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ひとりよがりエッセイ

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ひとりよがりな話をしています。
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#エッセイ

買わないと後悔するセンサー

買わないと後悔するセンサー

「買わないと絶対後悔するセンサー」が働くことがある。
大概の物欲は2、3日もすると落ち着くが、このセンサーに引っかかったものは買わないと後悔する。ヘタすると年単位で引きずる。

その年単位で後悔したもののひとつが、Suicaペンギンと鳥獣戯画がコラボした御朱印帳である。ずっと心に引っかかっている。
このペンギン×鳥獣戯画コラボの商品はどれもこれもかわいいのだが、どこで使うか? 具体的な想像ができな

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クモにはたらく第六感

クモにはたらく第六感

アラクノフォビア、即ちクモ恐怖症である私には第六感がある。たぶん。
それも「クモを感知する第六感」である。
精度は100%ではないが、過去に何度か「第六感」としか説明できない場面があった。

つい先日のことだ。
退社時に何らかの気配を感じて天井を見上げると、1.5cmほどのクモがいた。つい避けながら退社したが、クモはじっとしており、無害であった。

また、ある時は葬儀場にて。
トイレへ行って、なぜ

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本は題名が9割

本は題名が9割

『心配事の9割は起こらない』
なんて簡潔で分かりやすいタイトルなのだろう。

私は心配性である。
旅行のときは余分に着替えを持っていくし、
駅のホームでも(いま誰かがぶつかってきたら線路に落ちてしまうかもしれない……)などと考えたりする。
しなくていい心配をし、余計に備えてしまいがちだ。

だが心配しすぎるのも疲れる。
疲れたときにこの本の題名を思い出すと少し落ち着く。

『心配事の9割は起こらな

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“アレ”が食べたい欲

“アレ”が食べたい欲

ときたまアレが食べたい、という欲求にかられる。

アレとは具体的にマルチャンのワンタンしょうゆのこともあるし、単なる食材で肉や玉ねぎのこともある。
特定の食材が食べたいときは、たぶん体がその栄養素を求めている。近頃は玉ねぎがひたすら食べたくなり、帰宅後に玉ねぎを調理する生活を続けていたら肩こりが少し楽になった。玉ねぎパワーで血行が良くなったのだと思う。
舌が、いま必要な栄養素を含まれた食材を求めて

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ゴッドプレスユー

ゴッドプレスユー

空のペットボトルはラベルを剥がし、洗って、潰す。この、潰す工程が妙に好きである。

普段ならモノを大切にする、というのが道徳的正解だ。私は基本的に物持ちがいいので、以前のスマホはガタガタになるまで5年ほど使い倒したし、小学生の頃から使っている文房具もいくつかある。モノは大事に使う方だと思う。

しかしペットボトルは潰してリサイクルに出すのが望ましい。潰してかさを減らし、一度に多くの量を運べるように

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動画が性に合わない

動画が性に合わない

動画を見ることが基本的に好きではない。
ご飯を食べながらテレビやYou Tubeを見ることはある。小さい頃から親がそうしてきた影響だろう。それ以外では積極的に動画を見ない。

You Tubeだのアマプラだの、動画が席巻する時代になぜこうなのか。
答えは動画の楽しみ方が、受動的であることにある。動画は受け取るだけで、こちらが能動的に動くことがない。

私の他の趣味では、例えばゲームなら自分が動かさ

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読書は共感という治療

読書は共感という治療

名刺代わりの10冊は選ぶのが難しかった。またやったらきっとラインナップは変わる。
今まで読んだ作品から選ぶと咄嗟に『星を継ぐもの』と『ぼくのメジャースプーン』が浮かぶ。好きな作品は沢山あるが、このあとを選出するのが難しい。なにがしかの影響を受けた作品を中心に選んだ。

読書家かどうかを読む冊数で定義するなら、私は読書家ではない。
物語を楽しむ手段は本以外にも口伝や漫画、ゲーム、映画、舞台と多種多様

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赤いスイートピーマン

赤いスイートピーマン

以前、農協で買ったピーマンが2日後には赤くなり始めた。ツイッターで「赤くなるのは熟してる証拠、緑のものより甘みが強くて美味しい」と聞いていたのでそのまま肉詰めにしたら、たしかに甘かった。
また、他のピーマンからは生きた芋虫が出てきた。虫もろとも真っ二つにならなくて良かった。しかし、スーパーで買ったときに生きた虫がついてきた試しがない。葉野菜に死んだ虫がくっついていたことはあるが、生きた虫は初めてで

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認めたくないけど、私は繊細さん

認めたくないけど、私は繊細さん

私はHSP気質であることを自覚している。いわゆる「繊細さん」というやつだ。
ただ人にはこのことをあまり言わないし、言う気もない。繊細であることが悪い事のように感じてきたからだ。

たぶん、悪い事だと感じる理由の一つに、繊細チンピラという造語がある。小野ほりでいさんが作った比較的新しい造語だ。(調べたら10年ほど前の言葉だった)

記事が出た当初はなかなか話題になっていたと記憶している。私も当時は、

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呪いをかけられて

呪いをかけられて

「お前、そんなことも知らないのか」

父親から、からかい混じりに言われ続けた言葉である。いつからだったろうか。
小学生の頃までは、「○○って何?」と聞けば色々なことを教えてくれる父であったが、徐々に先のセリフを言われることが増えていった。
"そんなこと"の内容は様々であったが、歴史の話が特に多かったと記憶している。私は今でも歴史に関してあやふやな部分が多い。自分の経験さえいつのことだか忘れがちなの

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善意は我が為に

善意は我が為に

電車で席を譲った。ただそれだけのことで嬉しくなるものだ。
席を譲る=お年寄り、と昔はイメージしていたが、今回譲ったのは小さな子連れの親だった。子供が「座りたい〜」と駄々をこねているだけなら譲らなかったが、親が大変そうで気になった。寝る子を抱えて大荷物だった。親目線を考えるようになり、大人になったと思うものである。私は親でも既婚者でもないが、周りが親になっていくと視点が変わっていく。

で、席を譲る

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創作意欲はどこからくるの

いちおうインターネットラクガキマンである。絵を、描いたりしない人よりは描いてきた。その程度である。
ネットには出さず描いたりしていることもあるが(ただのラクガキマンという方が正しい)、圧倒的に物量が少ない。毎日のように作品を作ったり発表している人はすごいなぁと感心しきりである。

小学生の頃なんかは休み時間のたびに自由帳を開く子供だった。ノートの端っこにもラクガキしていたし、少なくとも今よりは描い

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体型とメンタルの関係

体型とメンタルの関係

社会人になってから体重が減った。
減ってからの数年でわかったことのひとつが、減る前のほうがメンタルが安定していたな、ということだ。BMIも重さも標準値の中で行き来しているが、5kgほど上下していると体感では違う。

とくに違いを実感するのは空腹のときだ。
以前は「まぁ一食抜いても死なんし、多少痩せるじゃろ」程度で気楽にどっしり構えていたのが、
痩せてからは「いや一食も抜いてられんわ、メシ食わせろや

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【エッセイ】言葉の奥行き

【エッセイ】言葉の奥行き

ドレミファソラシド、最初と最後のドの音は違う音だ。このドからドまでの長さが1オクターブ。
声域が4オクターブある人と、2オクターブの人では、同じ曲を歌っても声の奥行きが違うらしい。

書くことも同じことで、いかに思考を言葉にする訓練をしているか、普段どんな思索をしているか、それによって言葉の奥行きが違ってくる。
表現することはその人の心を丸裸にするようなものだ。だから作品を世に出すのは恥ずかしいし

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