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マナviva!教育論語録

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教育事業に20数年間携わってきた中での 教育に対する思いを率直に語るシリーズです 賛否両論が前提ですので いろいろなご意見をいただけれると幸いです 株式会社 EDUCE 代表取締…
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2021年12月の記事一覧

オンライン ホームティーチャー

オンライン ホームティーチャー

教育もオンライン化が加速している。賛否はあるだろうが、(時流とは関係なく)メリットは大きいと感じている。

オンラインのデメリットで真っ先にあげられるのが、対面に比べて「相手の感情」などが分かり難いと言うことだが、対面の時よりも「相手の表情」をよく観察できると思うのだが、いかがだろうか?
慣れていることを前提にして"不自由" だと言うよりは、新しいことの良さを発見し、活かしていくことに意義を感じる

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こどもの優しい場所

こどもの優しい場所

「マナviva! コネクト」「マナviva! 寺子屋」が目指すのは、こどもたちが安心して過ごせる "優しい場所" になることだ。
その実現には、"場所" も重要だと考えている。
(学校や塾と同じ環境では駄目だと考えている。)

心が落ち着く場所を求めて、"古民家"や"お寺"をお借りすることにした。机と椅子の変わりに、座布団や畳、木の温もりなどがあると自然と心が落ち着く。
("寺子屋" の成り立ちと

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保護者のコミュニティ

保護者のコミュニティ

誰にも秘めた "ポテンシャル" があると信じている。
その思いを社名の "EDUCE" に込めている。

「マナviva!」では、こどもの "ポテンシャル" を一緒に探し出し、引き出し、伸ばすことに "真っ直ぐ" に取り組みたいと考えている。

学校の勉強に遅れをとる、学校に馴染めないだけで (この時代になってなお)"駄目出し" はないだろうと思うが、未だに払拭されていないと感じている。

一体、

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こどものコミュニティ

こどものコミュニティ

前回投稿の「コミュニティ*3 + 1」で書いた、大切に思うコミュニティの一つ「こどものコミュニティ」についての詳細を整理してみた。

こどもたちが安心して過ごせる「居場所」となって、こどもたちが"安心" と"信頼" を感じられる場所が必要なことに異論は無いと思う。

「公教育」には期待できない、無理なことは周知のことであり、「私教育」の立場である「マナviva!」故に、そこに存在意義を持たなければ

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コミュニティ*3 + 1

コミュニティ*3 + 1

「マナviva!コネクト」と「マナviva! 寺子屋」には、3つのリアルなコミュニティを作りあげる。
"PTA" ならぬ、"CPT" だ。

先ずは、主役であるこどもたちが安心して過ごせる「居場所」となる"コミュニティC" 。こどもが"安心" と"信頼" を感じられることが、"勉強意欲" にも大きく繋がると信じているからだ。

次に必要なのが、こどもの保護者が気楽に語り合い相談し合える "コミュニ

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安らぎの場

安らぎの場

「不登校」と言う言葉の響きに "違和感" を感じないだろうか?
学校側の言い分 表現になっていて 
 "当事者'' (こどもと保護者)の側に立ってはいない表現ではないだろうか?

学校に行けなくなる理由は「イジメ」を始めとして 計り知れないさまざまなものがあると思う
「不登校」 = "社会的不適合者" みたいなレッテルを貼られてしまって 
ある意味 「切り捨て」られてしまって
学びの機会がなくなっ

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“覚える“から“教える“へ

“覚える“から“教える“へ

教育業界の片隅にいる身が言うのは問題かもしれないが “宿題“ は大嫌いだった
単純に面倒くさいのもあったが 強制的にさせられることに “抗いたかった“

その代わり 友達に聞かれ 教えてあげることには 喜びを感じた 楽しく感じた
(得意げに 教えていたことだろうと思う)

人に教える行為が「自らの学びを深める」上で有益なことに 疑問の余地はないだろう

元来 人は人の役に立つことに喜びを感じるもの

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パーパス

パーパス

STEAMの中心は "A" ではないか と考えている
"A" が アートでも ビャジュアルアーツであっても構わない
(文章も 立派なアートだと思う)
主要5教科と "A" を違うものとしていては 柔軟な発想が阻害されてしまう
(例えば 音楽には数学的思考を感じたり)

STEAMは 国際水準の人材養成に重要だが 学校教育における「教科横断教育」がそれに繋がるとは今のところ思えない 教え方の改善程度

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成長の場

成長の場

前回投稿で記した「マナviva!の使命」の実現には 

担当する学生のクオリティーの確保と育成が大前提になる

もっとも大事にしたいことは
こどもと一緒に「成長する意識」
成長機会をいただいているという「感謝の気持ち」

もっとも排除したいことは 
こどもに「教えてやる」という 尊大な考え方

上から目線で「教えられる」ことに 
こどもは 飽き飽きしている

自分都合なやり方にこどもを合わせるので

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ゴールデン・サイクル

ゴールデン・サイクル

(分からないといけないと感じる必要はない 別に悪いことをしてる訳じゃない)

勉強が苦手なこどもは 
何が分からないのかが 分からない
質問することすらできない
不安と焦りの「負のループ」に入ってしまう
勉強がどんどん嫌いになってしまう

分からないところを一緒に見つける
分からないことを一緒に解決して
「あっそっか!」「わかった!」「できた!」
その喜びを分かち合う
小さな成功体験を積み重ね 自

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