kakeru

きっと今、人生の岐路に立っていると思うから「書いて」「形にする」ということを始めてみよ…

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きっと今、人生の岐路に立っていると思うから「書いて」「形にする」ということを始めてみようと思います。 思ったこと、感じたこと、好きなことを。 27歳。男に産まれていたらこの名前だったそうです。

記事一覧

待ち望んだ春を迎えて。

とても久しぶりのnote。 書いていない間にいろんな変化があったけどそれは一旦置いといて、今日は春の日の記録を。 ついこの間までヒートテックにモコモコ靴下が欠かせな…

kakeru
1年前
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雑記 -貪欲に-

すっかり書く習慣が途絶えてしまった。下書きに書きかけのものは転がっていて、「書ききる」というのがどうやら難しいみたい。予定もない休日なので雑記という形で、あまり…

kakeru
3年前
1

秋に切なさを覚えるのは、その先にある冬がもたらす死を感じるからなのか。それとも金木犀の香りが秋生まれのあの人を思い出させるからなのだろうか。ずっと答えを出せずにいる。

kakeru
4年前
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ランドセルの女の子

「白のもの買ったら汚れ目立つでしょ」 幼い頃はよく母にこう言われていた。 もちろん全くその通りで、子供の頃も大人になってからもそそっかしい私は、知らないうちに持…

kakeru
4年前
5

まだまだ宙ぶらりんで先の事はわかんないけど、1年前と比べて自分も他人も大事にできているからそれだけで25歳上半期にはなまるあげたい。

kakeru
4年前
1

レンタルしているアイネクライネナハトムジークを観ることはしばらくできないだろう。
彼がローラを演じるキンキーブーツを観るという夢は二度と叶わない。映画版もきっともう一生観られない。
今後「笑った時に顔がクシャッとなる男の人好きなんだよね」っていうたびに、私はこの死に絶望する。

kakeru
4年前
1

7月6日

七夕の1日前の7月6日。今日はサラダ記念日だ。 『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』 俵万智さんのこの短歌と出会ったのは中学の国語の授業だっ…

kakeru
4年前
2

アシタカと共に生きたくなった日のこと

今日からジブリ4作品の上映が始まった。 『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』というラインナップ。まずどれを選ぶかが悩ましすぎる中、タ…

kakeru
4年前
5

今年の目標クリアしたので映画レビューしてみた

年明けに新しい映画を30本観ることを目標の一つとして掲げていた。好きな映画は繰り返し観る派なので、確かに少なめに設定してはいたものの活動自粛も重なって、早々に目標…

kakeru
4年前
3

夏の匂いがする。
太陽が 僕の季節だよ と告げてくる。

だけど。
深夜、『夏夜のマジック』を聴きながら、お風呂あがりにレモンサワーを飲む。
それが私の好きな夏だ。

(つぶやきという機能を使ってみたかっただけ) #夏

kakeru
4年前
1

私と読書

「読んだ本の感想を書きませんか?」 何か書こうかなと思ってnoteを開いたら、そう問われたので書いてみよう。折角なら私の人生に影響を与えてきた本たちについて少しずつ…

kakeru
4年前
8

とりあえず一区切り

どたばたと3月を駆け抜けていたら春の匂いが強まり4月になっていた。結局3月に記事を書くことはできなかったけど、まあそういう時もある、ということにしておく。 という…

kakeru
4年前
3

日常の中の丁寧さの話

“丁寧な暮らし”というハッシュタグと共に投稿された、お洒落に盛り付けられた料理や整えられた部屋の写真。SNSでよく見かける誰かの生活の一部だ。時間と手間をかけて作…

kakeru
4年前
7

最近の嬉しかった話

「患者さんへの声掛け優しいなっていつも思ってます!」 1週間ほど前、初めて職場以外で後輩と話した時に言ってもらえた一言だ。忘れたくないからちゃんと書き留めておこ…

kakeru
4年前
6

『京都』第二の故郷の話

私は佐賀で18歳までを過ごした。魅力度ランキングでは毎年最下位争いしているが大切な私の故郷だ。この話もいつか書きたいと思うのだが、今回は年越しを過ごした第二の故郷…

kakeru
4年前
10

2020の話

東京でのオリンピックの開催が決まったときは高校生だった。10代から20代へ走り続けているうちに、ずっとずっと先の未来だと思っていた2020年にいつの間にか足を踏み入れて…

kakeru
4年前
6
待ち望んだ春を迎えて。

待ち望んだ春を迎えて。

とても久しぶりのnote。
書いていない間にいろんな変化があったけどそれは一旦置いといて、今日は春の日の記録を。

ついこの間までヒートテックにモコモコ靴下が欠かせなかったのに一気に春めく日々。
一番好きな季節です(花粉は嫌だけど)。
重たかったコートがなくてもお出かけができる季節になったから新しい服が欲しくてちょっと外出した。

駅に向かいながら「ブラウスって軽やかで春って感じするよね。」と口に

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雑記 -貪欲に-

雑記 -貪欲に-

すっかり書く習慣が途絶えてしまった。下書きに書きかけのものは転がっていて、「書ききる」というのがどうやら難しいみたい。予定もない休日なので雑記という形で、あまり構成や文体等考えず良くも悪くも適当に書いていこうと思う。

緊急事態宣言が出た東京でも、私は変わらない毎日を過ごしている。夏頃からコロナ関連の仕事を派遣という形で始めて、もう半年が経つらしい。一応3月末まではこの仕事をする予定で、年が明けて

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秋に切なさを覚えるのは、その先にある冬がもたらす死を感じるからなのか。それとも金木犀の香りが秋生まれのあの人を思い出させるからなのだろうか。ずっと答えを出せずにいる。

ランドセルの女の子

ランドセルの女の子

「白のもの買ったら汚れ目立つでしょ」

幼い頃はよく母にこう言われていた。
もちろん全くその通りで、子供の頃も大人になってからもそそっかしい私は、知らないうちに持ち物や服を汚してしまう。
今もなんとなく毎日使うような小物等は白いものを避けている。

今朝、通勤途中に電車で白いランドセルを背負った女の子を見かけた。
私が小学生の頃から比べても、更にカラフルでおしゃれになっている小学生の象徴だけれども

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まだまだ宙ぶらりんで先の事はわかんないけど、1年前と比べて自分も他人も大事にできているからそれだけで25歳上半期にはなまるあげたい。

レンタルしているアイネクライネナハトムジークを観ることはしばらくできないだろう。
彼がローラを演じるキンキーブーツを観るという夢は二度と叶わない。映画版もきっともう一生観られない。
今後「笑った時に顔がクシャッとなる男の人好きなんだよね」っていうたびに、私はこの死に絶望する。

7月6日

七夕の1日前の7月6日。今日はサラダ記念日だ。

『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』
俵万智さんのこの短歌と出会ったのは中学の国語の授業だった。教科書に準じた授業ではなくて、先生が持ってきた内容だったと思う。短歌や俳句を読んでその背景のストーリーを考えるというもの。次回の授業で数人の作品を共有し理解を深めるといった内容だった。

当時中学生の私には同棲したての2人の会話に

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アシタカと共に生きたくなった日のこと

アシタカと共に生きたくなった日のこと

今日からジブリ4作品の上映が始まった。
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』というラインナップ。まずどれを選ぶかが悩ましすぎる中、タイトルから分かる通り『もののけ姫』を観てきたのだが、余りに胸がいっぱいで行き場がないので勢いのままこれを書いている。
ネタバレしかない作品への愛を語っていくので、ネタバレNGの人はここで一旦さようならでお願いしたい。でも是非是非映画を観て

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今年の目標クリアしたので映画レビューしてみた

今年の目標クリアしたので映画レビューしてみた

年明けに新しい映画を30本観ることを目標の一つとして掲げていた。好きな映画は繰り返し観る派なので、確かに少なめに設定してはいたものの活動自粛も重なって、早々に目標をクリアしてしまった。

ので、折角ならいくつかレビューをしていこうと思う。ちなみに普段Filmarksを使って観た映画、観たい映画は管理している。おすすめ。

上映中なら『パラサイト』言わずもがなアカデミー賞受賞作品。韓国映画が受賞する

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夏の匂いがする。
太陽が 僕の季節だよ と告げてくる。

だけど。
深夜、『夏夜のマジック』を聴きながら、お風呂あがりにレモンサワーを飲む。
それが私の好きな夏だ。

(つぶやきという機能を使ってみたかっただけ) #夏

私と読書

「読んだ本の感想を書きませんか?」

何か書こうかなと思ってnoteを開いたら、そう問われたので書いてみよう。折角なら私の人生に影響を与えてきた本たちについて少しずつ。

大人になるにつれてどんどん本を読まなくなってしまったけれど、幼い頃はまさに“本の虫”だった。保育園に通っていた頃、近所のショッピングモールで母が夕飯の買い出しをしている間、私は本屋の絵本コーナーで待っていた。読んでいる本を友達に

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とりあえず一区切り

とりあえず一区切り

どたばたと3月を駆け抜けていたら春の匂いが強まり4月になっていた。結局3月に記事を書くことはできなかったけど、まあそういう時もある、ということにしておく。

ということでタイトルの通り、一区切り。新卒で入職し、2年間務めた病院を退職した。もっと早く言葉にしようと思ったが、あまり終わった実感がないのと世間の忙しなさに呑まれているうちに、だいぶ日が経ってしまった。
コロナさえなければ、暖かい国に数週間

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日常の中の丁寧さの話

日常の中の丁寧さの話

“丁寧な暮らし”というハッシュタグと共に投稿された、お洒落に盛り付けられた料理や整えられた部屋の写真。SNSでよく見かける誰かの生活の一部だ。時間と手間をかけて作られた料理にも、雑貨一つ一つにこだわった部屋作りにもとても憧れる。
だけど日常的に自分のためのご飯に手間をかけるのは私には難しい。しかも部屋を整えるセンスは持ち合わせていないし、整理整頓は苦手だ。1日気合を入れて、特別な“丁寧な暮らし”を

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最近の嬉しかった話

最近の嬉しかった話

「患者さんへの声掛け優しいなっていつも思ってます!」

1週間ほど前、初めて職場以外で後輩と話した時に言ってもらえた一言だ。忘れたくないからちゃんと書き留めておこうと思う。

看護師として働いて丸2年が経とうとしているけれど、仕事は全然できなくてしょうもないミスも沢山する。成長できているなんて微塵も思えない。1年目の後輩たちに、こんな先輩で恥ずかしい、というのが正直なところだ。
これまで発言や態度

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『京都』第二の故郷の話

『京都』第二の故郷の話

私は佐賀で18歳までを過ごした。魅力度ランキングでは毎年最下位争いしているが大切な私の故郷だ。この話もいつか書きたいと思うのだが、今回は年越しを過ごした第二の故郷の話をしようと思う。

私にとっての第二の故郷は間違いなく京都である。大学生活の4年間を京都で過ごし、今では一年中人で溢れるあの街は“観光地”でなく“帰る場所”になっている。

死に物狂いで勉強して受験戦争に見事勝利した私は、3月27日に

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2020の話

2020の話

東京でのオリンピックの開催が決まったときは高校生だった。10代から20代へ走り続けているうちに、ずっとずっと先の未来だと思っていた2020年にいつの間にか足を踏み入れていた。
年の始まりはいつもわくわくするけど、「今年はこんな1年にしたい」と抱負を決めても、結局1か月も経てば変わらない日常に戻ってしまう。例年はそれでも良かったかもしれない。だけど今年はきっと変化の多い年になる。自分を見失わないよう

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