マガジンのカバー画像

【夢日記創作】朝起きたらアザラシになっていた【一話完結】

50
夢日記風の一話完結ストーリーです。 フランツ・カフカ『変身』パロディっぽい創作となっております。
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その24 名古屋散歩

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その24 名古屋散歩

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は、東京から名古屋市の公的機関に出向いて書類手続きをしていた。

お役所ならではの煩雑(はんざつ)な書類手続きの連続にうんざりする。

書類の2枚目と3枚目にもする捺印(なついん)が面倒だけれども必要なのでキレイに押す。

(・ω・っ)З(アザ

もっとみる
〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その23 思い出の料理

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その23 思い出の料理

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

しげさんの記事「母の手料理」と「ナポリタンの憂鬱」を読んで思う。

俺の親も仲が良くもなければ悪くもない。たまーに会うと手料理をいただくこともあった。シャバシャバのカレーと真逆の濃いカレーでうまい。

カレーに煮込む具もピンポン玉大の大きさで時間をかけて煮込む。

流石にそこ

もっとみる
〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その22 猫又襲来!

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その22 猫又襲来!

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシになっていた俺は、生活費を稼ぐために水木しげるプロダクションの事業ゴミを回収していた。

妖怪を扱う大手だけあって俺がやってきても気にしないでくれるのはありがたい。

俺をモデルに妖怪を書くというのでアニメ「けものフレンズ」を期待したら伝統的な妖怪「毛羽毛現

もっとみる
〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その21 伊豆の踊り(・ω・っ)З

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その21 伊豆の踊り(・ω・っ)З

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きたらアザラシなった俺は去年、韮山の反射炉と伊東の海岸に行ったときから伊豆が好きになった。

伊豆山中で生活されていらっしゃる、りあら@移住7年生!さん(以下「りあらさん」)のコミックをダウンロードし終えてから自転車で伊豆へ向かう。

東京から小田原を経由して海岸線を伝う

もっとみる
〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その20 無理やり「なろう系あるある」をねじ込む

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その20 無理やり「なろう系あるある」をねじ込む

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

はじめに朝起きたらアザラシになっていた俺はその生活をヒレでnoteに書いている。

先日、詢川 華子さんにコメント頂いたので(・ω・っ)З(アザラシ)な俺でもカッコつけてみたくなって。

(`・ω・´)シャキーンとやってみたけれど30秒後には、

力尽きていつもの俺に戻ってい

もっとみる
〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その19 旅に出る

〔小説〕朝起きたらアザラシになっていた その19 旅に出る

※この話はフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きると(・ω・っ)З(アザラシ)になった俺は生活費と旅費を得るためにコロナだけどもアプリから仕事を探す。

条件を見ているのだが。

〇〇な方歓迎に「ケモノな方歓迎」がない。困ったなあ。

自分らしい格好とあるが。あてはまるものがない、どうしよう。

せめて「体毛OK」「

もっとみる