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"夢"の見つけ方 ~逆説的なゴールの発見方法~

こんにちは、かずあきです。

僕は人生を豊かにするにはまず始めに夢を抱くことが大事だと考えます。

1.夢(目指したいゴール)ができて
2.意識的にやるべきことをやりはじめる
3.習慣・人格が形成されていく
4.着実に勝ちを積み上げ夢を叶える

こういう流れで人は大きな成功を掴むと思います。
では、あなたは今どんな夢を持っていますか?
そう聞くと大半の人が「やりたいことなんて特にない、考えたことがない」と話します。

将来的な夢(目指したいゴール)を持っていない人が割りと多いのです。
これは持っていないのではなく、ちゃんと考えたことがない、作り方がわからないのだと思います。

今回はそういう「自分には夢や目指したいゴールなど無い」という人の為に"逆説的な夢の見つけ方"を書いていきます。


■逆説的な夢の見つけ方

未来の可能性は無限大です。
それだけにバシッと将来の夢を掲げるのはたしかにそう簡単には決められないかもしれません。

心理学では「決定回避の法則」というものもあります。
これは選択肢が沢山あればあるほどに迷いが生じて決定する(選ぶ)ことを避けてしまう心理現象のことです。

それは逆にいうと選択の幅(底辺や頭打ち)が見えていれば選択しやすいということなので、その選択の幅を決めて考えてみればいいのです。

とはいえ未来の可能性は無限大であってほしいので、そこに頭打ちを決めるのは大変もったいない話です。
ですので、ここでは「絶対に将来こうはなりたくない」という底のラインを決めて考えてみたいと思います。

こうなりたくない、やりたくないことが決まれば自ずとそれが叶っている姿(自分にとって良い未来の姿)が顕在化していきます。

このやりたくない事を決めることで、なりたい姿(夢、ゴール)を見つけることが逆説的な夢の見つけ方になります。

では、何故やりたくないことから入るのか?
をもう少し具体的に解説していきます。

■自己主張が弱い日本人

そもそもになぜ夢を持たない人が多いのか?ですが、
原因の1つに日本の環境要因があるのではないかと思います。

日本文化の"和"「つつましく謙虚な姿勢」が良いとされているために、
家庭内や教育現場でもその協調性を重んじる傾向が強く、
周りから逸脱しないように努めたが故に自己主張が苦手な人が多くいるのではないかと思います。

調和を意識しすぎるが故にユニークな「大きな夢」を掲げること自体に恥ずかしさを感じてしまうのです。
結果、考えないようにしている内に自分はやりたいことが無い人間だ。
というベースが出来上がってしまいます。

例えば、
10年後~20年後にこうなっていたいという理想的な夢(ゴール)はあるか?
と聞くと大半は「考えた事がない」「とくにやりたいことがない」といいます。

でもその一方で、
仮に20年後が50歳だった場合、50歳の自分はどうなっていたら嫌か?
を聞くと割とスラスラとなりたくない自分のイメージを言い始めるのです。

人間が生きるために必要なことは命の危険から我が身を守るための危機管理(察知)能力です。
それらは本能レベルでDNAに刻み込まれている為、
ポジティブよりもネガティブな情動に強烈に反応するようになっています。

つまりネガティブな側面の方が想像しやすい分、本当の自分を出しやすいのです。
まずは自分の本当の想いをさらけだす。ここがとても重要になります。

では次になりたくない姿からやりたいことを見つけ出すステップを解説していきます。

■夢を見つける4ステップ

ここからは夢の見つけ方を4つのステップで説明していきたいと思います。

①10年後、20年後のなりたくない姿を言語化する
②逆にその全てが叶っている自分を想像する
③全てが叶っている自分と今の自分のギャップを言語化する
④未来から逆算した目標とアクション計画を立てる

では1つずつ進んでいきましょう。

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①10年後、20年後のなりたくない姿を言語化する

まずは未来をどこに置くか考えていきましょう。
人それぞれ年齢や考え方も違いますから基本的にいつでもいいですが、
近すぎる未来は設定しても時間軸的にリカバリーできない可能性がでてきます。

そうなると何か凹みがあった時にすぐに無理そうだな、、という気持ちがこみあげてきて諦めてしまいますので、ここではひとまず10年後あたりで置いておきましょう。

では10年後の「こんな自分は嫌だ」を出せる分すべて出してみてください。

10年後の収入、職種、役職、人間関係(家族・友人)、
住んでいる環境、健康(体型・習慣)、持ち物など、

とにかくこうなっていたら嫌だ!を出してみます。
その上で、優先度的に特にこれは嫌だ!のトップ3~5ぐらいをチェックしておいてください。


②逆にその全てが叶っている自分を想像する

では次に、その「こんな自分は嫌だ」が逆に全て成功して叶っている状態の最高の自分を想像してみてください。
そしてその状態の自分を1~3行ぐらいでいいので言語化してください。

まとめるのが難しい場合は先ほどの優先度の高いトップ3~5だけでも回避できている状態で構いません。

例えば「こんな自分は嫌だ」状態が、
今は年収が500万だが、10年後は1000万じゃないと嫌だ。
独身も嫌だし、仕事人間になっているのも嫌だ。不健康なのも嫌だ。

という場合だと

10年後の理想状態として、
10年後は仕事でバリバリ活躍して年収は1000万。
理想のパートナーもいて土日は家族や友人たちとお酒を飲んで楽しんでいる。週3~4回はジムで運動もできており心身共に健康体だ。

という具合に言語化していきます。


③全てが叶っている自分と今の自分のギャップを言語化する

次にその全てが叶っている言語化された
未来の自分と今の自分では何がどう違うのかギャップを出していきます。

今の年収500万の自分と未来の年収1000万の自分では何がどう違うと予想されるか?

・任されている役職が違うかもしれない
・仕事の幅が増えているかもしれない
・副業や投資などで収入原を増やしているかもしれない
・ 転職しているかもしれない
・めちゃめちゃ勉強習慣があるかもしれない
・人間関係が変わっているかもしれない

などのギャップをだせるだけ出してみてください。
これをすることでリアリティが増しますので "ただの大きな夢"から"叶えられそうな夢"に意識がシフトしていきます。

ここまでできれば一先ずあなたは夢を掲げることができています!
おめでとうございます!


④未来から逆算した目標とアクション計画を立てる

最後により現実的な叶えられる夢にする為に、
10年後から逆算して1年毎とでも3年毎とでもいいので先ほどのギャップを元にアクション計画を立てましょう。

緻密にやらなくても大丈夫です。
先の時間軸であればあるほどざっくりでいいので、
10年後に夢がかなってるなら、5年後にはこうなってるはずだよな~という具合で想像して決め行きましょう。

そして現在から半年後までのアクション計画だけ具体的に設計してみてください。

なので半年以内だけ具体的に決め、
それ以降の1年後、3年後、5年後などはこうなっているはずだ!というイメージだけ持っておきましょう。

これを進めながら半年毎に足元の具体目標をアップデートしていくのです。
そうすれば一歩一歩着実に理想の未来に近づけていけると思います。

■まとめ

自分の夢を見つけたところで、
今現在やらないといけないことが多くて動きづらい方もいると思います。

とはいえ何もしなければ何も変わりません。
時間は待ってくれません、どんどん過ぎ去っていきます。

だからといって始めるのが遅いということもありません。
やると決めた時からすでに未来は変わっているのです。

①10年後、20年後のなりたくない姿を言語化する
②逆にその全てが叶っている自分を想像する
③全てが叶っている自分と今の自分のギャップを言語化する
④未来から逆算した目標とアクション計画を立てる

ちなみに、ここで立てた夢(ゴール)は途中で変えてもよいです。
なんなら大体変わります。
自分の意識が今よりも変われば考え方も視座も視野も変わるからです。
それで全く問題ありません。
どんどん抽象的な大きいビッグドリームにアップデートしていってほしいです。

この4ステップを使い、ただただ過ごしているだけの毎日から脱し、
意識的に自分に変化を与えて活力ある最高の自分を手に入れましょう!

長々読んでくださり貴重な時間をありがとうございました。
ではまた。

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