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週刊・フランス滞在記

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【毎週金曜日に配信中】 2019年11月から2020年3月までフランス南東部のグルノーブルという地方都市に滞在。 ストライキあり、コロナありの賑やかな現地生活を満喫しつつ、スイス…
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#オーベルニュ

096. 笑顔だけ持って、マダムにクレープを教わりに行く

096. 笑顔だけ持って、マダムにクレープを教わりに行く

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。
今号は、ご近所のフランス人マダムからクレープの作り方を教えていただいたお話。

最近、ご近所のフランス人マダムと仲良くなって、お互いにレシピを交換しあったりケーキやお惣菜を届け合うようになりました。

以前マダムが届けてくれたクレープが絶品で、レシピを教えてほしいとリクエストをしたところ「今度一緒に作りましょう」と声をかけて

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075. ザクロはオーベルニュへの伏線

075. ザクロはオーベルニュへの伏線

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。ここからわたしに強烈な印象を残したオーベルニュという地について書こうとしているのですが・・久々に「書けない」。筆がうまく進まないのです。仕方がないので、今日はこのモードのまま書いてしまいます。



滞在記のような回想録を長く書いていると、人の記憶というのは本当に凸凹で歪な形をしているのだなということがよくわかる。スルスルと

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076. 古い地母神信仰の残る奇石の街、ル・ピュイ=アン=ブレでほほえむ赤マリア|オーベルニュ編

076. 古い地母神信仰の残る奇石の街、ル・ピュイ=アン=ブレでほほえむ赤マリア|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。

前号からようやくスタートしたフランスのお臍、オーベルニュ地方への旅のお話。今日は、古い地母神信仰の香りを残す街、Le Puy-en-Velayで出会った赤マリアのお話。



オーベルニュへの出発前日。夫と娘が買ってきたザクロでジュースを作りながら何となく不思議な体験が待っている予感が漂っていた(→☆75話参照のこと)。

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077. 奥の院の黒マリア|オーベルニュ編

077. 奥の院の黒マリア|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。
前号に引き続き、今号もLe Puy-en-Velayで出会ったマリアについて。

前号では、街のシンボルとなっている大きな岩山の上に立つ赤マリアのことを書きましたが、今号では、その麓に位置するノートルダム・ド・アノンシアション大聖堂の中へと入って行きます。その中にいるという黒マリアに会いに行ったのですが、私がシンパシーを感じ

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078. カントルーブを聴きながらオーベルニュの大地を走る|オーベルニュ編

078. カントルーブを聴きながらオーベルニュの大地を走る|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。
赤マリアと黒マリア、そしてもう一人のマリアに出会いLe Puy-en-Velayを後にした私たちは、今夜の宿泊先であるオーベルニュの小さな街へ向かった。

カントルーブ作曲のオーベルニュの朝を聴きながら。


そうだ、オーベルニュといえばあの曲。カントルーブ作曲の「オーベルニュの歌」。

これはオーベルニュ地方に古くから伝

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079. ガーディアンルームからの警告|オーベルニュ編

079. ガーディアンルームからの警告|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。
今号はサンチアゴの巡礼路の出発地点の一つ、Le Puy-en-Velayへ行った日の夜に泊まったちょっと不思議な宿について。

Le Puy-en-Velayについてはこちら↓



「うーん、この辺だと思うんだけれど・・」

暮れなずむオーベルニュの景色を眺めながら車を走らせ、近くの小さな石造りの古い街の中へ。スマホに表

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080. 開かなかった扉事件|オーベルニュ編

080. 開かなかった扉事件|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。

今日はオーベルニュのB&Bで不思議な夜を過ごした翌朝のお話。現在5歳(当時3歳)の娘はだんだんとフランス滞在中の記憶がなくなっていくのですが、この「開かなかった扉事件」のことだけはかなり鮮明に覚えているようで何度も話してくるのでした。



「ねぇ、フランスに住んでいた時のこと覚えている?」
「うーん・・・もう忘れちゃっ

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082. 時間の記憶が消えても、色彩の記憶はあせずに残り続ける|オーベルニュ編

082. 時間の記憶が消えても、色彩の記憶はあせずに残り続ける|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。Vic en Carladésという美しい街の中心にある、古い教会の中に足を踏み入れたわたし達。時は2020年2月末。ちょうど世界が未曾有の例の感染症に飲み込まれる前のことだった。今日書くのはあの時感じた色彩の記憶。



娘が幼かったのもあって、わたしのフランス滞在中の記憶といえば、トイレを探して市街地を右往左往したりとか

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083. 2年越しで気づく、夫からの愛情|オーベルニュ編

083. 2年越しで気づく、夫からの愛情|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。コロコロとした鮮やかなステンドグラスの光に包まれたVic en Carladésの教会を後にして、私たちは次の目的地、Puy de Dômeへ。



教会を後にして、さらに車を走らせ、目指したのはPuy de Dôme。

フランスのお臍、オーベルニュ地方。ここはかつて火山活動が活発で、肥沃なこの土地には渓谷に牧草地帯など

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084. 孤独の芯にあるのは温かさ|オーベルニュ編

084. 孤独の芯にあるのは温かさ|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。今日はものすごく深い静寂の中で感じた孤独という温かさのお話。


清々しい青空の下、Puy de Dômeを目指して車を走らせていた私たちだったが、段々と雲行きは怪しくなってきた。時計を見ると、もうすっかりお昼どきだ。土地勘のない場所にて食いっぱぐれるのはなかなかきつい。大人だけならばまだしもはらぺこ耐性のない3歳子連れでそ

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086.雨のピュイ・ド・ドーム、虹がかかったクレルモンフェラン|オーベルニュ編

086.雨のピュイ・ド・ドーム、虹がかかったクレルモンフェラン|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。今日はオーベルニュで多発した「〇〇できなかったシリーズ」Vol3(笑)、ピュイ・ド・ドーム編。活火山やカルデラ好きな夫が行きたいと企画してくれたオーベルニュの旅であったが、段々と雲域が怪しくなり・・・。


さぁ、これからオーベルニュの旅の中でも夫が楽しみにしていたピュイ・ド・ドームへいざ行かん。と、その前に腹ごしらえをして

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087. かぐや姫に出会えそうなクレルモン=フェランの漆黒の教会|オーベルニュ編

087. かぐや姫に出会えそうなクレルモン=フェランの漆黒の教会|オーベルニュ編

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。

天候不良のため、残念ながら登頂することが叶わなかったヨーロッパ最大級の休火山帯、ピュイ・ド・ドームをあとにし、隣接する中心街Clermont-Ferrandへ向かうと大きな虹に迎えられた。次はいざ、この街のシンボル的存在、Notre-Dame de l’Assomption(被昇天聖母大聖堂)へ。そこはなんだかかぐや姫が出

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