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人生をほんの少し変えた買い物
日本画を買った。生まれて初めてだ。
インテリアに関心がなかった、というか正確には関心を持つ余裕がなかった。今の住まいは新築で購入した。当時家の購入で精一杯でインテリアにまで回る資金がなかった。とはいえ最低限の家具は必要だったので、仕方なく予算内で無難な特徴がないものを選んだ。お仕着せの壁紙、決められた床材、キッチンのパネルも洗面台も建てた業者が用意してくれた色や形で、好みの指示を差し込む余裕はな
東京が江戸だった頃から人が住んでいた場所が好き #日本橋
中央区内の住所に日本橋と名がつく範囲は思った以上に広い。北は千代田区岩本町と接する日本橋小伝馬町や台東区浅草橋と神田川を隔てる日本橋馬喰町から 南は日本橋茅場町・京橋との境の日本橋まで。
もちろん古くから中心地であり 今でも大変栄えている。日本橋の橋に書かれている橋の名は15代将軍慶喜公の揮毫だ。大河ドラマで、澁澤栄一が深谷でつくった藍玉を江戸時代末期の日本橋まで売りにくるシーンがあったが、昭和
東京が江戸だったころから人が住んでいた場所が好き #上野 御徒町
いつもの散歩コースの谷根千からもう少し足を延ばすと 上野・池之端・御徒町に辿り着く。上野も御徒町も雑多な商業地、という印象しかないと思う。上野はアメ横の印象が強いし、御徒町に至っては読み方さえわからない人も多いだろう。「おかちまち」です。
上野は地形によってその表情を変える。 高台の上野桜木周辺は落ち着いた住宅街で 東京芸大のゆったりしたキャンパスに続き博物館や美術館を多く抱える上野の森に続く
東京が江戸だったころから人が住んでいた場所が好き #駒込・田端
わたしの生まれて育った場所は 東京が江戸だったころに町外れの郊外で田んぼや畑と人家が入り混じっていたようだ。今や家が立ち並ぶ もはや郊外とはいえない住宅密集地になっている。大人になるにつれ あちこち引っ越したりしたが、結局馴染みのある土地に戻ってきた。
谷中・根津・千駄木に近く ここに再び舞い戻った時はよく散歩した。引っ越したばかりでする事が多くイライラモヤモヤしているときに、小一時間ほど谷中あ