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バツイチ女がマッチングアプリで2000いいねを獲得するまでの話.28
大手企業務めで年収1000万、身長180cm以上でガッチリ体型の高学歴イケメン、実家は関東圏で両親とは関係良好な顔濃いめの同世代。
自分なりの攻略法を駆使して再度登録し、モリモリの設定で殿方を検索する。
どんなにモリモリの設定にしようとも、ある一定数の男が出てくることは知っていた。
いいね!数も狙い通りどんどん伸びていく。
開始1時間も経たないうちに200いいね!は集まっていたと思う。
しかし
バツイチ女がマッチングアプリで2000いいねを獲得するまでの話.27
はい次、はい次、とめげずにやってきたアプリ婚活。
数少ない唯一の友達にも呆れられ、音信不通になってしまったことにショックを受け、すっかりやる気をなくしていた数ヶ月。
欲にまみれた思いを断ち切ろうと、すべてアプリを削除して、修行僧のような生活を送っていた。
しかしどうだろう、アプリにでも頼らないと男と接する機会など無かったと改めて気付く。
異性、と意識できるような殿方と。
え?このまま一生独身?
バツイチ女がマッチングアプリで2000いいねを獲得するまでの話.26 ケント編完結〜まさぐる〜
その後、ケントとは何度かデートした。
彼の家に行ったり、うちに来たり。
料理にはそれなりに自信があったので手料理を食べさせたものの、大して響かなかったようだ。
彼の家で彼の友人とともに映画を見たときは映画見ながらまさぐられたり、局部を触るよう手を取られたりなんかしてたもんで、危うく乱交になるんじゃないかとヒヤヒヤした。
そういえば、わたしの職業を生かしたサービス(いやらしいものじゃないです)も提供
バツイチ女がマッチングアプリで2000いいねを獲得するまでの話.26 ケント編3〜朝チュン〜
わたしは筋金入りの怖がりなので、ホラーなんて大っ嫌いだ。
でも、殿方と家で見るホラーとなればそれはまた別の話で…
ここぞとばかりにケントにしがみついたりなんかしちゃって、怖いのか、怖くないのか、ワンチャンいい雰囲気になったりなんかしちゃったわけで…
次の瞬間、ケントがガバーっとわたしに覆い被さるッッッ
「んあーとってもかわいいよ、マコト…」
すごいイケメンなのに、相変わらずのアメリカのコメディ
バツイチ女がマッチングアプリで2000いいねを獲得するまでの話.25 ケント編2〜アメリカナイズ〜
「また…会えるかな」
と余韻を残しながら去っていったケント。
先日のデートの際にLINE交換をしたにも関わらず、その後連絡はない。
マッチングアプリのいいところでもあり、悪いところでもあるのはログイン状況が分かることだった。
完全にケントにお熱なわたしは、来る日も来る日もケントがいつアプリにログインしているのか追い続けた。
(好きな人からのメールが届かなくてセンター問い合わせし続ける感じというか
バツイチ女がマッチングアプリで2000いいねを獲得するまでの話.24 ケント編1〜運命の出会い?〜
待ち合わせは20時。
夏の暑い日だったので、日中に汗をかくことを想定してケントとのデート用に服をもう1着用意したらえらい大荷物になった。
すごい恥ずかしい感じになったんだけど、仕方があるまい。
ワクワクドキドキソワソワ。
イワシやハゼ、シシャモとか二束三文レベルの魚(男)ばかり釣ってきたわたしにとって(すごい失礼だな)、初めて鯛がかかったようなものだった。
ビオレサラサラパウダーシートで全身くま