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海外生活のあれこれ

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「不思議な日本語」で振り返るシェムリアップ生活1年。

「不思議な日本語」で振り返るシェムリアップ生活1年。

ジャカルタからシェムリアップに移住をしたのは2023年5月です。
4月末に退社をしたのですが、レバラン(断食明けの大型連休)のため、役所が休みに入ってしまい、ビザを破棄する手続きができず、休暇が明けてからのシェムリアップ移動となりました。

2024年もレバランが明けたようで、あれから約1年が経ちます。
(レバランは、毎年数日ずつズレるので、正確にはまだ1年経っていないですが)

つまり、シェムリ

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カンボジアのちょっとマイナーな遺跡観光

カンボジアのちょっとマイナーな遺跡観光

昨年購入した半年有効のアンコールパス(遺跡入場券)が残りわずかとなったため、最後にいくつかの遺跡を巡ってきました!

実はシェムリアップに住んでいながら遺跡観光は久しぶりです。たぶん1ヶ月半ぶり……?

旅行でカンボジアに来ている方なら、数日間にスケジュールを詰め込んであちこち観光されると思いますが、「いつでも行ける」と思ってしまうと、なかなかタイミングの調整が難しいですね……

しかも、オンライ

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シェムリアップでヨガ教室に通う

シェムリアップでヨガ教室に通う

シェムリアップ(カンボジア)に移住してから、ジャカルタで暮らしていた頃に比べれば格段に歩く機会が増えました。

ジャカルタでは本当にタクシーでの移動ばかりだったので、歩くとしたらモールの中くらい。地元の人ですら、バイクや車が中心の生活なので、徒歩で移動できる場所は限られています。

それに対してシェムリアップは歩いて移動できる範囲が多いです。もちろんバイクやトゥクトゥク、車が少なくない訳ではないの

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クメール語、積年の謎が一つ解けた

クメール語、積年の謎が一つ解けた

シェムリアップでクメール語(カンボジア語)のレッスンに通い始めて約5ヶ月。

長いブランクを挟んだので、だいぶ抜けている部分がありましたが、最近ようやく文字が読めるようになってきました。特殊な読み方をする単語は難しいですが、母音と子音の基本ルールを覚えればとりあえず大方の単語には対応できそうです。

ちょっと厄介なのは、クメール語では単語の「分かち書き」をしない点です。教科書はわかりやすく単語ごと

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意外と手強い、クメール語の数字!ローカル市場での買い物事情

意外と手強い、クメール語の数字!ローカル市場での買い物事情

今日もクメール語のレッスンに行ってきました。

オンラインも便利で良いですが、やはり対面レッスンの方が雰囲気が伝わりやすくて好きです。

最近は少しずつクメール語だけで意思疎通ができるようになってきたので(ときどき日本語の単語が交じりますが……)、現地の人ならではの目線でお話が聞けるのも楽しみの一つになっています。

さて、今日は予定していた範囲のページを早めに終わらせてしまったので、「カンボジア

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駆け出しWEBライター、収入の記録

駆け出しWEBライター、収入の記録

以前のnoteでは、カンボジア移住のコストについて書きました。

今回は収入面に関してです。
我々夫婦は、もともと塾講師をやっていたので、オンライン授業が収入の柱になります。

それに加えて、会社を辞めた5月以降はWEBライターの仕事も始めました。

おそらく「フリーランスになろう」とか「海外ノマドになろう」と思う人の多くは、WEBライターの仕事を考えるのではないでしょうか。

私(かず)は、WE

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東南アジア生活、現地採用の人はどんな所に住んでいるの?

東南アジア生活、現地採用の人はどんな所に住んでいるの?

今回は東南アジアの住まい事情について、自分の経験をもとにまとめてみたいと思います。

わたしは大学卒業後にシンガポールの会社に現地採用で就職し、そこで10年ほど勤めた後、結婚を機にジャカルタ(インドネシア)へ異動しました。そして、今年の5月に夫婦ともに退職し、現在はシェムリアップ(カンボジア)で暮らしています。

3カ国とも「東南アジア」という括りでは同じですが、それぞれに特徴があって、住まいに関

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「ナンプラー」の意外な使い方

「ナンプラー」の意外な使い方

「ナンプラー」と聞くと、タイ料理をイメージされる方が多いでしょうか。

独特な香りがするナンプラーは、いわゆる「エスニック料理」に欠かせない存在ですよね。

ナンプラーは、日本語に訳すと「魚醤」です。ナン(ナーム)は「水」、プラーは「魚」を意味します。

カンボジアでも一般的な調味料で、こちらでは「タックトライ」と呼ばれます。タックは「水」、トライは「魚」という意味なのでタイ語と同じですね。

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カンボジアの観光都市、シェムリアップの交通事情

カンボジアの観光都市、シェムリアップの交通事情

今日は改めてカンボジア(シェムリアップ)の交通事情について書きたいと思います。

世界中から多くの観光客が訪れるシェムリアップですが、いわゆる「公共交通機関」は存在しません。

車やバイク、トゥクトゥク、自転車などが主流です。都市間を結ぶ長距離バスはありますが、市内バスなどは走っていません。観光客の場合、街中の移動や遺跡観光にはトゥクトゥク(長距離だと車)を利用することが多いです。

ただ、街自体

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2つの通貨が使える国、カンボジア

2つの通貨が使える国、カンボジア

カンボジアに旅行などで訪れたことがある方はご存知かと思いますが、カンボジアでは2つの通貨が一般的に使われています。

1つは、自国通貨である「リエル(riel)」です。
現在のレートで言えば、「100円≒2911リエル」となっています。

そして2つ目は、「米ドル(US dollar)」です。
ホテルやレストランだけでなく、街中の至る所で使えます。現地の銀行口座も米ドルで開設可能です(もちろんリエ

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不思議の国のニポン|我々はこれを完成品とは認めない

不思議の国のニポン|我々はこれを完成品とは認めない

海外で生活していると「変な日本語」に出会うことがあります。

そんな変な日本語、面白い表現を採集するのは趣味のひとつです。

最近のコレクションを少しご紹介。

「ねっこ まぐろのグレイビーソースよせ」

「カニ味」と書いて「KANIMI」。おそらく原材料は白身魚。

「保温力バシクグソの厚板アルミ製」

「ご使用される前に必ず裏面のご注意をお読みください」というのは完璧な日本語。

ただし裏面は

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新しい部屋での生活。

新しい部屋での生活。

ジャカルタでもともと住んでいた部屋の年間契約が切れたのが4月初旬。

私の退職のスケジュールとレバラン(断食明け)の休暇の関係で、そこから1ヶ月間はインドネシアを出国できなかったので、1ヶ月間のAirbnb生活。

カンボジアに引っ越ししてからは、ビザ手続きが完了するまでの1ヶ月はホテル生活。

と言うことで、ジャカルタの1ヶ月。シェムリアップの1ヶ月。合計2ヶ月間は仮住まいでしたが、ようやく腰を

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カンボジアの物価は「安い」のか?

カンボジアの物価は「安い」のか?

海外に行くときに気になることの一つが「お金」の問題ではないでしょうか。

物価の高い地域に行くとなると、当然ながら旅行の予算も高くなりがち。予算に合わせて旅行のプランを考えなけれななりません。

移住するにしても頭を悩ませる問題の一つになると思います。物価が高い国はそれに比例して給与水準も高めだと思いますが、日本円で収入を得ているフリーランスの場合にはそうもいきません。

そうなると、「物価が安い

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文字を覚えるって大変。

文字を覚えるって大変。

クメール語の教室に通い始めました。
ゼロから始める言語なので、さっそく苦戦をしています。

「〜に行きたいです」とか「〜が欲しいです」みたいな文章でも、インドネシア語の方がスラスラ出てきます。全然話せないと思っていたインドネシア語ですが、最低限のコミュニケーショはできていたみたいです。

英語を除けば、今までに勉強をした外国語は、中国語、インドネシア語に続いて3ヶ国語目になります。

インドネシア

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