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コンサートレビュー

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#クラシックコンサート

外来オーケストラの名曲プログラム化が止まらない

外来オーケストラの名曲プログラム化が止まらない

最近すっかりご縁がなくなった「外来オーケストラ」。😅

昔は名門オーケストラの最安席が8000〜9000円で買えました(KAJIMOTOで)。

いまは円安で青天井😱

凄い時代になりました……。

さて、近年私が非常に憂いているのは、

外来オケのプログラムが「名曲の花束」になっている!

ことです。

クラシックの本場、欧米では現代音楽も取り交ぜた「粋な」プログラムが常態化しているのに、来

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ブラビンズ/東京都交響楽団の英国プログラムが渋すぎた

ブラビンズ/東京都交響楽団の英国プログラムが渋すぎた

サントリーホールで、都響第1010回定期演奏会Bシリーズを聴いてきた。

エルガー:序曲《南国にて(アラッシオ)》
フィンジ:クラリネット協奏曲 ハ短調
【ソリストのアンコール】
カイヤ・サーリアホ:DUFT II blühend

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番 ホ短調

指揮:マーティン・ブラビンズ
クラリネット:アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ

今日のプログラムは渋すぎた!😵

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贅沢な退屈 ブロムシュテット/NHK交響楽団のベルワルド

贅沢な退屈 ブロムシュテット/NHK交響楽団のベルワルド

サントリーホールで、N響10月B定期を聴いた。

シベリウス:交響詩「4つの伝説」作品22─「トゥオネラの白鳥」
ニールセン:クラリネット協奏曲 作品57
《アンコール》
ニールセン木管五重奏曲 作品43 ― 第2楽章「メヌエット」(抜粋)
(クラリネット、ファゴット、ホルンの三重奏版)

ベルワルド:交響曲第4番 変ホ長調「ナイーヴ」

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
クラリネット:伊藤 圭

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小林研一郎と神尾真由子 かつての推しに会いに行く

小林研一郎と神尾真由子 かつての推しに会いに行く

文京シビックホールで、「響きの森クラシック・シリーズVol.81」を聴く。

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ベルリオーズ:幻想交響曲

ヴァイオリン:神尾真由子
指揮:小林研一郎
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

前説

完売公演。

小林研一郎も神尾真由子も、一時期追っかけていた。

コバケンは東京芸術劇場の楽屋口で握手してもらったこともある😅

宇野功芳の本でクラシックの森に入っ

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カーチュン・ウォン/日本フィルのブルックナー交響曲第9番に感じた5つの不満

カーチュン・ウォン/日本フィルのブルックナー交響曲第9番に感じた5つの不満

サントリーホールで、日本フィル定期を聴く。

ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109

指揮:カーチュン・ウォン

カーチュン・ウォンは好きな現役指揮者の筆頭である。生で6回くらいは聴いているはずだ。

一番感動したのはCD化もされたマーラーの5番。マーラーの3番もよかった(9番は聴けなかった)。

グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールの2016年の覇者で、日本フィルでは交響曲チクルス

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輝かしい若さの結晶 ハーディング/東京都交響楽団の「巨人」

輝かしい若さの結晶 ハーディング/東京都交響楽団の「巨人」

久しぶりのコンサート日記。

プライベートがバタバタし過ぎて、チケット買ってても行けないことばかり🥲

4/20のムーティの「アイーダ」以来ですよ、コンサート行けたの……。

全然コンサート聴いてないから偉そうにレビュー書くのもどうかと思うけど、まあそれも込みで楽しんでますので😛

今回も2部構成。愚痴を聞きたくない方は1部は飛ばしてください。

今日の「ダーウィンが来た!」

以前「コンサー

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リッカルド・ムーティは一体何が凄いのか 東京・春・音楽祭の「アイーダ」

リッカルド・ムーティは一体何が凄いのか 東京・春・音楽祭の「アイーダ」

東京文化会館大ホールで、ムーティが指揮するヴェルディの「アイーダ」(コンサート形式)を聴いた。

指揮:リッカルド・ムーティ
アイーダ(ソプラノ):マリア・ホセ・シーリ
ラダメス(テノール):ルチアーノ・ガンチ
アモナズロ(バリトン):セルバン・ヴァシレ
アムネリス(メゾ・ソプラノ):ユリア・マトーチュキナ
ランフィス(バス):ヴィットリオ・デ・カンポ
エジプト国王(バス):片山将司
伝令(テノー

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これぞ、新時代のベートーヴェン! 高関健/シティ・フィルの「エロイカ」

これぞ、新時代のベートーヴェン! 高関健/シティ・フィルの「エロイカ」

東京オペラシティコンサートホールで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の定期演奏会を聴いた。

R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」作品59、第1幕および第2幕より序奏とワルツ集
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 作品35
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

指揮:高関 健
ヴァイオリン:南 紫音

前回聴いた高関健とシティ・フィルのマーラー5番は酷評してしまった

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クラシック、私の10大事件簿

クラシック、私の10大事件簿

長年クラシックコンサートに通っているといろいろ事件がある。

ワイドショーネタにもなったサントリーホールでの聴衆乱闘事件の場にこそ居合わせなかったものの、私もそれなりの「事件」を目撃してきた。

今回はその中から10個、ご紹介したい。

1 コバケンの「わが祖国」で、聴衆が総立ち

2002年のチェコ・フィルとの来日公演で、十八番の「わが祖国」を指揮。

演奏後に恒例のスピーチがあり、サントリーホ

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融通無碍の極致 井上道義/千葉県少年少女オーケストラの「運命」

融通無碍の極致 井上道義/千葉県少年少女オーケストラの「運命」

東京芸術劇場コンサートホールで、「千葉県誕生150周年記念 千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会」を聴いた。

ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」  
J.S.バッハ<齋藤秀雄編曲>:シャコンヌ(無伴奏バイオリン・パルティータ第2番より) 
ベートーベン:交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67

【アンコール】
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」

指揮:井上道義

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純文学と大衆文学 小泉和裕/九州交響楽団の東京公演

純文学と大衆文学 小泉和裕/九州交響楽団の東京公演

サントリーホールで、九州交響楽団の東京公演を聴いてきた。70周年記念演奏会。

ベートーヴェン/交響曲 第2番 ニ長調 作品36
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40 TrV190

指揮:小泉和裕

唐突だが、芥川賞と直木賞の違いをご存知だろうか?

簡単にいうと、芥川賞は純文学、直木賞は大衆文学(今でいうエンターテイメント小説)に授与される文学賞である。

小説フリークでなくても知っ

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過去最上のブルックナー体験 下野竜也/広島交響楽団の第8番

過去最上のブルックナー体験 下野竜也/広島交響楽団の第8番

すみだトリフォニーホールで、「下野竜也 音楽総監督ファイナル 広響創立60周年記念東京公演」を聴いた。

細川俊夫:セレモニー ― フルートとオーケストラのための
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)

指揮:下野竜也
フルート:上野由恵

ヴァントを超えた!

大袈裟な!って?😅

いえいえ、その理由をいまから説明します。
私の筆力で今日の感動を言語化できるか不安もありますが🥺

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木を見て森を見ず 高関健/シティフィルのマーラー交響曲第5番

木を見て森を見ず 高関健/シティフィルのマーラー交響曲第5番

オペラシティコンサートホールで、東京シティフィル定期を聴いた。

シベリウス:交響詩「タピオラ」 作品112
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

指揮:高関健
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

20世紀を代表する迷指揮者であり名評論家である宇野功芳の造語に「体臭」がある。

使い方はこんな感じ。

バッハよりカザルスの体臭を感じさせる(指揮作品に関して)。

モーツァルトよりバーン

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お金を払って聴くべき音楽とは 汐澤安彦/足立シティオーケストラのチャイコフスキー

お金を払って聴くべき音楽とは 汐澤安彦/足立シティオーケストラのチャイコフスキー

ギャラクシティ西新井文化ホールで、足立シティオーケストラ第71回定期演奏会を聴いた。

メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
リスト(ミュラー編):ハンガリー狂詩曲第2番
チャイコフスキー:交響曲第4番

【アンコール】
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」から「花のワルツ」

指揮:汐澤安彦

御年85歳の長老、汐澤安彦が聴きたくて出かけた。足立区に行ったのは初めて、かも?😅

汐澤

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