「病に敗けない」ー詩ー

病は　湖の　さざ波のように
音もなく　近寄ってくる
どこで　波に足を
さらわれ　始めたのか
わからないことが　多い

幸せに　気を奪われていると
こっそりと
天窓を　開けて
やってくる

身体が　不調さを
訴え始める時に
やっと　小さな違和感が
扉をたたく

この　違和感　配達人の
ドアをたたく音を
無視していると
病は　仮面を脱ぎ捨てて
祭りの　表舞台で
踊りだす

この　踊り神楽の音を聞き
人は　近くの病院に
駆け込む
そして　長く終わりのない
病との　踊り合戦が　始まる

病院の　まどから　
外の景色を　眺めて
季節の　移り変わりを
知るようになる

外の　景色を見ながら
手を合わせて
神の　助けを　祈る
ただ　仏の　慈悲にすがり
無欲の　心を　
毎日　育て　
病に敗けない　心を育てる

最後まで　読んでいただきありがとうございます。
これからも　お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ　子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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