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あなたに合ったビジネス書、読んでますか?そろそろ闇雲に漁るのはやめましょう。

ビジネスマンたるもの、著名なビジネス書は押さえておきたいところです。

…ところが、「著名なビジネス書」って…実際のところ多すぎない!?

一体どれから読めばいいのか分からないし、どれだけ読めばいいの!?

そんな悩みを抱える、そこのあなた‼

今回は、あなたに合ったビジネス書とは?について書いていこうと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

本・積み上げる・勉強・読書

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「ビジネス書や自己啓発書を1,000冊は読破しています‼」

「年間100冊を目標に読書しています‼」

…ちょっと待ってください。

それって、何をゴールとして設定していますか?

本は読めば終わりではありません。

「賢者は歴史に学ぶ」という言葉にあるように、先人の知恵を身につける行為として、読書は非常に有益です。

数万円を支払った挙句、思ってた内容と違うセミナーや講演を受けることは、受講回数という母数が上がれば必然的に上昇します。

これは書籍にも言えることですが、本の価格を数千円と考えるのならば、単純に金額だけ見てもリスクは10分の1程度で済むことでしょう。

つまり、費用対効果が高い学習方法として、読書は多くの人に広まっています。

…とは言え、ただ数をこなせばいいのかと言えば、それは「NO‼」です。

手段が目的にすり替わってしまう好例が、この「闇雲に読書をする」という行為だと私は思います。

女性・読書・本・レザージャケット・立ち読み

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では何故、人は闇雲に読書をするのでしょう?

理由は個人によって異なる部分もありますが、「数値目標」と「自己実現」というキーワードは共通すると考えられます。

ビジネス書を読むセグメントは、当然のことながらビジネスマンです。

多くの企業では「KPI=重要業績評価指標」を正しく設定することで、企業という組織の目標を達成しようとしています。

指標、というくらいですから、誰が見ても明らかな定量的な目印が必要であり、基本的にそれを担っているのは「数値」です。

「データは嘘をつかない」といった言葉を聞いたこともあるのではないでしょうか?

読書において、数値化できる指標は「ページ数/日」や「冊数/月」といった「時間に対しての数量」しかありません。

特に近年では「スモールサクセス/スモールウィン」といって、小さな成功体験の積み重ねが大きな目標を達成するのに有効である、といった概念が世に広まっています。

この「スモールサクセス/スモールウィン」において数値は重要です。

自分のがんばりが数値化されるからです。

数値という誰にとっても明確な情報が、自分の行動において大義名分となります。

大義名分が立てば、自分の行動に正当性や納得性が生じ、自己実現の欲求が満たされ、自分に自信を持つことができます。

「小さな成功体験を積むことで大きな自信を手に入れる」

このことは、何ら不自然なものではなく、正しい行為であると思うことでしょう。

しかし、読書において、この理論は論理のすり替えに他ならないのです。

あなたは何故、本を読むのですか?

男性・本の山・読書

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読書とは、先人の知恵を身につける行為です。

数をこなせばいいものではありません。

究極的に、あなたの人生の行動指針となり得る一冊が見つかれば、読書の目的は果たされるのです。

では、どのように自分に適した本を見つければいいのでしょう?

私なりの見解は、本の内容ではなく著者の経歴に自分と当てはまる項目がどれだけあるのか、が肝要だと考えています。

私の前職は製造業でした。

日々の業務にやりがいを感じられないことから、ビジネス書や自己啓発書に答えを求めるようになりました。

…なにぶん、離職率が高い職場で、私が最年長で最古参、経営者とは社内環境方針で衝突していましたから、身近に模範となる存在がいなかったという背景もありますが…。

読書自体、ほとんどしていなかったので、最初は手当たり次第に読みました。

先ほども述べましたが、読書は自己実現欲求を満たす行為ですから、読書をしていることで満足してしまい、内容は覚えていても現実を変える力にはなっていませんでした。

読書を始めて2年ほど経過したある日、たまたまセミナーに参加する機会があり、非常に多くの示唆に富んだ内容に感銘を受けました。

運よく懇親会にも参加できたので、私は講師の方に自分の現状と読書についての話をしました。

「現状を変えたくて読書を始めましたが、何も変えられないのです」

講師の方の答えは明瞭でした。

「それは、読書の仕方が間違っているからですよ」

男性・読書・ベンチ・河川敷・草むら・顎に手を置く

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当時の私が読んでいた本は、ベストセラーであったり、新刊コーナーに並ぶものがほとんどでした。

読めばいいと思っていた私には、読書の仕方という概念はありませんでした。

「賢者は歴史に学ぶ」という言葉は、「先人の知恵を学ぶ」ことですが、どの先人の知恵を学ぶのか?という視点が私には足りなかったのです。

本には作者がいます。

特にビジネス書や自己啓発書では、作者の思想が顕著に現れます。

そして、作者の思想とは、作者が歩んだ人生の軌跡から成り立っています。

つまり、自分の人生と類似点が多い作者の著書ほど、自分の行動変容に作用しやすいということです。

思えば、私が読んでいたのは外国人著者やサービス業に身を置く作者の本ばかりでした。

今は購入前に検索すれば、インターネットで著者の略歴くらいなら調べることができます。

製造業出身や同じような転機を経験された著者の本を読むようになったことで、私の現実は確かに変化していったのです。

それは、私が現実を変化させるスキルばかりに気を取られており、肝心な私自身のマインドを疎かにしていた事実に気づいたからです。

マインドとは、生まれ持ったものと職業人として培ったものとを融合させることで育つ、私自身の思想なのだと感じています。

ワーク・職人・鍛冶職人・作業場・仕事

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現在の私は、製造業からサービス業へと転職を果たしました。

転職時に最初に行ったのは、今の業態の先人の書籍や製造業からサービス業へと転籍した先人の書籍を読むことでした。

スキルを身につける前にマインドを養うことで、スムーズな転職ができたと思っています。

ビジネス書や自己啓発書は、小説や物語と違って、自分に適した書籍とそうでない書籍がハッキリ分かれます。

読了することに満足してしまっていては、何も進歩がありません。

あなたは何故、その本を読むのですか?

自分に足りない何かを求めるのなら、読み漁るのではなく的を絞ることが肝要だという話でした。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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