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2023年3月の記事一覧

道東の美術館・博物館27か所行ってみた(十勝・釧路根室・オホーツク)

道東の美術館・博物館27か所行ってみた(十勝・釧路根室・オホーツク)

美術館や博物館を巡るのが好きだ。
学生時代を過ごした東京には回り切れないほど美術館がたくさんあって、世界中の古いものから新しいものまで、なんでも見ることができた。芸術・文化が集まっていることは、なんなら京都から上京した理由のひとつでもあった(今になると、京都こそいろいろあるよ!と言いたいが)。
社会人になって東京から札幌へ転勤し、2年前からは帯広へ。道東といえば、都会とは真逆の“大自然”が広がる土

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地元の水族館が閉館するので久々に行ってみたら、想像よりガチだった話

地元の水族館が閉館するので久々に行ってみたら、想像よりガチだった話

 僕の地元には、水族館がある。

 幼い頃に家族に連れられて行った思い出はあるが、正直なところよくある田舎の水族館だと思っていた。

 そんな水族館が今月末で閉館することになったので、小学生の頃ぶりに行ってみることにした。
 ところが、こうして大人になってから行ってみると、これがだいぶ「本気」めの水族館だったことに気付いたのだ。

海洋大学が直々に経営する水族館

 水族館の正確な名前は、「東海大

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【いまどきの世界史教科書?】増えた用語 消えた用語

【いまどきの世界史教科書?】増えた用語 消えた用語

3月も残りわずかとなりましたが、新年度の授業準備をあれこれとしています。

あたらしい教科書が届くと、前の版との違いをなんとなく確認するのが習わし。とくに今回は新しく設定された「世界史探究」という科目があるため、わけがちがいます。気合を入れて異同をチェックしてみると、これが結構変わっている。

たとえば、

といった具合です。

今回は索引をベースにし、山川出版社の『詳説世界史B』の最新の版と『詳

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【日本アカデミー賞最多8部門で最優秀賞🎉】 平野啓一郎×石川慶監督─『ある男』をめぐる対談を特別公開 【原作小説の試し読みも】

【日本アカデミー賞最多8部門で最優秀賞🎉】 平野啓一郎×石川慶監督─『ある男』をめぐる対談を特別公開 【原作小説の試し読みも】

平野啓一郎の長篇を原作とする映画『ある男』が、第46回日本アカデミー賞で作品賞含む8部門で最優秀賞を受賞しました🎉

この快挙を記念して、平野啓一郎と石川慶監督による対談を特別公開いたします!

妻夫木聡さんを主役にキャスティングした理由や、「柄本明さんの演技が凄すぎて演出を変更した」という撮影の裏話も…。小説と映画の表現の違いについても着目しながら、『ある男』について語り合いました。

※この

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センチメンタルですがなにか~大杉栄の監獄体験――「サボる哲学 リターンズ!」#1 栗原康

センチメンタルですがなにか~大杉栄の監獄体験――「サボる哲学 リターンズ!」#1 栗原康

我々はなぜ心身を消耗させながら、やりたくない仕事、クソどうでもいい仕事をし、生きるためのカネを稼ぐのか? 当たり前だと思わされてきた労働の未来から、どうすれば身体をズラせるか? 気鋭のアナキスト文人・栗原康さんの『サボる哲学』(NHK出版新書)がWEB連載としてカムバック。万国の大人たちよ、駄々をこねろ!

社会の歯車から解放されました

 こんにちは。ごぶさたしております。みなさま、お元気でしょ

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