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おきにいりの本棚

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尊敬するnoterさんの、好きすぎて何度も読みたい!!noteたちです。
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2024年5月の記事一覧

こころの声について。

こころの声について。

先日、ひさしぶりに
こころが大きく揺らぐ
出来事がありました。

たいせつなことをわすれないために、
言葉にしてみます。

✎ 𓈒𓂂𓏸

わたしは、よく
じぶんは何のために
この世界に生まれてきたのかな、
ということを考えるんですね。

人生の目的、というよりは
魂の目的、といったほうが
よいでしょうか。

あたまで考えても
分かるはずはないのですが、
じぶんなりの答えを出すとしたら。

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空にむかって

空にむかって

今年初めて挑戦中のそら豆の畝

小さく吹いた若芽の姿で冬を越し

春陽を浴びて葉を茂らせて

花を咲かせてつけた実は

空を見上げて立ち上がり

ゆっくりじっくり太くなる

収穫まではあと少し

さて、どうやって食そうかと

初夏の味わいを夢想する朝の吾畠

生まれたての紋白蝶

生まれたての紋白蝶

夜半の雨にたっぷりと潤った朝野良の吾畠

生き生きと葉を広げる野菜たち破顔する

ひときわ大きなズッキーニの葉陰に

生まれたての紋白蝶

身じろぎもせずに一心にぶら下がり

まだ傷ひとつない純白の翅の隅々まで

いのちを継なぐエナジーを宿らせる

目を凝らさずともそこにある

震えるほどに美しい

小さな生命の序章

大蒜の収穫

大蒜の収穫

もう少し待とうかとも思ったけど

ぐずつくらしい天気の予報に促され

大蒜たちを掘り起こす

残暑の頃に植え付けた一片は

秋冬春と時を溜めて

六片の塊になって帰ってくる

病気にも気まぐれな天気にも

虫の悪戯にも負けず

今年も無事立派な姿で

収穫の時を迎えたきみたちに

感謝感激 拍手喝采

季節の便り

季節の便り

庭に訪れる小鳥たちの落とし文

そこに混じったいくつもの紫が

桑の季節がきましたよと知らせてくれた

それでは早速と畦道の先

世話人知らずの老いた木を訪ねれば

艶やかな緑の葉陰に連なる粒房

軽く触れるだけで落下する

完熟の濃紫だけを選りすぐり

感謝を込めておすそ分け

今年も巡ってきた実りの季節と

それを知らせる小鳥たちの落とし文

ただそれだけの繰り返しこそ

かけがえのない繰り返

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頑張ったんだよ。報われたいよ。

頑張ったんだよ。報われたいよ。

3月22日に有料の小説を投稿してnoteに復帰しました。

4月26日に「目標は5月末までに15人に購入してもらうこと」と投稿しました。

そしてそれからおよそ1ヶ月。

頑張りました。

頑張り方が間違っていると言われるかもしれません。
小説を購入してもらうことに直結はしないかもしれません。
それでも、自分なりに、頑張りました。

ゴールデンウィーク明けからは毎日投稿を心がけました。

初山別の

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誰かいる場所

誰かいる場所

「芋の子を洗うよう」と言ったら失礼かもしれないが、
実際に目の前に広がっている光景はまさにそんな感じだった。
そう広くもない中学校の図書室に沢山の生徒たち。
見慣れたその光景は、
私が想像していた
「一般的な図書室」とはちょっと違うものだった。

図書室。
それは、
人が本を求めてやってきて、
読んだり借りたり調べたりする場所。

しかし、本とはまったく関係なしにやってくる人もいる。
半分くらいは

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明日の文フリ、

ウミネコブースでは、
「ウミネコ童話集(一)」を3冊以上ご購入の方先着5名様にMarmaladeさん特製のうさぎさんを🎁!

「KUNIBIKI」購入の方には、NNさん特製の「100円バックくじ」をお引き頂けます!

た-20ブースでお待ちしております!

餃子は皮から作るの一択

餃子は皮から作るの一択

餃子を皮から作るなんて発想は微塵もなかった。イメージはこんな感じ。

作っているのを見るのは楽しいが、自分で作るものではないと思っていた。餃子作りについて書いた記事にいただいたコメントがきっかけだった。

じゅんみはさんからこんなコメントをいただいた。簡単だし、包むのも楽チン、美味しい、楽しい‥‥ほんまかいな?

中力粉。
ある!
もう70%完成。

一緒にコネコネしてくれる人。
コネコネ好きな娘

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1日だけ、ブックカフェの店主になってみた

1日だけ、ブックカフェの店主になってみた

みなさん、こんにちは。
微熱です。

この度、東京で1日限りの出張カフェをしました。
1か月前に企画して、大慌てで場所を探し、みなさんに協力を仰いで・・・

さあ!やろう!
ということで5月6日にオープンしました。
そして、風のように片付けて去りました。

そのことについてしっかりレポートしていきます。
長くなりますが最後までお付き合いください!

いきなりですが。

どう?

すっごいおいしそう

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娘のおかげで人生初の寄贈式を経験させていただいた。

娘のおかげで人生初の寄贈式を経験させていただいた。

「私、市長さんにお手紙書くけれど、いいかな?」
と、娘が言ったのは去年の夏頃だったと思う。
どうした? どうした?  急にどうした?
娘がどうして市長さんに手紙を書きたくなったのか夫と二人で腰を据えて話を聞くことにしました。
(普通、市長にさんはつけませんが、さんをつけてお話をさせていただきますよ)
「母ちゃんの病気のことをもっと多くの方に知ってほしいから。市長さんに本とお手紙送るね」
としっかり

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ウミネコ童話集(一)感想文 ネタバレなし

ウミネコ童話集(一)感想文 ネタバレなし

ウミネコ童話集(一)感想文
書店で受け取った感想

2024.5.12 納品日と聞いたので、せっかちな私は家族総出で池袋へと繰り出し(徒歩圏内)、夕食を食べながらジュンク堂書店からの電話連絡を待っていた。18:00になっても連絡が無いので、1階サービスカウンターへ出向いて尋ねてみた。「入荷していないか、事務処理がまだ終わっていないのでお渡しできない状況」とのこと。
諦めてフランスパンを買って帰宅す

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【#創作大賞感想】「ナースの卯月に視えるもの」で蘇る感情の波が前向きな私を作る

【#創作大賞感想】「ナースの卯月に視えるもの」で蘇る感情の波が前向きな私を作る

長くなりますが「ナースの卯月に視えるもの」の感想に入る前に私の母についてお話をさせてください。

私の母は呑気で怖がりで自分ひとりではどこにも行けないほど方向音痴でした。家の近所でさえ道に迷うので妹と大笑いしてからかいました。母は「馬鹿にして!」と怒るのですが仕方ありません。だって、信じられない迷い方をするのですから。

激しい方向音痴のせいでしょうか、姉妹でからかいすぎたせいでしょうか。いくつも

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【#創作大賞2024】母について

【#創作大賞2024】母について

「ナースの卯月に視えるもの」があまりにも私の感情を揺さぶるので、昨日は真面目モード全開で感想を書いてしまいました。

しか~し、母の紹介を感動のままで終わらせていいのか、私は脱力系noterではなかったかと急に気になりだしました。

そこで私は妄想内に妹を出演させます。脱力系noterが真面目な記事だけでいいのかなんて電話してきたら妹が驚くと思ったからです。心の中の妹は、

さすが私の妹(私の勝手

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