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グラフィックデザイナーのたわごと

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日々の気づきをつれづれに書いてます。リアルな知り合いがいない場で書いているので、少々批判的で自由に書いてます。
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2020年2月の記事一覧

嫌いな人のSNSを見てしまう症候群

嫌いな人のSNSを見てしまう症候群

嫌いな人の行動を追うのは精神衛生上良くなさそうではあるけれど、大したこと無い人だと思っているはずなのに、何だか気になって見てしまったりします。そんな行動を少し客観的に分析してみました。

・意外と役立つ情報も書いてるから
・自分のことが悪く書かれていないか
・危険なものを避ける意味で見ておく
・上手く行っていないことで安心する
・悪い例も知っている必要がある
・そうならないように見ておく
・自分は

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自己啓発本やマーケティング本にハマっていた時期もあった

自己啓発本やマーケティング本にハマっていた時期もあった

本の整理をしていると、技術書のほかに、アイデアの作り方・発想法系の本がいくつも出てくる。

よっぽど困っていたんだろうなとも思う。実際、作る機会がたくさんあるのに自分の中のものを出し尽くしていて、無い中から絞り出して、なんとか作っていたと思う。

以前はそれはたくさん手に取ったと思われるメモやノートの取り方はさすがに今は出てこない。ビジネス書・自己啓発系もマーケティング本もいまは手元にない。

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価値あるモノと自分にしか価値のわからない宝物

価値あるモノと自分にしか価値のわからない宝物

デザイン・アート関係の本を整理していると、メルカリで2,000円〜8,000円くらいで売れる本がバラバラと出てくる。

ヤフオク時代は売るのに必要なステップが煩雑で、今では出品も発送も簡易化され、すごく手放し安くなった。

専門書っていうのは価値がある程度維持されているんだなぁと思って、少し安心する。画材も割とそうで、劣化していなければ結構いい値段で売れる。Amazon価格よりは少し下がる感じで。

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自分自身と出会った「あと」

自分自身と出会った「あと」

イヴ・サンローランの言葉に「人生で大切なことは自分自身と出会うこと」というのがある

自分の本当にやりたかったことを見つける、それはとても大切で忙しい毎日の中では見失いがちなこと

でも、見つかっただけで毎日幸せな自分がいるかというと、それだけでは長続きしない

はじめはデザイナーズハイみたいに幸せな状態かもしれないけど、続けてみると、それだけでは全然食べられないっていう事に、数ヶ月もすると気づく

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「買うこと」でしか問題解決できない日本人

「買うこと」でしか問題解決できない日本人

最近思うのは、問題の対処を「買うこと」でしか解決できなくなっている。

マスクの素材は菌を通さない目の詰まったものとか、細かいことを言えば、買ったものの方が精度がいいのかもしれない。でも無いなら、ガーゼとゴムで手作りできるはず。

本当に必要としている人に行き届かない可能性を考えたら、自覚症状も何も無い人は、自分で作った方がいい。

2019年秋の台風の時の、養生テープ問題で何がマズかったのか。

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お金を出せば幸せは買える。お金をもらう時に幸せか?

お金を出せば幸せは買える。お金をもらう時に幸せか?

結局これに尽きるなぁって思っています。

お金を使って海外旅行に行ったり、ショッピングをしたりすると幸せな気持ちになるのは、それはやりたかった事なのだから、確かにそうだと思う。

大事なのは、お金をもらう側の時に楽しいか。

楽しいや好きで稼ぐのには、それなりの努力と鍛錬が必要で、何を続けるかを選択して行かなくてはならない。

シニアが見せる価値

シニアが見せる価値

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーという長い長い名前のフランスの老舗化粧品ブランドがある。

店員さんが皆さんシニアで。店舗によってコンセプトが違うのかもしれませんが、代官山の路面店はそうでした。

「店員が全員シニアで、しかも肌が綺麗だったら、説得力あるよね」

ハッとする言葉だし、そうだなぁとも思った。

外資系の人材派遣会社で働く友人も、シニアの需要がある、とのこと。

中途採用担当者の

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「金メダルを目指す意味がわからない」

「金メダルを目指す意味がわからない」

武田双雲さんのアートの個展を観にいきました。トークとライブペイントがあり、そのときの言葉。

「金メダルを目指す意味がわからない」

私が以前から思っていたことでもあったので、とても腑に落ちた。

何かを成し遂げても、その幸福感を味わえるのは一瞬だけ

それより毎日楽しい方が良くない?という意味

「例えばお金持ちになりたいとか成功したいと思っていても、その瞬間ってわからないから、いつまで経っても

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ソール・ライター

ソール・ライター

写真は物の見方を教えてくれる

有名な人物の写真より雨粒に魅力や価値を感じる

一緒に仕事する人が自由にやらせてくれれば良い仕事ができるし、やらされれば悪いものができる

どんな写真を撮るか決めてから出かける人もいるが、私は事前に決めないで撮る

一見普通の写真に見えて、実は色々なことが映っている

深刻に考えていることは、大抵そんなに深刻じゃない

幸福よりもっと大事なこ

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東京の中心でキラキラしていなくてもいい

東京の中心でキラキラしていなくてもいい

千葉の片隅で自分らしくやっていればいいと最近ふと思った。

売れていない人ほど、まだまだ自分の理想の状態になっていないと追い込んでいる人ほど、SNSで充実している自分を出したがるのかもしれない。

1度主役気分というものを味わってみるのもいいかもしれないけど。

(投稿したらすぐ、いいね!がたくさんつくとか、名言が拡散されてバズるとか)

いいね逃げやフォロバ逃げもある。

(度々いいね!しに来て

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課題を課題のままやらない

課題を課題のままやらない

言われたことを言われたままやるのは新人時代まで、とは思っているものの、デザイン依頼や絵の課題では、忘れがちになってしまうもの。

トップ画は実際は、お菓子と背景用の柄つき紙ナプキンをセッティングして立体的に描くというもの。下は参考作品。

何か採点をするわけでもないので、自分で基礎はできていると思えば、背景も影も描かなくていいんですよね。陰(陰影のうちの物の陰側の方)は描きますが

例があると縛ら

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人がまとう負のオーラは見える

人がまとう負のオーラは見える

デッサンを始めてから、最近は特に、人の顔が毎日違って見えるようになった。

同じ人でも、幼い顔の日もあれば、男の人なのに女の子っぽい顔だなと思うような日もあり、疲れている日もあるし、穏やかだなと思う日もある。毎日のその人の状態がにじみ出ている。

特に20代の顔は本当によく変わると思う。急に大人っぽくなったりもする。

作り笑いのまま固まってしまう顔もあれば、

人に不信感を抱いたり、苦労して耐え

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デッサンとはデザインの基礎

デッサンとはデザインの基礎

デッサンとはデザインの基礎の基礎なのですが、それを知らずにデザイナーを目指す人は多い(私もその1人だった)。

独学でデザインしていると、必ずつまづく箇所が出てくる、知識や良いもの(良いデザイン)を観ているだけではカバーしきれないところ。

結局、色彩学やデザインの基本的な考え方を学んだだけでは足りず、美大受験に必要なデッサンや平面構成が必要ということになってくる。

まず、ここまで辿りつかずに何

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AIの方が優っていると思うことについて

AIの方が優っていると思うことについて

(2019.10の下書きより)

あの遠山正道さん創業のスープストック。コンセプトもスープもとても素晴らしいのだけど、店員さんの8割程度がバイトで、特にオフィス街系の店舗に行くと、そのいつも慣れない店員さんが残念な対応をしてくれる。

「持ち帰りで」→「店内でお過ごしですね」→「持ち帰りです」

「単品で」→「パンとご飯どちらになさいますか?」→「単品でって言いましたけど」

どの店舗でも、どの店

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