「ウルフアイの瞳」ー詩ー

あなたの　口づけ　私の心を
コスモス色に　染める
車の隣の席に　座り
中央高速を
思い切り　走る
街の灯り　ピンク色の
カーテンのように　揺れる
このまま　星空に
飛び出して　いきたい

あなたの　言葉　私の胸で
すみれ色に　広がる
春雨の　ささやきを
全身に　浴びながら
傘も無く　歩くのが　幸せのひと時
　
あなたの　瞳
アンバー色
そのウルフアイに　見つめられると
私の　魂は　蜂蜜のように
溶けて　あなたの手のひらに
溜まっていく

この恋を　パステル画で
残しておきたい
かき氷のように　ゆるゆると
姿が　変わっていく瞬間を
石板に　化石として　閉じ込めたい

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