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「好き」のつまみぐいで生きていく #未来のためにできること
「大きくなったら服のデザイナーになりたい」
10歳の時に学校の宿題で書いた「将来の夢」がテーマの作文の冒頭文だ。
これに対して親が一言書き添えるところまでが宿題だったのだが、母のコメントは「夢を応援しているよ」といった内容だった。
時は20年余り過ぎ、30歳を過ぎた現在。
私は2回の転職を経て、しがない零細企業で事務員として働いている。
大人になり就職が現実味を帯びるとともに、母は公務員や大手企
ユーキジャンクッパが私の転職を引き留める
年明け早々職場で号泣してから、早3ヵ月近く経とうとしている。
こんな悪待遇の会社絶対に辞めてやる!
と当時は息巻いていたが、新年度を迎えた現在も相変わらず毎日のように上司に腹を立てながらもこの会社に居座っている。
この号泣した過程を知る友人から「まだ転職しないの?」と聞かれることがしばしばあるが、
30歳を過ぎ転職経験を重ねると転職なんてそんな簡単にできるものじゃないのよ…
と心の中でつっこみな
年収288万円正社員アラサーが職場で泣き崩れた日
※一部の職業に対してネガティブな心境を語っていますが、決してその職業を否定しているわけではありません。
単に私自身のキャリアプランに当てはまる職業ではないというだけの話なので、どうか気分を害さず…。
私は30歳独身女
年商が1億円・借金も1億円の赤字零細企業に勤めて一年余りになる、年収288万円の会社員だ。
何故こんなに借金が膨れ上がってしまったのかというと、
社長夫妻を始めとした凄まじい経費
単調な独り暮らしを少し愛せるようになった話
南東向きの窓から差す朝日で目が覚める。
渋々と布団から這い出し、マグカップに入れてチンした甘酒を飲む。
ちゃちゃっと身支度と洗濯を終える。
狭い玄関にごちゃごちゃと置いている靴を足でどけて踏み場を作り、家を出る。
昼、小さな事務所でカタカタとパソコンに向かう。悲しいかな零細企業、閑散期は多忙に追われることもなく、緩やかに時間が流れる。
定時で上がり、愛着はあるが少し住み飽きたこの街の夕暮れに漠