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ウルルとアボリジニ #01 アリススプリングス編
(2017-11)
子供の頃、時が経つのも忘れるほど没頭した小説がありました。
すっかり日も暮れた2階の小部屋で1人、電気もつけず、微動だにせず、物語の世界から全く戻ってこようとしない私。それを見兼ねた母は「やけん晩ごはん」と一言、部屋の電気だけを点けて、また階段を下っていきます。
私が夢中になったのは朔太郎とアキの純愛物語。
しかしまだ愛も恋も分からぬ私が思いを馳せていたのは、オーストラリア
ウズベキスタンの年越し#02
午前10:00。
ホテルでルスタンの迎えを待ちます。
少し硬めのソファに座って窓の外を眺めていると、ホテルマンのジャモルが少しはにかみながら自慢のカプチーノをサービスしてくれました。
昨晩、私のサマルカンド行きの鉄道予約を手伝ってくれたジャモル。見慣れないキリル文字の並ぶ予約サイトに苦戦していた私を、彼は快くサポートし、チケットの手配までしてくれました。
そしてその後も、彼はやや興奮気味に、夜更
noteはじめました!
文章を書く練習をしたくて、
noteを書いてみることにしました!
元々、文章を書いたり何かを纏めたりすることは好きですが、プライベートな出来事を記録していくのはどうも苦手。
考えすぎてしまう性格のせいか、日記や旅行記をつける行為によって、私が毎分毎秒感じている複雑な感覚や絶えず浮かび上がっている考え達が、誰かの目を気にした陳腐な文章の中に閉じ込められてしまう気がして怖いのです。
しかしだからと