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年食ってなお、一人旅。
最後に一人旅に出たのはいつだったろうか。
独り身で海外赴任したり、そこからまた別の国に出張したりを繰り返しているので、ずっと一人旅してるみたいなもんじゃないかと言われればそうなんですけど、でもまあ仕事から離れて飛行機と宿を私費で予約して出かけるのはまた別の話だ。
用務ではなく、
友達や家族と一緒ではなく一人で、
宿泊を伴い、
帰国や帰省でもない旅。
遡ってみると、2018年7月が最後でした。
話しても話さなくても。
元々饒舌な方ではないのだけど、さらに口数が減った実感がある。居酒屋やバーで気の置けない友達と他愛のないことをしゃべるとかいう機会がほとんどない日々が続いて、雑談の感覚が鈍っているというのは、ある。
それもあるのだけど、年を重ねて経験を踏んでたくさんのことを見聞きしたせいか、その場の話されていることについていろんな考えが巡ってしまって、一言まとめられなくて、考えている間に次の話題に流れていってしま
また1年が経ちました。
SNSのおかげで、今年も世界中に散らばった友人知人からお誕生日のお祝いメッセージをいただけました。ありがとうございました。
また1年が経ちました。
2023年、個人的には慌ただしい1年でした。
春、体調崩して夜中に気を失って倒れ、歯を折るやら打撲やら縫合を要する裂傷やら。その数日後に久しぶりの日本で、治療の傍ら、東京、福岡、高知。日本から戻ったらまた片道4便を乗り継いでジュネーブ出張。夏には反
冒険する人、慎重な人。
リスクの認識には本能的に個人差があって、それは動物としてのヒトの生き残りに意味があったのだと思う。神経質で怖がりなタイプは生活の維持や子育てに有利だったはずだし、冒険的で怖いもの知らずなタイプは生活圏の拡大や新しい食料の獲得に貢献したはず。だから今でも、冒険的なタイプから慎重なタイプまで、人のリスクの認識には幅があるんだろうね。
しかし動物としてのヒトは大きく進歩して、知能を駆使し自然を分析して
2011年3月11日、僕は在留邦人でした。
あの日僕は南アからロンドンに移動していて、ヨハネスバークの空港のテレビで津波のニュースを見た見ず知らずの人たちから「お前は日本人か?大丈夫か?」とたくさん声をかけられた。
ロンドンのホテルで受付のお兄さんが、普段は有料のインターネット接続を無料にしてくれて「これで日本のニュースを見れるよ」と。
ロンドンの事務所での用務を済ませて、あとはホテルの部屋でネットばかり見てた。「がんばれ、日本。がんば