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写真・短編小説・詩

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様々な内容にチャレンジしてみたいと思います😄皆様の人生において、何かのきっかけになりますように😊
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2023年11月の記事一覧

その心を忘れないで

その心を忘れないで

何気ない言葉が 心を遠ざける
とりとめのない話が 心を飽きさせる

そんなこともある

さりげない言葉が 心を近づける
突拍子もない話が 心をときめかせる

そんなこともある

どんな言葉でも どんな話でも
もれなく心は動く

その言葉 その話は
心を動かせる

その心を忘れないで

この空に

この空に

この空に何度お願いしただろう

あの日からずっと

会えること信じて

月日が私の姿を変えてく

わかるだろうか 私だと

気持ちはあの日のまま

叶うならもう一度

もう一度だけ

この空に願う

私はここにいる

ここにいるよ

待つも有益

待つも有益

時間を無駄にしちゃいけないって
あちこち動いては
あれこれやってみるけれど
どうも上手くいきません

思いなく あちこち あれこれ
焦っては あちこち あれこれ
逆に時間が無駄に…

思いなければ待てばいい
待つも行動の内

その方が無駄にならない
そんなこともあるものよ

大海原

大海原

大海原に憧れて
船出してみたけれど
見渡す限りの海原は
憧れ薄め飽きを生み
水平線は試練の景色
コンパス手に持ったとて
示す場所さえ分からねば
ただ波に揺られて漂いて
そのまま波間に漂えば
いずれ藻屑と消えるだけ
大海原には目的地
大海原は目的地にはならない

そのままでいい

そのままでいい

心をかすめる言葉が
私の足を止める
心をかすめる村雨が
私の気持ちを止める

言葉は避けてない
雨も避けてない
避けているのはこの私

もう少し正直になれたら
そして強くなれたらと

うつ向く足元には道草
正直でなくてもいい
別に強くなくてもいい
ありのままのそれでいい
そう言っては揺れてた

自然に生えるその草は
青々としておりました

北の大地

北の大地

あなたを守りたい一心だった
強くなれたのは紛れもない
あなたのおかげ

もう恐れはしない

時代の花となりて
この夢に咲き
この夢に散る

迷いなき道に咲く花はいつも
ひときわ美しい

約束

約束

約束は約束

どこにいたって変わらない
どこにいたってかまわない

果たすことに変わりはない

忘れられない限り

忘れられない限り

忘れられない限り
生きてるに等しい

生きているのに
忘れられている
そんなこともある

あなたは私の心の中
今も確かに生きてる

忘れられない限り
それは
生きてるに等しい

かんざしとあたし

かんざしとあたし

あたしの挿したかんざしが
日に照らされキラキラと
眩しく光るはいいけれど
皆かんざしばかり見て
可愛い綺麗と誉めるのよ
せっかくおめかししたお顔
誰も誉めてくれません
かんざしばかり誉めるから
かんざし外してみたけれど
誰も誉めてはくれません
お顔を誉めてほしいけど
悔しいけれど
も一度かんざし挿しました

朝を待つ歌

朝を待つ歌

琴線に触れる歌
夜毎侘しく流れては
朝日と共に消えてゆく
儚い言葉は夜露のように
暗闇の中に消えてゆく
誰も知らない夜風の行方
誰も気付かぬ月夜の涙
琴線に触れる歌はいつも
朝の訪れを待っている

咲けているだけで

咲けているだけで

咲きはしたけれど

今日は鉄板カンカン照り
昨日は土砂降り水浸し
一昨日は運動靴の空襲と

こんなはずじゃなかったと
空眺めては思う日々

ある時あの子に摘まれたら
綺麗に飾ってくれるかと
精一杯咲いたらば
気付いて摘んでくれました

夕暮れの帰り道
あちこちに咲くお花たち
みんな綺麗に咲いている
すると私は手を離れ
道端に落っこちた

他のお花を摘むあの子
私を忘れて帰ってった

日暮れ道端山の

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幸せの巣

幸せの巣

いつもは日常
たまには非日常

たまにが多ければ
幸せになれる

そんな気がした

たまに行く旅行
たまに入る温泉
たまに飲むお酒
たまに会う人達

たまにには
きっと幸せが潜んでる