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💠実話🥊井上選手ボクシング世界戦🆕と🤩俺の高校時代・ありえない思い出🥊

俺は今フランスにいる。

サマータイムは7時間時差があり
今早朝だ。

フランスの夜は22時まで明るい。

先ほどニュースでボクシング
WBAなど4階級王者井上選手が
メキシコのネリ選手に勝ったと。

で、俺の高校時代を思い出した。

俺は中学時代新宿目白に住んでいたが
高校は家から片道2時間もかかる
千葉の遠い学校に通っていた。

その学校はさらに最寄り駅から歩いて
2Kあるため当然部活などやる暇もなかった。

ラグビー部に入りたかったが
学校が遠すぎて諦めた。

そこで当時目白ー池袋間にあった
ヨネクラボクシングジムで
高校1年から3年間ボクシング
をはじめたのだ。

きっかけは中学卒業式終わりに
友人4人で歌舞伎町に映画を見に行き
白昼堂々とチンピラに絡まれ
ナイフを突きつけられカツアゲされたのだ。

友人3人はカツアゲされ
俺の番になった。

チンピラが俺の顔をマジマジと見てきた。

お腹にナイフを突き刺されていたので
俺はお金を出そうとすると

チン「お前、俺の悪友に似てるからいいや」

なんと俺の顔がそいつの悪友の顔に
似てるということでカツアゲを免れたのだ。

カツアゲ史上聞いたことない理由だった。

ふと見ると「いいなーお前!」
みたいな感じで友人が俺を羨ましそうに
見ていた。

チンピラもそいつらも全員まとめて
俺へのリアクションが完全に間違っていた。

俺はこれを嫌った。

俺は浮いたお金で友人にご飯と映画を
ご馳走した。

また当時マイクタイソンに憧れ
ラスベガスのMGMホテルで親父と
オスカーデラホーヤ選手の試合を観戦した。

丁度みに来ていた伝説のボクサー
ジョージフォアマン氏と握手させて
もらったのがきっかけでもあった。

ボクシングジムの練習は
だいたい1時間ー1時間半で
いろんな練習があった。

大半はサンドバッグを3分間10R
打ち続ける練習だった。

練習生が多い日は1つのサンドバッグを
表と裏から2人で打っていた。

そこで忘れもしない出来事が起こった。

その日は俺の練習初日でジムも混んでいた。

当然、全サンドバッグも2人で1つ打ってた。

俺は2回目のゴングが鳴り
サンドバッグから離れると
他の人がすぐさま入っていた。

サンドバッグの取合いだったのだ。

ふと見ると1つのサンドを1人の人が使っていた。

俺「あそこあいてるじゃん」と

俺はすぐさま後ろの見えない選手に

「後ろから失礼しますっ!」

と打ち始めると

騒がしいジムが一瞬にして静まり返った。

無情にも俺のサンドを叩く音だけが響いた。

すぐさまヨネクラ会長が飛んできた。

笑いながら俺の頭をはたいた。

会長「おまえしらないのか?笑
世界チャンピオンの大橋秀行だぞ!笑」

ふと周囲をみるとジムは凍りついていた。

俺は大橋選手を知らなかった。

当時ストロー級の世界チャンピオンの
大橋選手がヨネクラジムにいることを。

歴代王者のガッツ石松選手しか知らなかったのだ。

そしてすぐさま

俺「失礼しましたっ!」

といいサンドから離れた。

次のラウンドで
大橋選手が俺の前に来て右足を出してきた。

俺はステップの練習だと思いステップバックした。

大橋選手がもう1歩前に出てきた。

俺はまたステップバックした。

大橋選手「お前何やってんだ!早くしろ!
100年早いんだよ!
シューズの紐を結ぶんだよ!」

俺「えっ!は、はいっ!」

俺は世界チャンピオンの要求に紐を結ばず
2回もステップバックしたのだった。

ふと見るとジムは再度俺に凍りついていた。

俺は大橋選手の靴紐を結びならが
入門初日に
世界王者相手に
ファイティングポーズをとり
ステップバックした無謀で無知な自分に
笑いが止まらなかった。

笑いがばれないように
顔を腕で何度も拭った。

トレーナーから
「そんなことで泣くな!」
といわれた。

「泣いてねえ、追い打ちをかけるな!」

と思った。

200年早かった!

今も笑いながら書いてる・笑


この教訓から学べることはこうだ!


1 あらゆる状況でも即判断し行動しろ!

俺はもっとも状況の判断と対応力が
求められるボクシング入門初日に
世界チャンピオンと一緒にサンドを打ち
会長や周囲を凍りつかせ
大橋選手の靴紐を結ぶのを知らず
2回もファイテングポーズで
ステップバックし周囲を凍りつかせたのだ。

初日にだ!
俺は笑った。

状況を判断できない自分が
おかしかったのだ。


2 良い時も悪い時も自分と向き合え!

俺はよく色んなミスをし
自分のことが嫌になることが多々ある。
でもあらゆる状況でベストな判断をしている
自分を結果がどうであれ受け入れると楽になる。

孔子が

「流れに身をまかせろ!」

といったが

良い時も悪い時も
その状況を判断した
自分をありのまま受け入れ
無理せずに生きていると
人生が楽しくなるのだ。


流れに逆らうと

2倍以上のパワーが必要だから疲れるのだ。

時には必要だが。

欲張らず

「足るを知る!」

ことこそが大事だ。

とにかく

入門初日に2回も
ジムを凍りつかせた自分を思い出して笑った。

*井上尚弥選手はその大橋秀行さんの
大橋ジムに所属している。

で、思い出した・笑



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