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6日間で巡るポルトガル旅行モデルコース、の一例②ポルト編

↓↓前編であるリスボンとシントラはこちらから↓↓


6日間のモデルコース、の一例

前編では最初の3日間、つまりリスボンとシントラについて書いてきました。この後編では、4日目以降のポルトについてを書いていきます。もう一度、旅程のおさらいから。


リスボン

1日目
10時:リスボン空港到着
11時:ホテルチェックイン
12時:Cervejaria Ramiro(セルヴェジャリア ラミロ)で昼食
14時:リスボン市内散策
17時:Bairro Alto付近で飲み歩き(Leve Leve - Tapas Bar)
19時:Sputnik Craft Beer Bar Lisbonでクラフトビール

2日目
9時:The Bifanas of Afonsoで朝食
10時:サン・ジョルジェ城(São Jorge Castle)
11時:LX Factory(工場跡地を利用したアート系複合商業施設)
12時:Taniteでビール
13時:Pastéis de Belémでおやつタイム
13時半:ジェロニモス修道院(Jerónimos Monastery)
14時:発見のモニュメント(Monument to the Discoveries)
14時半:ベレンの塔(Belém Tower)
15時:MAC/CCB(現代美術館/ベレン文化センター)
16時半:アルジュべ政治歴史博物館(抵抗と自由の博物館)
18時:Pizzaria Tapas La Casaで夕食
20時:A Ginjinhaでサクッとさくらんぼリキュール
21時:LisPoa Craft Beerでクラフトビール

シントラ

3日目
10時:リスボン・ロシオ駅(Lisboa Rossio)からシントラ(Sintra)へ
11時:レガレイラ宮殿(Quinta da Regaleira)、宮殿内カフェで早めの昼食
14時:ペーナ宮殿(Pena Palace)
17時:Metamorphosisで夕食
20時:Bairro AltoのJam Clubで数杯
22時:A Ginjinhaでサクッとさくらんぼリキュール


ポルト

4日目
11時:リスボンのホテルチェックアウト
12時:リスボンからポルトへ移動
15時:ポルト着、ポルトのホテルチェックイン
16時:ポルト市内散策
17時:A Fábrica da Picariaでビール
18時:Muu Steakhouseで早めの夕食
20時:Bonaparte Downtownでギネス

5日目
10時:世界一美しい駅、サン・ベント駅(Porto São Bento)
11時:ポルト大聖堂(Porto Cathedral)
12時:ドン・ルイス1世橋(Dom Luís I Bridge)
13時:Ribeira Squareで昼食
14時:ポルト市内散策
16時:セラルヴェス現代美術館(Museu de Arte Contemporânea de Serralves)
18時:Letraria Portoでビール
20時:Farinhaで夕食
22時:Torto - Bar & Cocktailsでポートワイン

リスボン

6日目
11時:ホテルチェックアウト
12時:ポルトからリスボンへ移動
15時:リスボン着、空港に移動
18時半:リスボン空港発

4日目:ポルトで行くべきとこ

リスボンからポルトへはバス移動。3時間弱。90分映画を2本分。東京都内からだと群馬の万座温泉に行くよりはちょっと短いぐらい。これを長いと感じるか、短いと感じるか。まぁ、ロンドンからマンチェスターも車だと4時間半ぐらいか。
チェックイン後、市内散策していると、土曜日ということもあり、右ではパレスチナ支持の大規模デモ、左ではウクライナ支持の大規模デモが行われていて、さすがポルトガル、いいなぁと思った。システム的な戦争に対しては平和的な抵抗を可視化することが大切である。いわゆる観光地だけを効率よく巡って写真を撮るのも悪くはないが、観光客として、こういった不意打ちの出会いも含めて楽しむことが、私にとっては好ましい。

ポルトのアリアドス大通りで行われたウクライナ支持の大規模デモの様子

デモが行われていたアリアドス大通りからちょっと抜けたとこにA Fábrica da Picariaというクラフトビール屋さんがあったので、2パイントほど。どちらもすっきりとした苦味があって良いIPAだった。

夕食はMuu Steakhouseってところへ。そのお隣のtascöってところも評判良かったし雰囲気も良かったが、ステーキの口(くち)になっていたのでそこへ。でも普段は予約なしの飛び込みは受け付けてないらしいが、その日の早い時間帯のキャンセル分については席を案内する感じのお店だったので「あなたは運がいいね」と言われた。もしこのステーキハウス行ってみたいと思う方は、予約することをオススメしたい。これがまぁ素晴らしかった。ウェルカムドリンクのシャンパン、熱々の出来立てパン、前菜のタルタル、メインのステーキ、赤ワイン1本空けてしまった。最後はお店からのサービスでデザートまでいただいて。(私はチョコが嫌いなので口に合わなかったが。)

移動の疲れもあったし、翌日はパンパンに詰め込んだ旅程だったのでBonaparte Downtownってことでギネスを飲んでから就寝。

Bonaparte Downtown、おしゃれなパブでした

5日目:ポルトで行くべきとこ、食べるべきもの

5日目は朝からサン・ベント駅(Porto São Bento)、ポルト大聖堂(Porto Cathedral)、ドン・ルイス1世橋(Dom Luís I Bridge)をまわった。まぁ、ポルトの観光地の定番。この辺は全部徒歩で行けるので街を散策しながらって感じ。

世界一美しいらしいサン・ベント駅(Porto São Bento)
こういう絵になる階段が多くてポルト好き

午前中に一通り観光地を巡り、お昼ご飯。Taberna Dos Mercadoresってとこに行こうと思っていたけど、すごい行列だったので同じ通りのRibeira Squareというレストランにした。これが正解。前菜の三種のソーセージ、メインの自家製の黒いリングイネとエビのパスタ、それに白ワイン合わせればSayonara.

その後食後の散歩がてら市内散策の後に、バスでセラルヴェス現代美術館へ。ちょっと距離ある(バスで30分ぐらい)し、そこはこの美術館以外に観光地がないから行くのを迷う気持ちもわかります。しかし、「もし迷ってたら行け」が旅の鉄則。これが本当に素晴らしかった。ポルトガル建築の巨匠、アルヴァロ・シザが手掛けた美術館ということで、その建物自体も必見であるわけですが、何よりその展示内容が素晴らしかった。ポルトには、セラルヴェス現代美術館がありますぅ!って感じだった。ただ、美術館以外に敷地内の広大な公園、セラルヴェス・ハウス、シネマ・ハウスもあり、それらの入場込み込みのチケットを買ったが、正直美術館だけでいいと私は思った。

セラルヴェス現代美術館の展示作品の一例

セラルヴェス現代美術館からポルト市内に戻り、Letraria Portoというクラフトビール屋さんで水分補給。種類も豊富で良かった。

ポルトでの最後の晩餐はFarinhaというピッツェリアへ。ここも席数がかなり限られていて予約してないと入れなさそうなお店で、私が予約なしで行った時もカウンターで飲みながら待っててくれるなら1つテーブルが空いた時に案内できるということでなんとか入れた。シンプルに小麦とトマトとチーズで素材勝負しにくるタイプのお店で、料理自体はどこでも出そうなもの、だけど味が複雑で味わい深いものばっかりだった。写真では絶対に伝わらない味。時代に逆行するようなお店だった。出会えて良かったお店。

最後はこのポルト港(マウント・フジヤマみたいなこと?)からイングランドに輸出されたことでそう呼ばれるようになったポートワインで旅の締めくくり。ロンドンだと割高でなかなか手が出せないけど、現地だと気持ち分ぐらいは安かった。美味かったなー、このSandemanってブランド。

6日目:家に帰るまでが遠足

最終日はただ移動。ホテルチェックアウト後に、またバスに乗ってポルトからリスボン・オリエンテ(Lisboa Oriente)へ。もう1泊確保できれば、このオリエンテで水族館行ったり、リスボン国際広場散策したり、ショッピングセンターでブラブラしたりできたかな、と。今回は残念ながらすぐに空港へ。そして、19時半にリスボン空港を飛び立つのでした。

22時ごろかな、ヒースロー空港に着いたのは。その移動の間は、この6日間のポルトガル旅行を振り返ってた。坂道とか階段多かったなー、とか。歩道が凸凹だったなー、とか。どことなく長崎感あったなー、とか。割と多人種だったなー、とか。ヨーロッパからはフランス人、アジアからは韓国人多かったなー、とかとか。
そしてなんやかんやあって家についったのは23時台。「荷解きは明日やろう」ってぐらい疲れてたので、そのまま就寝準備。いつものように、ラジオを聴きながら寝落ちしようと思っていたところで、異変に気がつく。

あれ、、、

あれあれ、、、


ない。どこにもない。どこにもないぞ。


この英国留学を機にApple教に改宗したために、主に動画やラジオの視聴用に使っていた、その日の早朝までは確実にあったはずの私のギャラクシーが、私のサブのスマホが、、、どこにもない。


そう、私は海外旅行の最後の最後でスマホを盗難されてしまっていたのです!!!
(正確には、まだその時の私はスマホを紛失したと思っており、盗難だと気付くのはその数日後であった。そしてその長い長い物語の続きは↓↓↓
こちら↓↓↓から)


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