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雑記

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その他、他愛もないことを書きます。
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2020年6月の記事一覧

ハーバード式 世界のエリートが実践する教養としての10の習慣

やたらとハーバードを崇拝し、教養を身につけたがり、世界のエリートという謎の人物を真似ようとし、個数を数え、習慣として実践する。ビジネス書のタイトルは下品だ。ハーバード出しとけば良いんだろ感や、教養と言っておけばいいんだろ感が溢れている。

これを入れとけば流行る、という単語を入れたくなる気持ちはわかる。セオリーに反するギャンブルに出たとき、もし売れなかったら編集者の責任になる一方で、セオリー通りに

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自分の意識レベルを超えた言葉は、自分の意識レベル内でしか解釈しかできない。

と、僕は思う。誰かの話を聞いたときに、「あーはいはい、つまり〇〇ということね」という中途半端な理解で済ませてしまうアレだ。自分がそのように振る舞ってしまっている実感もあれば、自分が話した相手がそのように咀嚼していると感じる瞬間もある。これを仮に意識フィッティングと名付けよう。(もっといい名前があると思うので、仮で)

大抵の大人は知らないことや理解できないことを無理やり理解したように振る舞うために

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僕が人に相談しない理由。

僕はほとんど人に相談しない。進路といった重要な事柄から、どの服を買うべきかといった些細な事柄まで。

なぜか。それは、人に相談をする前段階で、すでに想定される可能性やメリット・デメリットは出尽くしており、相手がよほどその分野の専門家でない限り、相談によって新たに知見を得られることが少ないからだ。当然、当事者である自分自身が、最もその問題について真剣に考えている。そのため、初めてその問題に対面する素

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狩猟採集時代の老後ってどんなものだったのだろう?

現代人は、老後に怯えきっている。老後、西成で野垂れ死なないために働き、貯金をして、年金を払って、株を買って、住宅ローンを組む。これほどまでに公共の福祉が整い、医療が発達し、豊かになった現代でも、万全に備えなければ、乗り越えられない老後。では、狩猟採集時代の老後はどれほど過酷だったのかと、ふと疑問に思った。

まず考えられるのは、老人になる前に大多数の人が死ぬということだ。今でこそ60歳なんてまだま

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時間欲にはキリがない。

「あぁ忙しい」「時間があったらアレができるのに」「休みが欲しい」そんなセリフを一度も口にしたことがない人はたぶんいないと思う。人は、時間さえあれば万事解決するような錯覚を覚え、いざ時間を得ればYouTubeで時間を浪費する。そして次の日には「時間がない」とのたまうのだ。それは僕も同じ。

「育休さえ取れば何でもできる」そんな風に考えていた。だが、実際は毎日「時間がない」という焦燥感に追われている。

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年収はコスパが悪い。

幸福度は年収400万円くらいから上昇が緩やかになり、800万円以上は、いくら稼いでもほぼ変化が見られないと聞く。つまり、時間を費用、幸福度を効果として考えたとき、既に年収400万円を超えている人が年収を上げるための行動をとるのは、極めてコストパフォーマンスが悪いと言える。結果的に上がるならいいものの、それを目的にしてしまうのは、愚行と考えて間違いなさそうだ。

確かに、僕がビルゲイツと同じだけ稼ぐ

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人生に迷ってきたので、ハトに餌をやるおっちゃんについて考える。

「ハトに餌をやらないでください」

錆び付いて誰も見なくなった公園の看板が伝えるルールを知ってか知らずか、おっちゃんは餌をやる。

なぜだろう。餌をやったところで、おっちゃんには何のメリットもないように見える。むしろデメリットの方が大きい。ルール違反を咎められる恐れもあるし、餌代も失う。餌代を数本分のタバコに変えることもできたはずなのに。確かに大したデメリットではないかもしれないが、得られるメリッ

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パチンコで勝ったとき、人に喜んで飯を奢る。それが、ゆたかさだと思う。

パチンコで勝ったとき、人に喜んで飯を奢る。それが、ゆたかさだと思う。

僕はパチンコはやらないが、パチンコ好きの知人・友人は何人かいる。大抵「金さえあれば…」「とにかく金がほしい」と口にしながら、還元率へと収束させ、資産を垂れ流している。そして、たまに勝っては喜ぶ。「トータルで見れば勝っている」と、みな口を揃える。

このとき僕には不思議に思うことがある。パチンコに勝ったとき、パチンコ好きは、なぜか周囲に飯を奢るのだ。あれだけ執着し、時間を費やして得たお金を、いとも簡

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地球温暖化を願う自分に、気付いてしまった。

僕は英語が読めない。統計データの束に目を通すだけの忍耐力も余裕もない。したがって学術論文なんて読むことはほとんどない。僕が触れる情報の大半は、二次、三次、あるいはもっと人の手を介し、都合の良い切り取りやねじ曲げを経てきたものだ。では、なにを基準に、科学的な情報と、フェイクニュースを選り分けるのか? 僕の場合は、お気に入りの科学者や作家、実業家の発言であれば、なんのチェックもなく「科学的」のラベルを

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2ヶ月ぶりに出社して、集中力とマリオカートについて考えた。

昨日は勉強をサボった。オフィスに歩いていくだけで、クタクタになったからだ。息子を抱っこし続けていて、体重も体脂肪も変化しなかったので、体力は衰えていないだろうと見積もっていたが、甘かったらしい。

さて、オフィスに到着して、「育休どうや?」みたいな話を何度かした。ああだこうだと話した。仕事をした。また話しかけられて、ああだこうだと話して、仕事をした。そして、話して、固定電話がなり、仕事をして、

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文章を書くことについて、多くの人が勘違いしていること。

人に誇れることがあるとすれば、筆の速さくらいだ。テーマがあれば、すぐにアプローチ方法を決めて、文章化できる自信はある。それなりに伝わる文章も書けると思う。なぜなら、文章を書く仕事をしているため、大量に訓練してきたからだ。
(予防線を貼るが、勉強記録のnoteは備忘録なので、伝える気はない。悪しからず。)

仕事をする中で、頻繁に質問されることがある。「よく、そんなに文章が思いつきますね。」と。

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