kakeru

きっと今、人生の岐路に立っていると思うから「書いて」「形にする」ということを始めてみよ…

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きっと今、人生の岐路に立っていると思うから「書いて」「形にする」ということを始めてみようと思います。 思ったこと、感じたこと、好きなことを。 27歳。男に産まれていたらこの名前だったそうです。

最近の記事

待ち望んだ春を迎えて。

とても久しぶりのnote。 書いていない間にいろんな変化があったけどそれは一旦置いといて、今日は春の日の記録を。 ついこの間までヒートテックにモコモコ靴下が欠かせなかったのに一気に春めく日々。 一番好きな季節です(花粉は嫌だけど)。 重たかったコートがなくてもお出かけができる季節になったから新しい服が欲しくてちょっと外出した。 駅に向かいながら「ブラウスって軽やかで春って感じするよね。」と口に出した瞬間、自分の中で生まれた「軽やか」という言葉がふっと心に風を連れてきてそし

    • 雑記 -貪欲に-

      すっかり書く習慣が途絶えてしまった。下書きに書きかけのものは転がっていて、「書ききる」というのがどうやら難しいみたい。予定もない休日なので雑記という形で、あまり構成や文体等考えず良くも悪くも適当に書いていこうと思う。 緊急事態宣言が出た東京でも、私は変わらない毎日を過ごしている。夏頃からコロナ関連の仕事を派遣という形で始めて、もう半年が経つらしい。一応3月末まではこの仕事をする予定で、年が明けてからはその先のことを考えなければと思い、ようやく動きはじめたところ。本当は去年の

      • 秋に切なさを覚えるのは、その先にある冬がもたらす死を感じるからなのか。それとも金木犀の香りが秋生まれのあの人を思い出させるからなのだろうか。ずっと答えを出せずにいる。

        • ランドセルの女の子

          「白のもの買ったら汚れ目立つでしょ」 幼い頃はよく母にこう言われていた。 もちろん全くその通りで、子供の頃も大人になってからもそそっかしい私は、知らないうちに持ち物や服を汚してしまう。 今もなんとなく毎日使うような小物等は白いものを避けている。 今朝、通勤途中に電車で白いランドセルを背負った女の子を見かけた。 私が小学生の頃から比べても、更にカラフルでおしゃれになっている小学生の象徴だけれども、白を使っている子どもは初めて見た気がする。 もしかするとこの子の両親も、白いも

        待ち望んだ春を迎えて。

        • 雑記 -貪欲に-

        • 秋に切なさを覚えるのは、その先にある冬がもたらす死を感じるからなのか。それとも金木犀の香りが秋生まれのあの人を思い出させるからなのだろうか。ずっと答えを出せずにいる。

        • ランドセルの女の子

          まだまだ宙ぶらりんで先の事はわかんないけど、1年前と比べて自分も他人も大事にできているからそれだけで25歳上半期にはなまるあげたい。

          まだまだ宙ぶらりんで先の事はわかんないけど、1年前と比べて自分も他人も大事にできているからそれだけで25歳上半期にはなまるあげたい。

          レンタルしているアイネクライネナハトムジークを観ることはしばらくできないだろう。 彼がローラを演じるキンキーブーツを観るという夢は二度と叶わない。映画版もきっともう一生観られない。 今後「笑った時に顔がクシャッとなる男の人好きなんだよね」っていうたびに、私はこの死に絶望する。

          レンタルしているアイネクライネナハトムジークを観ることはしばらくできないだろう。 彼がローラを演じるキンキーブーツを観るという夢は二度と叶わない。映画版もきっともう一生観られない。 今後「笑った時に顔がクシャッとなる男の人好きなんだよね」っていうたびに、私はこの死に絶望する。

          7月6日

          七夕の1日前の7月6日。今日はサラダ記念日だ。 『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』 俵万智さんのこの短歌と出会ったのは中学の国語の授業だった。教科書に準じた授業ではなくて、先生が持ってきた内容だったと思う。短歌や俳句を読んでその背景のストーリーを考えるというもの。次回の授業で数人の作品を共有し理解を深めるといった内容だった。 当時中学生の私には同棲したての2人の会話にしか思えなくて、その情景を書きまとめて提出した。高等部の先輩に「ディープだね」と

          7月6日

          アシタカと共に生きたくなった日のこと

          今日からジブリ4作品の上映が始まった。 『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』というラインナップ。まずどれを選ぶかが悩ましすぎる中、タイトルから分かる通り『もののけ姫』を観てきたのだが、余りに胸がいっぱいで行き場がないので勢いのままこれを書いている。 ネタバレしかない作品への愛を語っていくので、ネタバレNGの人はここで一旦さようならでお願いしたい。でも是非是非映画を観て、お願いだから。 なぜ『もののけ姫』を選んだかそこから書くのか、と自分でもツッ

          アシタカと共に生きたくなった日のこと

          今年の目標クリアしたので映画レビューしてみた

          年明けに新しい映画を30本観ることを目標の一つとして掲げていた。好きな映画は繰り返し観る派なので、確かに少なめに設定してはいたものの活動自粛も重なって、早々に目標をクリアしてしまった。 ので、折角ならいくつかレビューをしていこうと思う。ちなみに普段Filmarksを使って観た映画、観たい映画は管理している。おすすめ。 上映中なら『パラサイト』言わずもがなアカデミー賞受賞作品。韓国映画が受賞する快挙を成し遂げたわけだけど、噂に違わず面白かった。PG12指定されてて少々流血シ

          今年の目標クリアしたので映画レビューしてみた

          夏の匂いがする。 太陽が 僕の季節だよ と告げてくる。 だけど。 深夜、『夏夜のマジック』を聴きながら、お風呂あがりにレモンサワーを飲む。 それが私の好きな夏だ。 (つぶやきという機能を使ってみたかっただけ) #夏

          夏の匂いがする。 太陽が 僕の季節だよ と告げてくる。 だけど。 深夜、『夏夜のマジック』を聴きながら、お風呂あがりにレモンサワーを飲む。 それが私の好きな夏だ。 (つぶやきという機能を使ってみたかっただけ) #夏

          私と読書

          「読んだ本の感想を書きませんか?」 何か書こうかなと思ってnoteを開いたら、そう問われたので書いてみよう。折角なら私の人生に影響を与えてきた本たちについて少しずつ。 大人になるにつれてどんどん本を読まなくなってしまったけれど、幼い頃はまさに“本の虫”だった。保育園に通っていた頃、近所のショッピングモールで母が夕飯の買い出しをしている間、私は本屋の絵本コーナーで待っていた。読んでいる本を友達にとれるのが嫌で、床に座って開いた足の間に本を置き、取られそうになったら足を閉じて

          私と読書

          とりあえず一区切り

          どたばたと3月を駆け抜けていたら春の匂いが強まり4月になっていた。結局3月に記事を書くことはできなかったけど、まあそういう時もある、ということにしておく。 ということでタイトルの通り、一区切り。新卒で入職し、2年間務めた病院を退職した。もっと早く言葉にしようと思ったが、あまり終わった実感がないのと世間の忙しなさに呑まれているうちに、だいぶ日が経ってしまった。 コロナさえなければ、暖かい国に数週間滞在して美味しいものを食べたかったし、大きいリュックを背負って国内を放浪したかっ

          とりあえず一区切り

          日常の中の丁寧さの話

          “丁寧な暮らし”というハッシュタグと共に投稿された、お洒落に盛り付けられた料理や整えられた部屋の写真。SNSでよく見かける誰かの生活の一部だ。時間と手間をかけて作られた料理にも、雑貨一つ一つにこだわった部屋作りにもとても憧れる。 だけど日常的に自分のためのご飯に手間をかけるのは私には難しい。しかも部屋を整えるセンスは持ち合わせていないし、整理整頓は苦手だ。1日気合を入れて、特別な“丁寧な暮らし”を実践することはできるかもしれないが、日常に落としこむことは恐らく無理だろう。

          日常の中の丁寧さの話

          最近の嬉しかった話

          「患者さんへの声掛け優しいなっていつも思ってます!」 1週間ほど前、初めて職場以外で後輩と話した時に言ってもらえた一言だ。忘れたくないからちゃんと書き留めておこうと思う。 看護師として働いて丸2年が経とうとしているけれど、仕事は全然できなくてしょうもないミスも沢山する。成長できているなんて微塵も思えない。1年目の後輩たちに、こんな先輩で恥ずかしい、というのが正直なところだ。 これまで発言や態度で患者さんを不快にさせてしまったこともあるし、「優しくあろう」としないとできない

          最近の嬉しかった話

          『京都』第二の故郷の話

          私は佐賀で18歳までを過ごした。魅力度ランキングでは毎年最下位争いしているが大切な私の故郷だ。この話もいつか書きたいと思うのだが、今回は年越しを過ごした第二の故郷の話をしようと思う。 私にとっての第二の故郷は間違いなく京都である。大学生活の4年間を京都で過ごし、今では一年中人で溢れるあの街は“観光地”でなく“帰る場所”になっている。 死に物狂いで勉強して受験戦争に見事勝利した私は、3月27日に京都での生活をスタートさせた。引っ越しを手伝いに来ていた母と弟と京都駅で別れると

          『京都』第二の故郷の話

          2020の話

          東京でのオリンピックの開催が決まったときは高校生だった。10代から20代へ走り続けているうちに、ずっとずっと先の未来だと思っていた2020年にいつの間にか足を踏み入れていた。 年の始まりはいつもわくわくするけど、「今年はこんな1年にしたい」と抱負を決めても、結局1か月も経てば変わらない日常に戻ってしまう。例年はそれでも良かったかもしれない。だけど今年はきっと変化の多い年になる。自分を見失わないように、いつでも振り返ることができるように、自分のためにではあるものの思いつく限り今

          2020の話