マガジンのカバー画像

【雑記集】※いたって個人の感想です。

538
雑記・随筆も、書くのが楽しいですね。いや、雑記や随筆こそ、書くのが一番楽しいかもしれません。 そしてこの誰に宛てているわけでもない文章が、漂流して、まったく見知らぬ(かもしれない…
運営しているクリエイター

#最近の学び

それは時と時の「隙間」にある

それは時と時の「隙間」にある

※本日はいつにも増して、「個人的感覚の話」です。

他者からも、そして自分自身からも、絶えず「せっつかれている」ような感覚が、自分にはある。
(――という、この話までは、以前にも記事にしたことがあったような気がする。)

あるいはこれは、時間についての「隙間恐怖症」とも言えるものなのかもしれない。

時間に限らず、「無駄を嫌う」そのこと自体は、本来、悪いことではないはずだ。

――が、しかし。

もっとみる
損を損のままにしたら本当に損になるだけだし

損を損のままにしたら本当に損になるだけだし

とは、樹木希林さんの言葉である。

深く頷くと同時に。

「難」をそういうふうに捉えて、意識的にでも「自分が成熟するための材料」にしていかないと、それは「ただの災難」「悪運」でしかなく――つまりは「損」のまま終わってしまうわけだから。

そこはやはり「自分次第」なのか。

そういうことならば。
意地でもそれを「栄養」「教材」にしてやるからな!

――なんていうふうに、「ドケチ」な私は思うわけである

もっとみる
ふと思い出した「壊れかけのテレビ」の話

ふと思い出した「壊れかけのテレビ」の話

またまた、私が幼少の頃の昔話で恐縮なのですが。

――まだ、ブラウン管だった時代の、テレビの話。

「もう長く使って、そろそろ映りも悪くなってきたので、買い換えようかね?」
という話が、家族間ででると、その度に。

まるでそれを耳にしたかのように、不思議と、そのテレビの映りが良くなる、(とはいえ、ほんの数週間の一時的なものだが、それでも)そういことが、一度ではなく、何回か繰り返されたことがあり。

もっとみる
「最後まで使い切る」なり「借り物だからちゃんと返す」なり

「最後まで使い切る」なり「借り物だからちゃんと返す」なり

「かつては人がいたのに、人がいなくなった後、荒んでいく場所」って。
――立ち入っただけで、何だか重たくって、どこか少ーし、胸が痛む感じすらしてきてしまう。

そこに流れる「時間」までもが、(その外部とは同じ時間が流れているはずなのに、)「世界とは切り離された」「打ち捨てられた」感じまでもまたしてきてしまう。

そもそも。

元から人が、立ち入ったり手を入れたりすることが一度もなかった山林や荒野は、

もっとみる
「自分が変わった」ことには案外気づきにくい

「自分が変わった」ことには案外気づきにくい

たとえば。――あくまで一例だが。

前は許せたことが、許せなくなった、とか。
逆に、前は許せなかったことが、許せるようになった、とか。

これらは、「気づかぬうちに、でもいくらでも当たり前に起こり得る変化」のはずだと思うのだが。

しかし、人の気持ちの「慣性の法則」というか、「私はその方向に動くはずのものなんだから、私はその方向に動く」みたいな所謂「思いこみ」で、「条件反射的に」動いていることって

もっとみる
「邪気」を捨て「勘」で動くと決めてみる

「邪気」を捨て「勘」で動くと決めてみる

計算し、目論むから、その結果が「計算違い」になったり「目論見が外れる」になったりするわけである。

――そのたびに、「あー、何やってんだ、俺!アホか!」と、頭を抱えたりもしてしまう。

繰り返してきたそういう「憂鬱」が、我ながら、私はあんまり好きではないのだ。

で、あるならば。

いっそのこと、極端だけれど「すべて勘で動くようにしようか」なんて考え始めている。
――「はじめからそういうつもりで自

もっとみる
「あきらめ」から始まる物語(ストーリー)

「あきらめ」から始まる物語(ストーリー)

♪「大丈夫」と、あなたに言いたい~

――いや、なんか思いついちゃったんで、荻野目さんの曲からタイトルをいただきました。
(「さよならから始まる物語」――それにしても、何でこの記事内容でこの曲のタイトルを思いついたのだろう??笑)

「人生、あきらめが肝心」とは、よく言ったものである。

押しても引いても、横に引こうと縦に引こうと、叩いても蹴っても体当たりしても、開かない扉は、開かないものだ。

もっとみる
「吸収する季節」「実らせる季節」

「吸収する季節」「実らせる季節」

思い起こすに。

若い頃の「吸収力」たるや、それはもう、凄まじいものである。
――今現在の自分と比べて、同じ人物とは、それはそれは信じられないくらいに。

とはいえ、私の場合のそれは、「好きなこと」「思い入れのあること」に、まあ、限られてしまうのであるが。(笑)

「出会う」、そして場合によってはその「第一印象」だけで、ガーッと、好きになる。
で、凄まじい力で、そのことについて、大量に吸収していく

もっとみる
「顔色うかがい」のすすめ?!

「顔色うかがい」のすすめ?!

結論から言ってしまえば。

「だからどうした」と思えるようになった、ということであろう。
――そんな、神経が太くなった(笑)私自身の、これは「方針転換」の話である。
(ちょっと前までの自分は、「人様への顔色窺いはやめよう」というような方針だったと思う。)

つまり、「気にしないようにしよう」ではなく、「気にはする・留める」。
その上で、「他者に流されない」ということである。

いや、「気づかない」

もっとみる
時間を「大切に・ゆっくり」使う

時間を「大切に・ゆっくり」使う

「時間を大切に」というと、「一分一秒ムダにしない!」というほうにばっかり、意識が向きがちで。
――「時間の短縮」とか「時間の節約」とか、そういうことばかりを思い浮かべてしまうし、実際、自分も、そこにまるで取り憑かれたようになっている部分がこれまであった。

無論、その観点も大事だ。
が、しかし、「時間を大切にする」って、それだけだろうか?と、私はこの度また思い始めたわけである。

「時は金なり」な

もっとみる
心に残らないような「贅沢」ならむしろしたくない

心に残らないような「贅沢」ならむしろしたくない

一つ一つが心に残らないような、
そんな「贅沢」なら、
自分はしたくない。

と、最近、思うようになった。

言い換えると、
「垂れ流すような贅沢」
ということだろうか。

そういうのを、私自身は、
なんとなーく、
「望まなくなった」、
といえばいいのか。

(湯水のように使う贅沢みたいなのが
似合う人もいると思う。
だから他人の贅沢については
本当に何も感じない。)
(但し、自分がやるとなると

もっとみる
「全部知った気になる」と「知識欲」は薄まる

「全部知った気になる」と「知識欲」は薄まる

いや、でも、ついつい、「全部知ったふう」「全部わかったふう」になってしまう自分。

――そのほうが、不安がないからだろうけど。
(悪気はないんです。笑)

でも、そうなると、新たなものを、吸収しようとしなくなる。
――新たな材料を加える、ということは、場合によっては、「考え方の設計をし直す」ということにもなるから、そこを面倒に感じてしまうのだろう。

そうだなあ。
「考え方の組み直し」を、厭わない

もっとみる
「人の悪意」と「人見知り」

「人の悪意」と「人見知り」

「漠然とした勘」は鋭いのに、「実用的な勘」は鈍い。

――いや、これは、私による「自分評」である。

いきなりそんな書き出しで、本日はどういう話かと言うと。

自分の幼少期からの「人見知り」の、その要因を知りたい、なんて昨今思っている自分なのだが。
(で、その要因は、先天的、後天的なもの、両方の、更にはそれぞれ「複合的要素」から成っているのだろうな、とまでは思っているのだが。)

もしかしたら、(

もっとみる
たぶん、すべては繋がっているので

たぶん、すべては繋がっているので

「こんなことが、あんなことに作用していたなんて!」
と、後になって気づくことがある。

例えば。

「すごく怖い人で、やりにくい人ではあったが、あの人がいたおかげで、仕事場に必要な緊張感が保たれていたのか。……いなくなった途端、ミスは多くなるし、ダレて進捗は悪くなるし。」
とか、
「手軽だし健康に良いと信じて毎日飲み続けていたけど、やめてみたら、そっちのほうが余程、身体の調子がいいぞ?」
とか、

もっとみる