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世の中の中枢は崇高なロジックで動いている 〜日本銀行が結果的に年度末の市場の波乱回避の対応をとののった瞬間 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 引き続きタイムリーな話題なので… 
(今回で一旦終わります。完結編。)

 まさかこんなに続けてイベントが起きるとは思っていませんでしたが…
 というか今回はその“結果としての美しい完結”を共有したい…
 
 網羅性担保のために畳み掛けます…

前段の株価急騰の牽制

今回は円急騰の牽制
 異次元の緩和の修正のタイミングが市場の関心事です。
そんな中での今回の日銀総裁の発言…

市場関係者は「日銀の植田総裁が参議院の財政金融委員会で『個人消費は食料品・日用品などに弱めの動きがうかがわれる』などと発言した。これを受けて市場では、今月の金融政策決定会合で日銀が今の大規模な金融緩和策を修正するとの思惑がやや後退したと受け止められ、円安が進んだ。

出典
円相場は値下がり 日銀総裁の発言きっかけに
2024年3月12日 18時31分
NHK Web News

結果として円急騰の牽制となりました。

 因みに円急騰又は急落の牽制手段としては為替介入も有ります。

とは言え、所謂為替介入は財務省の管轄。日銀とは独立で、単に指示によって実務を行います。

短期的には効果が有ります。

 しかしファンダメンタルズを丁寧に変えていくことが王道。その意味では今回の米国とも連携した一連の絶妙な舵取りは極めて高度です。まぁめぐり合わせの良さ…運の良さも有るとは思いますが。

 大きく捉えれば、結果責任を取ることが政治ということなので、これで3月末が年度末である政府も多くの企業なども安定した経済運営の中で本年度を終えられるという環境が今のところは整ったということになります。

 というのが私の理解です。

 例えば会社経営者としては、これがどれだけ有り難いことか、サラリーマンの成れの果てまで行った身としては身に沁みます。

色々有りますが… 詰まりは

日本って国は、まぁ相対的に良く運営されている

ということに落ち着くのです。

 こんな感覚を共有したいと思い一連の作品を起こさせて頂きました。

多謝

補足
 安定した経済運営下でこんな結果も…

春闘 集中回答日
大手企業は高水準の回答が相次ぐ | NHK | 春闘

蛇足
 相対的に枝葉末節の問題を針小棒大に取り上げて、より重要な課題に取り組まない人々を選択する… 残念な流れだと… 

超蛇足
 兎も角この大きな責任感ある流れの中で私達は生きていることが当たり前過ぎて意識しなくなっていることかと…

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