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ゆとりをつくる「あき」 その2
ビジネススーツを仕事着にしていたころ、ジャケットを脱ぎ着するのは小さなストレスでした。コンパクトな肩まわり、タイトなシルエットが流行りだったこともあり、するっと着ることができず、自分の長い腕と大きな肩をひねりながら押し込んでいました。テレビで見るような颯爽としたキャリアウーマンには程遠い、モタモタとした現実です(笑)
今回は「みんなに優しい介護服」から、ジャケットを脱ぎ着しやすくする工夫を紹
ゆる〜り、ゆるりと過ごすシャツ
あまりの暑さが続き、疲れがたまってくる8月。ようやく訪れた休暇では、こころもからだも、ゆるりとほぐしたいですね。
シンプルなシルエット。風がとおりぬけるゆとり。かぶりで着られる気軽さ。着崩れしない適度な首回りのあき。アイロンもしなくていい。とにかく、ゆる〜り、ゆるりと過ごせるよう、ノンストレスなシャツを目指しました。
水にうかんだ波紋をイメージして、レースを縫いつけました。でも何にも飾らない、
ゆとりをつくる「あき」
アニメONEPIECEに体が自由に伸び縮みする「ゴムゴムの実」というのがでてきます。人間の体がゴムのように柔らかかったり、伸び縮みできたなら、ぴったりとした服も、硬いコスチュームも、するっと着られるに違いありません。しかし、私たちの世界にはゴムゴムの実はなく、人間の体が動く範囲には限りがあります。
そこで、洋服のほうに、人の動きについてゆく自由度を持たせることが必要になってきます。「寸法を大き
自分の生活や家族を守るのだって、簡単なことじゃない。だけど、自分ではコントロールできないことで苦境に立たされているひとが、そばにたくさんいる。
私の社会貢献は「ひとつき、いちにちぶん。」
収入があるときは、いちにちぶんのお給料を。
時間があるときは、いちにちぶんのボランティアを。
番外編 リバーシブルスカート
「はじめに」でご紹介した、洋服の表も裏も楽しむ叔母のための「リバーシブルスカート」を新調しました。暑くなってきたので。
ひとつめは、二重仕立てのリバーシブルスカート。完全な袋状なので、縫い代は見えません。
(表1)
(表2)
ふたつめは、ニット生地を一重で。脇の縫い代は折伏せに、ウェストと裾は三つ折りで仕上げました。凸凹した織りのおかげで、三つ折りも目立ちにくいのです。
(表1)
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