若林哲太

社会の出来事を見つめ、感じたことや思いを自分なりの視点と表現で発信するフリーライター。…

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社会の出来事を見つめ、感じたことや思いを自分なりの視点と表現で発信するフリーライター。 書評やコラム・エッセイ、小説にもチャレンジします。フォロー・コメントをお願いします。サークルへの参加、マガジンの購読もぜひ宜しく!

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記事一覧

はじめて油絵を描いてみた(シーズン1最終回)

大体2週間で一作品ぐらいのペースで描いているが、気分が乗ると週に2作品、乗らないときは1ヶ月経っても筆を持たない、そんな具合に、マイペースで進んいる。やっとやる気…

若林哲太
2年前
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はじめて油絵を描いてみた③

とにかく動画をまねながら描いてみよう、そう思いキャンバスに向かった。太めの筆の使い方は少しずつ慣れてきたが、キャンバスナイフはなかなか難しい。思ってるほど絵の具…

若林哲太
2年前
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はじめて油絵を描いてみた②

次に、遠くの山を描く。筆ではなく、食事用のナイフのようなものを使って山の稜線を描き始めた。パレットナイフというらしい。素早く、いとも簡単に稜線を形作っていく。濃…

若林哲太
2年前
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はじめて油絵を描いてみた①

ひょんなことから絵を描くことになった。しかも油絵だ。勝手がわからない、描くにはとにかく道具が必要だろう。絵の具、筆、パレット、キャンバス、…、色々と揃えた。とに…

若林哲太
2年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第11回-

小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第9部(下)  〇32 〇カルロ・リッツィ殺害を否定したマイケルの嘘により、ケイは実家に戻ってしまう。ト…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第10回-

    小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第8部(下) 〇29~31 〇マイケルにドンとしての多くの教育を施していたドン・コルレオーネが突…

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3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第9回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第7部(下) 〇25~28 〇シシリーからニューヨークに戻ったマイケルは、父親の仕事を引き継ぎ、ケ…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第8回-

    小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第6部(下) 〇23~24 〇シシリーに逃れたマイケルは、ドン・トッマジノの保護のもと、アポロニ…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第7回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第5部(下) 〇20~22 〇敵の銃撃で息子のソニーを失ったドン・コルレオーネは、五大ファミリーを…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第6回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第4部(下) 〇ケイ・アダムスがコルレオーネ家を訪れ、トムにマイケルの所在を聞くが、教えてもらえな…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第5回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 第3部(上) 〇12歳でシシリーからアメリカに渡ったヴィトーが、後年、悪名高いファヌッチを殺害す…

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3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第4回-

第2部(上) 〇12~13 ジョニー・フォンティーンはドン・コルレオーネの庇護のもと、ハリウッドでの映画出演を実現させることが出来た。ジョニーにとって、今は前妻の…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第3回ー

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった! 〇4~11  ドン・コルレオーネがソッロッツォ一味に襲撃されたことを知り、マイケルが父親の家に到着…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第2回ー

原作『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!                 2  木曜の午前中、トムは彼の法律事務所に出掛けて行った…

若林哲太
3年前
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第1回ー

#小説 ,#読書感想文,#要約,#あらすじ,#書評,#コメント,#映画,#ゴッドファーザー  原作『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!  『ゴ…

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3年前
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私はボクシングが好きだ!:日本人世界王者⑮(最終回)~ 山中慎介 ~

「私はボクシングが好きだ!:日本人世界王者」の連載も今回が最終回。15回にわたって日本人世界王者を、ウィキペディアの資料を参考に私の独断と偏見で紹介してきたが、実…

若林哲太
3年前
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はじめて油絵を描いてみた(シーズン1最終回)

はじめて油絵を描いてみた(シーズン1最終回)

大体2週間で一作品ぐらいのペースで描いているが、気分が乗ると週に2作品、乗らないときは1ヶ月経っても筆を持たない、そんな具合に、マイペースで進んいる。やっとやる気になって、今度は上空からの富士に挑戦してみた。雲海と空に広がる雲の違いがなかなか表現出来なかった。やや荒っぽさが気になったが、それはそれでいいのかも知れない。

 ひょんなことから描き始めた油絵、見よう見まねで何回か描いてきたが、全く興味

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はじめて油絵を描いてみた③

はじめて油絵を描いてみた③

とにかく動画をまねながら描いてみよう、そう思いキャンバスに向かった。太めの筆の使い方は少しずつ慣れてきたが、キャンバスナイフはなかなか難しい。思ってるほど絵の具が伸びない、綿の生地に広がっていかない。前景もうまくまとまらない、繊細な技術が必要なのだろう。それはきっと、何回も何回も描いていかないと身につかないものなのだろう。だから、何回も描いてみた。それがこれだ。

 やはり思うように描けない。思い

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はじめて油絵を描いてみた②

はじめて油絵を描いてみた②

次に、遠くの山を描く。筆ではなく、食事用のナイフのようなものを使って山の稜線を描き始めた。パレットナイフというらしい。素早く、いとも簡単に稜線を形作っていく。濃い青をベースに白い雪肌を思わせる山の右側は、おそらく陽の当たる方向なのだろう。陰となる稜線の左側には青を気持ち多めに入れて混ぜ合わせ、パンにバターを塗るかのように色付けしていく。谷と思われる部分も日陰になった。陰が出ると山の立体感がしっかり

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はじめて油絵を描いてみた①

はじめて油絵を描いてみた①

ひょんなことから絵を描くことになった。しかも油絵だ。勝手がわからない、描くにはとにかく道具が必要だろう。絵の具、筆、パレット、キャンバス、…、色々と揃えた。とにかく、一度描いてみよう。テーブルの上にリンゴを置き描き始めた。下描き、色塗り、背景の色塗り…と、何とか描き上げたのがこれだ。

なかなか思うようには描けないものだ。悔しいから次の日、もう一度描いてみた。

難しいものだ、これじゃあとても絵を

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第11回-

小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第9部(下) 
〇32
〇カルロ・リッツィ殺害を否定したマイケルの嘘により、ケイは実家に戻ってしまう。トムハーゲンがケイを訪ね、事のいきさつを説明すると、ケイはマイケルのもとに帰って来た。(P407~P418=映画ではシーンなし)

〇トム・ハーゲンがケイに語った話の中に、コルレオーネ・ファミリーが生き抜いていくための真実が…。トムが語っ
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第10回-

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第10回-

    小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第8部(下)
〇29~31
〇マイケルにドンとしての多くの教育を施していたドン・コルレオーネが突然の死を迎えた。ドンの跡を継いだマイケルは、周到な準備と計画のもと、ファミリーに牙を向けるバルツィーニやタッタリアなどの敵や、身内の裏切り者を粛清する。そして、名実ともにコルレオーネ・ファミリーのドンとして成長していく。(P349~P4

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第9回-

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第9回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第7部(下)
〇25~28
〇シシリーからニューヨークに戻ったマイケルは、父親の仕事を引き継ぎ、ケイとも再会する。~マイケルは、ファミリーの拠点を、ニューヨークからラスベガスへ移す準備を始める。

           (P243~P345:Netflix=P133~P145分/177分)

〇ラスベガスのモー・グリーネとはどんな人

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第8回-

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第8回-

    小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第6部(下)
〇23~24
〇シシリーに逃れたマイケルは、ドン・トッマジノの保護のもと、アポロニアと出会い、彼女に一目ぼれし結婚する。しかし、アポロニアの乗った車がファブリッツィオに爆破させられる。妻を失ったマイケルがニューヨークへもどるまで 。
    (P183 ~P239=Netflix:97~106,109~112,123

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第7回-

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第7回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第5部(下)
〇20~22
〇敵の銃撃で息子のソニーを失ったドン・コルレオーネは、五大ファミリーをはじめとする組織の首領を集め停戦協定を提案し、タッタリアと和解した。そして、マイケルをシシリーから安全に呼び戻すための策を練っていた。~トム・ハーゲンは、フレッドの動向を知るため、ソニーの愛人、ルーシー・マンチニをラスベガスに送った。

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第6回-

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第6回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第4部(下)
〇ケイ・アダムスがコルレオーネ家を訪れ、トムにマイケルの所在を聞くが、教えてもらえなかった。一方。カルロ・リッティとコニーは夫婦喧嘩が絶えず、ソニーを怒らせる。五大ファミリーとの戦闘状態が続く中、ドンの回復までの間指揮を執るソニーは、優れた戦術に対して戦略は乏しかった。そんな状況の中、隙を突かれたようにソニーは敵の術中

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第5回-

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  -第5回-

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

第3部(上)

〇12歳でシシリーからアメリカに渡ったヴィトーが、後年、悪名高いファヌッチを殺害する。クレメンツァやテッシオらを従え、やがて政財界や法律・警察関係にも手を伸ばし、コルレオーネ・ファミリーを確固とした組織に創り上げていく。ヴィトー・コルレオーネは、ゴッドファーザーとして自分の帝国を作りつつあった。

         

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問 -第4回-

第2部(上)
〇12~13
ジョニー・フォンティーンはドン・コルレオーネの庇護のもと、ハリウッドでの映画出演を実現させることが出来た。ジョニーにとって、今は前妻のジニーや二人の娘たちと共に過ごす時間がとても大切であった。一方、アカデミー賞主演男優賞受賞に向けて、コルレオーネ・ファミリーの援護が続く。 (P293~P362=映画ではシーンなし)


〇ヴィトー・コルレオーネの力でハリウッドでの映画出
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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第3回ー

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第3回ー

   小説『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

〇4~11
 ドン・コルレオーネがソッロッツォ一味に襲撃されたことを知り、マイケルが父親の家に到着した場面~~レストランで、マイケルがソッロッツォとマクルスキー警部を拳銃で殺害する場面(P166~P289=Netflix:90分/177分)

〇クレメンツァは、裏切者の部下、ポーリ―・ガット―をどのように始末したのか?
〇ルカブラー

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第2回ー

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第2回ー

原作『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

                2

 木曜の午前中、トムは彼の法律事務所に出掛けて行った。金曜日のバージル・ソッロッツォとの会談に供えて、必要な書類に目を通していた。火曜日夜遅くカリフォルニアから戻ったトム・ハーゲンは、ドンにウォルツとの交渉の結果を伝えたが、ドンは少しも驚いた様子は見せなかった。トムから詳しく

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『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第1回ー

『ゴッドファーザー(上)(下)』(マリオ・プーヅォ著・一ノ瀬直二訳)を読んで…あらすじ・映画との比較・疑問  ー第1回ー

#小説 ,#読書感想文,#要約,#あらすじ,#書評,#コメント,#映画,#ゴッドファーザー

 原作『ゴッドファーザー』は、“新しい発見の宝庫”だった!

 『ゴッドファーザー』は、1972年に公開された映画で、当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなった。また、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞している。多くの映画好きの人達にとって一度は観たことのある、名高い映画と

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私はボクシングが好きだ!:日本人世界王者⑮(最終回)~ 山中慎介 ~

「私はボクシングが好きだ!:日本人世界王者」の連載も今回が最終回。15回にわたって日本人世界王者を、ウィキペディアの資料を参考に私の独断と偏見で紹介してきたが、実は紹介したい日本人王者がまだ何人もいた。
最終回は、元WBC世界バンタム級王者、山中慎介。
山中慎介は何と言っても、あの「神の左」である。私は、2度目の防衛戦でロハスに放った左ストレートが脳裏に焼き付いている。顔からマットに倒れていったロ
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