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仕事を「楽しむ」大切さを感じた体験話

あなたは仕事を楽しんでいますか?

僕の記事を普段から読んでくださっっている読者様は経営者の方が多いので、自分で仕事が好きな方は比較的多いと思いますが、でも「仕事が好き」と「仕事を楽しむ」って似ている様で全然違います。


自分が仕事を楽しめば周りの人間も楽しくなっていき、やがてその輪は客へと広がっていくものです。


例えば先日家族とアウトレットに行った時に僕はとても面白い体験をしました。


父親と母親がトイレに行っていたので、僕は外で二人を待っていたんですよね。

その人は寒かったので携帯を見ていても寒さを紛らわせないし「どこかの店に入って温まろう。もう一回トイレを振り返って誰も出てこなければ他の店に行こう。」と決心しトイレの方向に振り返った瞬間です。


そこから茶色い革の足袋を履いたスーツ姿のお兄さんが出てきました。


最初僕は「え、あの人靴履いてないやん。ってか靴下か?」と思い目を疑ったのですが、よくよく見てみればそのお兄さんが履いていたのは正真正銘茶色い革の足袋だったんです。

それを発見した当のまひろは既に寒さなんかとっくに忘れ、気づけば足袋のお兄さんを目で追っていました。

その後、足袋兄さん(以下省略)はマルジェラの店舗に入っていきマルジェラの店員だった事が発覚しました。


気がつけば、父親が隣に戻ってきていました。そして足袋を履いている人を見てあの店にその人が入っていったんだという事を報告した時、父親が「あ、マルジェラやん。」と言いました。

僕は服は古着とユニクロにしか興味を示さない人間なので「マルジェラ」なんてブランドは知らなかったのですが、服のブランドに詳しい父親が言うにはそのブランドは最近一番流行っているそうです。


そしてまひろと父親は母親をおいて、マルジェラに向かい足袋兄さんを見にいくことにしました。店に入ってその兄さんを見ているとやっぱり足袋を履いていたのです、スーツに。

「いやどういうスタイルやねん。」

と思って僕はその兄さんをずっと目で追いかけていたのですが、あるタイミングで戻ってきた母親が財布を見たいと言ってその足袋兄さんに接客をしてもらっていたのです。


そして、結局母親はその足袋兄さんの接客でマルジェラで財布を1つ購入しました。(正確には父親が金を出しましたが。)



こんな経験僕は初めてでした。


足袋をはている人が気になったのがきっかけで、母親は財布を買ったのです(笑)


接客を勉強している人からすれば、きちんとスーツを着こなして革靴(足袋じゃない)を履くのがセオリーのところですが、あの兄さんはスーツを着こなした上に足袋を履くと言う「遊び心」がありました。

でも逆にそれが集客効果を生み、結果として売り上げに繋がったんですよね。

セオリーに従って普通に真面目に仕事をしていればこんな事は起きなかったでしょう。

僕がこの体験から読者様に何を伝えたいのかと言うと


仕事を楽しんでいますか?



と言う事です。

こんな時期になって関東でもまた緊急事態宣言が出て、関西圏ももう出ようとしている所で特に飲食やサービス業はたまったものじゃないですよね。毎日数字と向き合ってどうやってこの状況を耐え凌ぐのか、適応するのかという事と向き合われていると思います。

ですがそうしていると、無意識に自分の気持ちも落ち込んでいってだんだんもう何をどうしてなんでこんな事をやっているのかがわからなくなってきますよね。


でもそれって、客も同じ事を感じていると思いませんか?


以前こんな記事を出したのですが

人生で一番大切なものは「面白さ」である、という事を書きました。


人間は「面白さ」を現実にするためにお金を稼ぐし、「面白さ」を共有するために友達を作るし、「面白さ」を作るために時間を求めます。


そして「面白さ」のない世界で人間は生きていけない。

例えばあなたは

「これからテレビや携帯などの娯楽が一切何もなく、生きていくために必要な栄養分や温度調整や風呂やベットしかない空間で一人で人生を全て送る」

「死ぬ事」

のどちらかを選べと言われたらどっちを取りますか?


これは僕が昔自分でも多くの人に質問したのでわかるのですが、後者を選ぶ人間が圧倒的に多いです。


それぐらい、人間という生き物にとって「面白さ」は大切ですし、そして常日頃からそれを求めています。


だから話は戻りますが、客もどこかで自分が楽しめる場所を探しているんです。そうなのに、経営する側が落ち込んだり真面目すぎては人々が楽しめるものなんて作れないですよね。


最近で言うとテレビがその典型的な例ですよね。

昔のテレビは自由で規制も少なかったので、今より全然面白かったですよね。


しかし最近は「炎上」や「批判」などによるイメージダウンを気にしすぎた制作側が規制に規制を重ねた結果、現代のテレビ離れは激しくなっています。

そりゃ、テレビで見るいろんな人やスポンサーや規制に気を使いながら話す芸人を見るよりも、アマゾンプライムで何も気にせず面白さだけに特化したドキュメンタルを見る方がよほど面白いわけです。

規制なしで制作側に自由を与えたネトフリのオリジナルドラマが人気が出るわけです。

YouTubeに上がっている、自然体で自由なコンテンツの方がよほど人気があるわけです。(最近はYouTubeも規制が強いですが。)



だからもちろん経営においても、今世間がこんな状況ですからどうしても向き合わないといけない辛い現実は増えてくると思うのですが、それは客側の人間にも言える事なんです。


だからこそ、そんな時だから経営側が仕事を楽しむ事を忘れてはいけない。


楽しさは伝染します。自分が楽しめば社員が楽しくなる。社員が楽しくなれば…と続いていきいずれその「楽しさ」は客に必ず伝わります。

僕がアウトレットで見たマルジェラの足袋兄さんの様に。


だから僕はそういった意味で、仕事を楽しむ事はとても大切な事だと思っています。


客も楽しみを期待してお金を払うのですから、



本日の雑談コーナー『アニメについて』

さてまひろは年末に出した記事にもある通り、生粋のアニメオタクな訳です。

今日から「リゼロ」と「五等分の花嫁」が始まりますね。リゼロはウェブ小説を最新話まで読んでいて、後藤分の花嫁は漫画を最終巻まで読んでいるので話の内容は知ってしまっているのですが、本当に楽しみです。

特にリゼロは前回でオットーとスバルとの熱い男の友情を描いた熱いあのワンシーンが放送された時は男なら誰しもがカット胸が熱くなったはずです。


そんなリゼロのこれからの話の魅力をネタバレなしで語ると、ここからもっと面白くなるの一言に尽きます。

ここからナツキスバルはめちゃくちゃすごくなるので、ぜひ見てください。あとエミリアも最高なので。


五等分の花嫁に関しては、今期で完結するので風太郎が五人の中から最終的に誰と結ばれるのか、と言うところのぜひ注目です。


じゃあ僕は今からリゼロを見るのでここで記事は閉めようと思います。


それでは、あなたの人生がより豊かになる様に僕は心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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