは嫌われることはありません。仲良くならない人の方が少ないぐらい。相手が人の不幸を好む悪魔でもない限り、あなたは高確率で初対面の相手でも良好な関係を築けます。

それではその最強の笑顔のやり方を説明すると

「口角を上げて、上の歯を出し、目尻を下げる笑顔」

笑う時はこの3つのポイントを意識するだけで大分印象がかわるので、ぜひ鏡の前で練習してみてください。



といった感じで、昨日の記事から続き雑談で相手を楽しませる方法を心理学を駆使して1~10まで徹底的に解説してきましたが、相当細かく書いてきたのでこの記事は永久保存版です。


前半にも書きましたが、雑談力は人間のもっとも大きな魅力の内の1つです。これがあるとないとでは雲泥の差で、例えイケメンであっても雑談力がなければ雑談力のあるフツメンには負けます。

美女には必要ないかもしれませんが笑


雑談力は恋愛にも必要なのですが、もちろん仕事にとってもとても重要なスキルになっているので是非この記事を読んでくださっている方には心理学のスキルを習得していただきて一人でも多くの読者様が周りの人から「コミュニケーション」をより評価してもらえる様になることを心の底から応援しています。


それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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