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240212_「建築家 安藤忠雄」を読んで。
2008年に出版されたこの本は、安藤忠雄が何を考え、建築の道に入り、それぞれの時代の中で建築空間と向き合ってきたか、を説き明かしています。
40年の建築家人生を、生み出した多くの作品を、一冊の本に集約することは出来ないけれど、あらゆる空間や出来事、クライアントや案件を取り巻く人と、この方がどのように向き合ってきたか?ということは大まかに捉えられます。
決して建築についての本ではなく、ある建築家の自
230903_日本の近代史ざっくりまとめ1
なぜ日本は真珠湾攻撃をしたのか?
ここを紐解くための、鎖国の歴史を改めて振り返ってみた。
🇪🇸1492アメリカ大陸発見(歴史上の)
西廻りでのアジア到達を目指したコロンブスが西インド諸島へ到着。
→イタリア、イギリス、フランスがアメリカ大陸へ侵略、植民地化。
🇬🇧1600-1874イギリス東インド会社
国際貿易発展当初、リスクの高い航海を担保するための資金提供組織としてイギリスに発足。
□「サピエンス全史」を読んで。
コロナをきっかけに人気が再燃した歴史書(哲学書?)。
歴史も文化も政治も経済も、総括的に今の世界へつながる出来事がまとめられています。
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第一部 認知革命
人間の赤ん坊は他の霊長類、ましてや他の動物と違い、生まれてすぐには立つことも歩くことも出来ず、敵に襲われても這って逃げることさえ出来ない。
それは人間の特徴である大きな脳と直立歩行が原因で、四足
□「眼の隠喩」を読んで。
・はじめに。
人は五感を持つというが、実際のところ情報収集の多くを視覚に頼りすぎている。
反応時間という意味で言えば視覚より聴覚、嗅覚が劣るということは決してない。
けれど、情報を基に思考することに関して言えば、視覚に勝るものはない。
顔認識が一般化され、8Kカメラが実用化される現代でさえ、人間の視覚を介した思考能力を網羅するまでには至らない。
それは非常に曖昧な″感覚的″な分野も含むが、その感