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#ピアノ講師
ピアノ演奏と身体の動き(1)
最近、ピアノ演奏の時の【動き】のコースを、レッスンのオプションとして学校でやっています。
ピアノ演奏の動きの種類は、私がドイツの音大で勉強したピアノメソッドでは、使う部位によって大きく2つに分類されます。
そしてその2種類から更に細か〜く分岐している、という感じになっているのです。
私がやっているコースのは、そのどちらもの種類を【ピアノを使わずに教えていく】という内容なのですが、どうせなら楽し
ロッカーに眠っていた、ふるーいピアノの楽譜。
ドイツのバイエルン州では2022/23の学年が7月末で終わるのですが、整理整頓の苦手な私は、もう今週から教職員ロッカーの整理を始めることにしました。
というのも、私のロッカー内には古い楽譜がドンっと積まれてまして。
絶対に、一度では家に持って帰れない量と重さ、、。(笑)
毎週ロッカーを開けるたび、「コレはよろしくない状態だなぁー。」と思いながら積まれたままの楽譜を見ていたのですが、ついに【片付
今日はピアノ科コンサート
今、ドイツは学年末で、各種試験、コンサートなどがまだまだ続き、先生も大忙し。
実は私も、今週はたーいへん、、なのです。(笑)
「でも、金曜日の夜のピアノ科のコンサートが終われば、土曜日はレッスンだけなので少しは気が楽になる!」と思い続けて、なんとか乗り切ってこれました。
ところが!
【来年度(9月から)の授業スケジュール】提出、締め切り日が今日だった!ということをすっかり忘れていて、気づい
ピアノのレッスンと言葉
日本で暮らしていた頃の私は、校則とか制服とかがずっと苦手な子供でした。
そうは言っても、もちろんまぁ大抵のことは守っていたわけですが、、。
でも、制服のリボンがしっかり結べていないとか朝からチェックされると「今日一日のスタートが台無しだよ!」なんて憤慨したものです。(笑)
でも自分がドイツの音楽学校で、初めて自分のクラスを持つようになった時、「ああ、【クラスの決まりごと】というものは必要なんだ
ピアニストになるために必要なこと(3)
このハンガリー人の生徒を数回教えていくうちに、だんだん明らかになってきたことが、、。
それはまず、【彼女がハンガリーの英才教育システムで何を教わってこなかったか】ということ。
彼女が習って来なかったものとは、ズバリ【音楽は人が人のために作った】ということでした。
彼女はハンガリーの学校でピアノを扱うことを習い、そのテクニックを使って数々のピアノ曲を弾いてきたのです。
でも、曲を書いたのは、
オンラインレッスン-ロックダウンでの思い出-
ドイツがコロナのロックダウン中だった期間、私のクラスもオンラインレッスンを余儀なくされました。
最初は生徒も私も慣れず、何週間かぎこちないレッスンが続き、対面式レッスンの気楽さというか温かさというか、「こんにちは〜!」「やぁやぁ、よく来たね〜!」というクラスならではのアットホーム感がどうしても出ないのが、なんとももどかしくて、、。
そのうち、「なるほど、オンラインレッスンというものはこういうも
アレクサンダーテクニックの研修
今日は朝9:00から夕方の17:00まで、学校でアレクサンダーテクニックの研修がありました。
この写真、何やらお昼寝の用意かとも見えますよね?(笑)
でも、この光景は、床の上に仰向けになった姿勢で行われた実習の写真です。(笑)
ミュンヘン音大でもアレクサンダーテクニックの講師をしていらっしゃる先生をお招きして行われた特別研修だったのですが、午後は楽器を実際に演奏しながら、、の実習もありました。
オンラインレッスンではピアノを上達させられない?
2020年2月。ヨーロッパではコロナ感染死者数が、毎日信じられないスピードで増えていきました。
メディアでは教会に並べられた夥しい数の木の棺が映し出され、「これは何か想像を絶する恐ろしい事態になっている、、。」と誰もが怯るしかない日々。
テロ、戦争など、ヨーロッパのニュースでは今までにも悲惨な映像が報道されてきましたが、各国の教会に次々と並べられていく棺の映像は、ドイツに長年住んでいる私も初め
クリスマスのクラスコンサート
昨日は私の教室で、小さなクリスマスコンサートをしました。
小さな、、というのは、病気の生徒が続出してしまったので、、。
それでも用意した25席は埋まってしまったので、「密」を考慮するとギリギリOKな人数でした。
とはいえ、去年まではこの恒例のクリスマスコンサートも出来ませんでしたから、小さくてもとても感慨深いものがありました。いつも感じるのですが、クラスコンサートは毎回雰囲気が温かくて感激します