2024年5月の記事一覧
67.お城と湖の見えるタワマンへ引っ越す
東京生まれ東京育ち、便利な生活に慣れた私に、イタリア旧市街での暮らしはやはりムリだったようです。
インターネットがつながらないのが最大の難点でした。
今度はふつうの現代的な暮らしができるところへ引っ越そうと家探しを始めたのですが……。
旧市街の火事旧市街の1400年前の家は、インターネットがつながらない以外にも問題がありました。
引っ越して最初の冬のある夜、小さな広場を挟んで目の前にある家が火事
66.1400年前の家に住んでみた!
ブラッチャーノ旧市街を中心に10軒以上の内覧を重ね4ヵ月ほど経ったある日、ついに運命の物件にめぐり合うことになります。
しかし、その家には暖房設備が暖炉しかなかったのです。
旧市街に住んでみたいせっかくイタリアにいるのだから、日本にはない古い石造りの家に住んでみたいと思っていました。
イタリアにはそうした家々のある旧市街と呼ばれるエリアがあります。
ブラッチャーノにもあって、そこは中世に起源をも
56.ブラッチャーノを日本人に知ってもらいたい!
住むようになって半年も経つと、ブラッチャーノは観光資源が豊富で歴史的にも面白いところだと知るようになります。
なんせ引っ越してきたときは、湖があることぐらいしか知りませんでしたから。
ブラッチャーノはこんなところたぶんnoteでいま私の移住話を読んでくださっている方も「ブラッチャーノ」という地名を聞いたのは初めてという方がほとんどと思います。
私もまったく知りませんでした。
中世のお城と湖のある
63.女子おひとりさまのイタリア旅をサポートしたい
若いころは友だちと一緒に旅行をしていましたが、30歳を過ぎるとそれぞれ事情も変わって来るし仕事の休みを合わせるのも大変だしで、一人旅が多くなってきました。
そんな女性は私だけではないはずです。
ひとり部屋追加料金がイヤだったひとりで海外旅行の団体ツアーに申し込もうとすると、ひとり部屋追加料金というのがあり、それがとてもイヤでした。
お手頃価格なツアー案内パンフレットでも内容をよくよく確認すると、
61.農園マンマとタクシー運転手との出会い
はじめての一時帰国から戻り、お見合い相手に断りの連絡を入れ配偶者ビザへの退路を断ったとたん、ブラッチャーノ観光の問い合わせが入りはじめました。
しかし、外国人の私がひとりでできることは限られています。
地元の人からずいぶん助けられました。
湖畔で知り合った農園マンマブラッチャーノ市では、いまだに観光にそんなに力を入れていません。
湖という自然の恵みと、中世に建てられたお城という過去の遺産、この2