マガジンのカバー画像

自分らしい幸せな生き方

74
自分らしく、幸せに生きるにはどうしたらいいのか。心悦ぶ幸せな人生とは。自由に生きられるようになった今だからこそ、私の体験を通じて得た自分らしい道の見極め方について綴ります。
運営しているクリエイター

2023年5月の記事一覧

はじめまして 自己紹介

はじめまして 自己紹介

京都に生まれ育ち、幼いころからいけばなを習い始めました。
自然豊かな古い家で、大正生まれの祖母と暮らすなかで、
礼儀作法や日本文化の根底にある陰陽五行に
強く関心を抱くようになります。

美しいものや、大切に受け継がれてきたもの、
神聖なものが好きで、大学では美学及び芸術学を学びました。

この世の摂理、法則を知りたいと好奇心旺盛で、
宗教や神話、哲学や心理学、
身体のこと、気功や呼吸法、発声・朗

もっとみる
空っぽのようなものが本当に大切なもの

空っぽのようなものが本当に大切なもの

水は無色透明で、
味もにおいもかたちもないけれど、
確実に存在していて、
地球上になくてはならないもの。

そのあるようでないような水が、
この世を動かしてくれているから、
私たちやこの世界は存在している。

そんな水のように、
本当に大切なものは、
見えてはいけないと
老子は書いている。

道とは自然の法則のことで、
老子は道の大切さを
説いているけれど、
道というのは、草が生えていない。
本当

もっとみる
怒られる人だけでなく怒る人も傷ついている

怒られる人だけでなく怒る人も傷ついている

「あなたに未来はない」

どうすればいいのかと尋ねたら、
離婚するか引っ越しをしなさいと言われた。

家は35年ローンで買ったばかり。
離婚は全く考えていなかった。

離婚するか
引っ越しをするか
究極の選択だ。

どちらかをどうしても選ばないといけないなら、
引っ越しするしかないと思った。

でも、購入した一軒家を
おいそれと引っ越しできるはずもなく、
どうしたらいいだろうかと思いながら、
数か

もっとみる
どんなにつらくても別れなかった訳

どんなにつらくても別れなかった訳

どんなに罵倒されても
どんなになぐられても
どんなに搾取されても
別れることを考えなかったのは、
結婚したら添い遂げるのが「道」だと思っていたし、
それが正当な人生だという感覚だった。

いや、それは表向きのきれいごとであって、
こんな私と結婚してくれる人は他にいないと思っていて、
一人ぼっちになるのが怖かったから。

一人で生きていくのを避けるために、
私は子どもが欲しかったし、
夫と離婚するこ

もっとみる
いつどこにいても変わらない法則がある

いつどこにいても変わらない法則がある

絵画には、世界や時代を超えて、
変わらない普遍的な法則があるという。

それがあるかないかで、
大きく変わるものがあるという。

それは、美しいかどうかではない。
どんなに美しい絵画であっても、
これがないと本物ではない。

それは何かと言うと、深さだという。

ケーキの層のように、
重ねられた厚みが違う。

変わらない法則に従っているものは、
どこまでも深い。

それは、理論によって意味づけされ

もっとみる
結婚とは一緒に生きると決めること

結婚とは一緒に生きると決めること

結婚とは、好きな人と一緒にいたいから
するのではなくて、
この人と一緒に生きると決めたから
結婚するものだと思う。

若かりしころ、結婚したとき、
好きかどうかもわからなかった。
もちろん好意は抱いていた。
彼は、私が憧れる知性と教養を持っていた(と思う)
身体も、ギリシア彫刻のような
整ったかたちをしていた。
そのころ、週何回も水泳に通っていたらしい。

出会って3回目でプロポーズ

なんとなく

もっとみる
損得や効率を考えないのが幸せの秘訣

損得や効率を考えないのが幸せの秘訣

ゴールデンウイークに温泉に一人旅しようと思った。
もう連休間際で、すでに2泊できるいいお宿が取りにくくなっていた。

そんななかで、2つ候補が絞られた。

1つは、70平米以上もある和室の伊豆の温泉が
1人宿泊にもかかわらず割安だった。
惹かれたのは、お部屋の広さ。

そこを予約した後に見つけたのが、
奥志摩のリゾートホテルだった。
20代の頃から志摩に行ってみたかった。
タラソテラピーのホテルが

もっとみる