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はじめて油絵を描いてみた①

ひょんなことから絵を描くことになった。しかも油絵だ。勝手がわからない、描くにはとにかく道具が必要だろう。絵の具、筆、パレット、キャンバス、…、色々と揃えた。とにかく、一度描いてみよう。テーブルの上にリンゴを置き描き始めた。下描き、色塗り、背景の色塗り…と、何とか描き上げたのがこれだ。

絵画(リンゴ)

なかなか思うようには描けないものだ。悔しいから次の日、もう一度描いてみた。

絵画(富士①)

難しいものだ、これじゃあとても絵を描くなんて出来ない、少々落胆しつつそれでも、道具も揃えてしまったし、もう少し頑張ってみるか、と思い直した。でも、少し勉強しなければだめだなあ、そう思ってパソコンを開き、ユーチューブで絵の世界をのぞいてみた。なるほど、下描き、遠景から近景への色塗り、光と影、うまいものだ。特に、空と雲の描き方は見る者を惹きつける。初めに空の青を画面上半分に塗る。一番上は濃い青を塗っていく。少し白を混ぜながら青の濃さを軽減しつつ、空全体を落ちつかせていく。幅の広い、小さな刷毛のような筆でカタカナのハの字を繰り返し弾くように色を付けていくが、塗り終わりはゆっくりと大きめに筆を使いながら、丁寧に仕上げる。空の青が塗り終わると、次は雲だ。空の時より少し細めの筆で白い絵の具を付け、やはりハの字を、いや、八の字というより✕点に近い筆遣いで手首を動かしていく。次に白に青を少し混ぜ細筆で、白く塗った雲の下の部分に色付けしていく。すると、雲の影の部分が出来ていき、ふんわりとした立体感が出てきた。見事なものだ。空にいくつかの雲が浮かび、遠景が出来上がった。




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