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〜ともども〜母娘ふたりぐらし日誌

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50を手前に人生初の「母との二人暮らし」。子供の頃とは一味違う母娘のドタバタな日常を綴っています。
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記事一覧

クリスマス---父との思い出

クリスマス---父との思い出

子供の頃子供の頃
クリスマスプレゼントは
なぜか男の子向けのおもちゃだった

例えば
ラジコンカーとか
まったく予想だにしない
サンタさんからのプレゼント

あれ?
サンタさんに
伝わらなかったかな?

って思いつつ

欲しいプレゼントではないから
正直 あんまり嬉しくて
心躍るクリスマスじゃ なかったんだよなぁ

だからクリスマスって
そんなに特別な感情が 今でも湧かないんだよね

家庭の事情父

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ツナサンドとたまごサンド

ツナサンドとたまごサンド

もう30年以上経つのに
まったく色褪せずに
ふとよみがえるあの思い出のサンドイッチ

1992年 当時の私は
「デザイナーになりたい!」という志を胸に
デザイン学校に通う学生だった

とにかく毎日好きな「絵を描く」ことを
しかも学校で
1日中やれるなんて
夢のようで

だって 高校の時って
好きじゃない勉強をする時間の方が長くて
私の好きな芸術系の授業は
週にたった2時間
学校行事があればさらに削

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今年もミモザと母と。(ひさびさの母娘ふたりぐらし日誌)

今年もミモザと母と。(ひさびさの母娘ふたりぐらし日誌)

本日3月8日は「国際女性デー」でした。
そして「ミモザの日」。

なんとうちでは母と私、お互いにプレゼントしようとミモザを買ってきたために、たくさんのミモザが集合〜!しました。
幸せの黄色い花。癒されます。
毎日頑張ってる自分を労う気持ちと、世界中の女性がさらに自由に人生をデザインしていけますように、という気持ちで眺めています。

国際女性デーとは

1904年ニューヨークで、参政権のなかった女性

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ちょっと箸休め。

ちょっと箸休め。

ここのところ
ポジティブ心理学や
日本語、暦についてなど続けて投稿してきましたが
今日はちょっと箸休めのような記事を書こうと思います。

最近、特に感じることがあります。
それは
「人はこれまでの経験で形成されている」ということです。

それを改めて思った経験はこんな感じです。

私の職場のひとつは
ファミリーがたくさんやってくるようなところです。
ファミリーの中でも、30代くらいのご夫婦と小さな

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これが引き寄せというもの?かな?

これが引き寄せというもの?かな?

最近の私は
「こうなるといいな」と思うことが現実になることが多い。
こういうのって確か「引き寄せ」っていうんですよね。
(引き寄せ、の使い方が違ってたらごめんなさい。詳しくないもので)
といっても、ひとつひとつはとっても小さなことなんだけど。
きっとあなたが聞いたら「そんなこと」くらいのちいさなできごと。
今日はその中のひとつを綴ってみます。

つい先日の大晦日、20年ぶりにお休みが取れ
家族と一

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大好きなのに、、、切なくて、冬。母と鏡餅。(母娘日誌)

大好きなのに、、、切なくて、冬。母と鏡餅。(母娘日誌)

あけましておめでとうございます。
って、もう5日ですね、お正月気分も抜ける頃。

今年は卯年、大好きなウサギの如くピョーンと跳ねる1年にしようと昨年から心に決め1年間生き続けました。だから今年は私、必ず跳ね上がっていくんです。
自信満々。

卯年の「卯」の字は「門を開く」というような意味もあるそうで
新しいことを始めるのにとても良い年まわりだそうですよ。
みんなで新しいこと、始めましょう。

さて

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人生の棚卸をしているせいかちょっとしたことで昔の記憶が戻ってくる私。(母との記憶)

人生の棚卸をしているせいかちょっとしたことで昔の記憶が戻ってくる私。(母との記憶)

今日は帰り道で
男の子が道端でお母さんに大きな声で叱られている(怒られている?)のを見かけた。
最近にしては珍しい光景だな。
最近、怒らない親がいい親だっていう世の中な気がするから
「怒るお母さん」なるものを久しぶりに見たなぁという感じだ。

男の子はうつむいて
お母さんの甲高い声での怒り玉を
つむじで受け止めているようだった。
『それともつむじにお母さん感情センサーがついていて
お母さんの怒りの

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日誌。ババアはツラい、けれどかわいい(一冊の本を囲む母と私と。)

日誌。ババアはツラい、けれどかわいい(一冊の本を囲む母と私と。)

昨日、一冊の本を購入。
スタイリストの地曳いく子さん×漫画家の槇村さとるさんのエッセイ。

ババアはツラいよ!のあとのサブタイトル
  ー55歳からの「人生エベレスト期」サバイバルBOOKー
このサブタイトルにつられて、、、買ってしまった。
55歳って、、、私、もうすぐじゃん。
55歳って、、、ババアなのか。
そして「人生エベレスト期」とは What?

いく子さんの切れ味の鋭い文章とさとるさんの

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人生の正午に河合隼雄「中年危機」を読んでみた私。

人生の正午に河合隼雄「中年危機」を読んでみた私。

ユング派の臨床心理士としても有名な河合隼雄先生。
私が河合先生に興味を持ったのはだいぶ前のことになるが
NHKの「100分de名著」という番組で
著書を取り上げられていたことがきっかけ。

その後数冊読んで印象には残っているものの
しばらく河合先生の本から遠ざかっていた。

ーーーーーーーそして時は流れ、現在ーーーーーーーー
キャリコンの勉強を始めた中で
心理学、カウンセリングに改めて関心を持つこ

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ワールドカップと母の歓声と海の向こう

ワールドカップと母の歓声と海の向こう

先日のワールドカップ
日本VSドイツ戦。
日本が勝ちましたね。
渋谷はお祭り騒ぎ。
そんな時間に我が家もお祭り騒ぎでした。

点が入っていくたびに母のパッションがどんどん湧き上がり
最後には
「どこから声が出てるんだい?」と思うほどの大歓声。
72歳、まだまだガッツポーズを出しながら大きな声で応援できるパワーがあります。すご。
私、20年後にそんなに元気である自信はないぞ。

同時に海の向こうの息

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証明写真と母と。【日誌。4頁め。】

証明写真と母と。【日誌。4頁め。】

『とらばーゆする』
女性の社会進出が加速し始めた1980年代、流行語にもなったくらいインパクトのある言葉だった。

ちょど40歳でフルタイムの仕事をし始めて
それから転職も何度かしながら30年、ずーっと働き続けてきた母が
「もうそろそろ仕事やめようかな」と言い出した。
「どうぞどうぞ。もう休んでいいと思うよ。」

数日後、「会社に来月いっぱいで辞めるって言ったよ」
30年以上にわたり、本当におつか

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国際女性デーとSDGsと母と娘【日誌。3頁め】

国際女性デーとSDGsと母と娘【日誌。3頁め】

私「明日は国際女性デーなんだってー」
母「え? 国産女性デー?」
     ・・・国産って 牛じゃないんだから。
私「違う違う! 国際女性デー。」
母「へぇ、初めて聞いた。」
私「世界中の女性を称える日なんだってさ」
母「ふーん、そうなんだ。
  あ、そうそう、そういえばさ、みりんって国産米100%のものと
  国産米とタイ米のブレンドのがあってね、、、」
と買い物袋から出てきたみりんを片手に「国

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フルーツサンドとパンの耳【日誌2頁め】

フルーツサンドとパンの耳【日誌2頁め】

今日はお仕事オフ。ちょっと朝寝坊。
朝寝坊ってなんでこんなに幸せなんだろうか。
母は私の寝ている間に仕事に出かけた。まだまだ現役、頭が下がります。

今日は遅く起きたからおなかすいた。
パンが2枚余ってるし、、、あ、そうだ。
冷蔵庫にイチゴもあるし、フルーツサンド作ろう。

ちょっといびつなサンドイッチだけど、自分で食べるものだから。
上出来、上出来。

切り落としたパンの耳はレンジで1分チン!で

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日誌。1頁め。

日誌。1頁め。

49歳、既婚、旦那様と子供が1人ずつ。平凡を絵に描いたような家庭(いや、平凡とも言い切れないか)を築き、穏やかに時は流れ、はや30年。

そんな私は今、母と「ふたりぐらし」。

家族それぞれの事情があって(なんて書くと大そうなことに思われるが理由は大したことではなく、そのうちその話題も書こうと思うが)ひょんなことから母とのふたりぐらしを始めて、かれこれ2年。

20歳で学生結婚して早々と家を出た私

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